平日のご飯作りがラクになる。美味しくてヘルシーな作り置きおかずレシピ<5選>
- 公開:2021.7.4
- グルメ・食
毎日作らなくてはいけない夕食も、週末に作り置きしておけば平日の家事がグッと軽減できますよね。そこで、献立に迷ったり、あと一品何か欲しいときにも役立つ手軽で美味しい作り置きおかずレシピをご紹介します。身近なもので簡単に作れるので、さっそくトライしてみてはいかがでしょうか。
完成形を冷凍しておくだけの「マルゲリータトースト」
一般的に賞味期限が短めな食パン。冷凍しておけば必要なときに必要なだけ解凍して使用すればいいのでロスが減って安心。そこで、『リンネル特別編集 しあわせな朝ごはん』(宝島社)の本から、時間があるときに完成まで作って冷凍しておいて、食べるときに解凍するだけで美味しいレシピをご紹介します。
作り方
- 1ミニトマトは半分にカット。パンにケチャップを塗ります。
- 2ミニトマトやお好みの具材、ピザ用チーズを乗せて黒こしょうをふりかけたら完成。
- 3ここからは冷凍するときのコツをご紹介します。水分の多い野菜を乗せる場合は、塩もみをした後に水気をしっかり絞っておきましょう。焼く時間が短縮できます。
- 4ラップに付きやすい食材や調味料は小さく切ったオーブンシートをかぶせ、冷凍するときは1枚ずつラップに包んでフリーザー袋に入れて、空気を抜いてから冷凍庫へ。
食パンは薄切りすぎると水分が飛びやすくなるので5~6枚切りのものを選びましょう。ほかのパンで作ることもできます。バゲットはある程度厚めに、イングリッシュマフィンなら2枚にカットしておきましょう。パンにバターやケチャップ、マヨネーズを塗ると水分がしみ込みにくくなるのでおすすめですよ。
夏バテの食欲不振におすすめの「和ピクルス」
夏は暑さや湿気で食欲が低下気味になったりしませんか。そんなお悩み解消に一役買ってくれるのが、常備菜の定番でもあるピクルス。さっぱりとしたお酢の香りが食欲をそそる夏にぴったりの一品です。ここでは、シャキシャキとネバネバの2つの食感が楽しめる、みょうが・長いも・オクラを使った「和ピクルス」のレシピをお届け。
材料(2人分)
- みょうが2本
- 長いも80g
- オクラ4本
- お酢(酸味がマイルドな合わせ酢)100ml
- 鷹の爪1本
作り方
- 1みょうがは洗って2つに縦割り、長いもは短冊切りに。オクラはこすり合わせてうぶ毛を取り、半分にカット。
- 2密封容器に野菜と鷹の爪を入れ、お酢を注ぎ入れて冷蔵庫で寝かせます。漬け時間は1時間~半日ほどの間でお好みで調節してください。
冷蔵庫で寝かせる際に、チャック付き袋を使うと便利ですよ。
アレンジ自在で重宝する「鶏むね肉の塩こうじハム」
仕事終わりで疲れているときや買い物に行く時間がないときは、作り置きおかずが活躍してくれます。そこで、ここでは家事代行サービス「CaSy」のキャストさんに伺った「鶏むね肉の塩こうじハム」のレシピをご紹介します。
作り方
- 1皮付きの鶏むね肉をブツブツとフォークで刺します。
- 2(1)に塩こうじを塗りこみ、耐熱のビニール袋やジップロックに入れて弱火で3分茹で、粗熱が取れたら完成。容器に入れて保存してください。
そのまま食べても美味しいのですが、野菜の上に乗せてヘルシーサラダにしたり、表面だけををカリっと焼いて、タルタルソースをかけて食べるのもおすすめ。鶏むね肉は低カロリーで高たんぱくと非常にヘルシーなので、ダイエット中にもいいですね。
シャキシャキとした歯ごたえに箸がすすむ「もやしのナムル」
こちらも家事代行サービスCaSyのキャストさんから教えていただいた、簡単にできる野菜の作り置きレシピ「もやしのナムル」の作り方をご紹介します。週末などの時間に余裕があるときに作り置きして冷蔵庫に入れておけば、小腹が空いたときにもサッと食べることができて便利ですよ。
作り方
- 1まずは、野菜の色をよくするために軽くボイルしましょう。
- 2お湯から引きあげ、熱い状態の野菜に小さじ1の塩を振ってもみます。
- 3しばらくおいて熱が冷めたら、野菜を絞って水気を切りましょう。
- 4味見をしながら軽く塩を振り、味を調えます。保存することを考え、少し濃いかなと思う程度の味付けにするとよいでしょう。最後にごま油を加えたら完成です。
もやし以外でもこのレシピで美味しいナムルを作ることができます。もやしをはじめとした葉物野菜のナムルであれば、冷蔵庫で3~4日間は保存可能。人参など日持ちしやすい野菜を使ったものも1週間ほどで食べきることをおすすめします。
ご飯が無限に食べられる「旨辛にんにくみそ味玉」
最後にご紹介するのは、ご飯が止まらなくなる「旨辛にんにくみそ味玉」のレシピです。作り方はいたって簡単で、みそベースの漬けだれにゆで卵を入れて一晩おくだけ。自宅にあるものだけですぐに実践できるので、さっそく作ってみてはいかがでしょうか。
材料
- ゆで卵(半熟)5個
- 青ネギ(小口切り)適量(お好みで)
- <A>
- 水200ml
- みそ大さじ2
- 鶏ガラスープの素大さじ1
- ごま油大さじ1/2
- 醤油大さじ1/2
- おろしにんにく小さじ1/2
- 豆板醤小さじ1
作り方
- 1ゆで卵の殻をむきます。
- 2ポリ袋に<A>を入れてよく混ぜ、ゆで卵を加えて冷蔵庫に一晩おくだけ。
半分に切ってご飯のお供にしたり、ラーメンなどのトッピングとしても大活躍。パンチのある味でやみつきになること間違いなし。
「温めるだけ」・「乗せるだけ」のお役立ち作り置きレシピ
平日のご飯作りがラクになる、手軽で美味しく、健康的な作り置きおかずのレシピをご紹介しました。ご飯のお供やおつまみ、お弁当にも活躍するのでぜひ活用してくださいね。
参考書籍:『リンネル特別編集 しあわせな朝ごはん』
刊行:株式会社宝島社
定価:1,012円(税込)
レシピ提供:創味食品
レシピ提供:CaSyジャーナル
レシピ提供:ユーキャン 発酵ソムリエ講座