出汁を取るひと手間でもっと美味しく!旨味が染み出す「厚揚げと大根の煮物」
- 公開:2019.6.16
- グルメ・食
家庭料理の定番といえる煮物。さらにおいしく作るには、削り節からしっかりと出汁をとるのがおすすめ。手間がかかりそう…と思うかもしれませんが、実はたった10分でおいしい出汁がとれるんです。今回は簡単な出汁のとり方と、それを活かした「厚揚げと大根の煮物」のレシピをご紹介します。
ブレンドの削り節を煮出せば、深みのある出汁がとれます
今回の出汁に使ってほしいのは、2種類以上の削り節を混ぜた混合削り節。コクのあるさばや上品な香りのむろあじなどが混ざっていて、味に深みが出ます。とくに、厚削りのタイプなら濃いめの出汁をとることができ、しっかりとした旨味のある煮物が簡単に作れますよ。
<材料>
- 混合厚削り21g
- 水700ml
<だし汁の取り方>
- 1鍋に水を入れて火にかけ、沸騰させます。
- 2混合厚削りを入れます。
- 3ていねいにアクを取りながら、中火で10分程度煮立てます。
- 4火を止め、ふきんなどを敷いたザルでこしたら、だし汁の完成です。
じわりと出汁が染み込んだ「厚揚げと大根の煮物」
じっくり取っただし汁を存分に味わうのにぴったりの煮物「厚揚げと大根の煮物」。厚揚げや大根・にんじんの芯まで味を染み込ませたら、やさしくも深い旨味が広がる一皿に。いんげんを添えて彩り豊かに仕上げましょう。
<材料>4人分
- 厚揚げ大1枚
- 大根1/5本
- にんじん1/3本
- いんげん4本
- だし汁600ml
- <A>
- うす口しょうゆ大さじ2
- 塩󠄀小さじ1/3
- 砂糖大さじ1/2
- みりん大さじ1
<作り方>
- 1厚揚げは熱湯をかけて油抜きし、8等分に切ります。
- 2大根は皮をむき、1.5cmほどの厚さのいちょう切りに。にんじんは1cmほどの厚さの半月切りにします。いんげんはヘタを取り除き、塩ゆでして1/3の長さに切っておきます。
- 3鍋に<A>と大根・にんじん・厚揚げを入れて火にかけ、煮立ったら弱火にして落し蓋をし、20~25分煮ます。
- 4大根とにんじんがやわらかくなったら火を止めて器に盛り、(1)のいんげんを添えて完成です。
こちらのだし汁には、ヤマキの「混合厚削り」がおすすめです。深いコクのある「さば節」と、甘みがある「うるめいわし煮干」のブレンドで、バランスのとれた味わいが特徴です。
ヤマキ󠄀の公式ホームページには、ほかにも削り節を使ったレシピがたくさん掲載されているので、ぜひご覧ください。
ヤマキ󠄀の公式ホームページには、ほかにも削り節を使ったレシピがたくさん掲載されているので、ぜひご覧ください。
photo / ヤマキ株式会社
ヤマキ株式会社