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お腹も心も満たされる。おいしくて栄養満点のお味噌汁を届ける専門店「MISOJYU」

慌ただしく過ごしているとき、ホッと落ち着ける食事はやっぱりお味噌汁とご飯の組み合わせ。そう思う方にぜひ足を運んでいただきたいのが、浅草にあるお味噌汁の専門店「MISOJYU(ミソジュウ)」です。味噌はもちろん、一つひとつの具にもこだわって丁寧に作られたお味噌汁が、体も心も温めてくれますよ。

お腹も心も満たされる。おいしくて栄養満点のお味噌汁を届ける専門店「MISOJYU」

日本のスーパーフードといえるお味噌汁の文化を発信

お味噌汁専門店「MISOJYU(ミソジュウ)」の外観

東京の浅草寺にほど近い、下町の活気溢れる通りの一角に、素朴ながらもおしゃれなカフェのような外観のお店があります。それが、お味噌汁とおにぎりなどを振舞ってくれる「MISOJYU(ミソジュウ)」です。

お味噌汁専門店「MISOJYU(ミソジュウ)」のお味噌汁を盛り付ける様子

このお店の総合ディレクターを務めるのは、ミュージシャンや編集者といった経歴をもつ写真家のエドワード・ヘイムズさん。世界中のさまざまなレストランなどを取材するうち、食への興味をもち、シェフとして働いた経験もあるそう。そんなエドワードさんが日本で特に注目していた料理がお味噌汁でした。
お味噌汁はアミノ酸やタンパク質などが豊富で栄養バランスに優れた、いわばスーパーフードのようなもの。余計なものを加えなくても、素材の美味しさが味わえる優れた料理と考えていたのです。

その考えに共感して一緒に動き出したのが、エドワードさんも一員として加わる「TEAM地球」。書道家の武田早雲さんが、日本の食文化を大切にしながら国内外に広く発信したいと結成したプロジェクトチームです。メンバー内で「発酵」の良さをもっと世に広めたいとの話が出たことも重なり、日本の観光地として国際的にも知られる浅草で、お味噌汁の文化を広めるお店を始めることになりました。

お味噌汁専門店「MISOJYU(ミソジュウ)」の店内写真

そうして2018年6月に開店したMISOJYU。お店の2階には、武田さんの躍動感あふれる書道の作品が並びます。そこで味わえるのは、オリジナルの特別なお味噌汁。ベースに厳選したかつお節や昆布からとった出汁と、独自にブレンドした味噌を使用。さらに有機野菜を中心とした材料をたっぷりと入れ、食事のメインとしても楽しめるボリュームにしてあります。定番の味にちょっと一工夫をしたレギュラーメニューから、大胆なアレンジを効かせたスペシャルメニューまで、どれも繰り返し味わいたくなるものばかり。

いつもと違う、こだわりの豆腐のお味噌汁

お味噌汁専門店「MISOJYU(ミソジュウ)」のおすすめメニュー、豆腐の味噌汁

レギュラーメニューでのおすすめは、「いつもと違ういつもの豆腐のおみそ汁」。正に定番といえる豆腐が入ったお味噌汁ですが、なにが「いつもと違う」のでしょうか?
まずは、主役の豆腐。東京の青梅市にある小さな豆腐店で、厳選された国産大豆を使用したもの。なめらかな口当たりで、大豆の豊かな風味があとを引きます。凝縮されたその大豆の旨味をより引き出すのは、鹿児島産の海の香りが詰まったあおさ海苔と、最後にほんの少し加えられる梅。シンプルなぶん、一つひとつの材料にこだわりバランスよく仕上げられた一杯なのです。

豚の角煮と野菜の旨味がとけこむ特別なお味噌汁

お味噌汁専門店「MISOJYU(ミソジュウ)」のおすすめメニュー、とん汁

スペシャルメニューからは、お店の1番人気という「ごろごろ野菜と角煮のすんごいとん汁」を。具の野菜はオーソドックスな大根やにんじん・ごぼうなどですが、大きめにカットされていて食べ応え十分。そこに、赤ワインとドライフルーツで煮込んだ豚の角煮が乗った、なんとも贅沢なとん汁です。

実際にいただいてみると、大きなお椀の中に思わず歓声を上げてしまうぐらいのたっぷりの具。特にたくさん入っていたごぼうは、大地の香りを感じさせるような深みのある味。ほろほろとくずれる柔らかな角煮も絶品です。赤味噌と白味噌を複数ブレンドしたという汁に、根菜とお肉の出汁が溶け込み、濃厚ながらもマイルドな味わい。お腹にじわりとしみて、満たされていくのを感じます。

ほかにも「豆乳とホタテのとろーり みそポタージュ」や「まるごとトマトとほろほろ牛スネの みそポトフ」と名前を聞くだけで美味しさが伝わるようなメニューもあるので、また次に訪れたときには別の味を楽しもうと決めました。

オリジナルのお米のおにぎりもさまざまな味を用意

お味噌汁専門店「MISOJYU(ミソジュウ)」のおすすめメニュー、おにぎり

お味噌汁と一緒に味わいたいのが、オリジナルブレンドの有機米で握られたおにぎり。鮭や梅のような定番から、玄米を使ったもの、チリソースを乗せたスパイシーツナなど多彩な味が楽しめます。最も人気なのは、写真の左端の「しお」。まわりにまぶされているのは、お茶の葉を抹茶にする前の碾茶(てんちゃ)。塩むすびでも塩味は控えめで、頬張るとほんのりお茶の香りとお米の甘味が口の中に広がる、ちょっと珍しいおにぎりです。

MISOJYUならではの味を楽しんで

お味噌汁専門店「MISOJYU(ミソジュウ)」のおすすめメニュー、粕汁

お味噌汁とおにぎりは単品でも注文できますが、セットにして頼むのがおすすめです。そうすると、お味噌汁とおにぎりのほかに煮卵とお新香、さらに豆腐や鶏肉の照り焼きなどのサイドメニューが2つもついてきますよ。

また、期間限定メニューが登場することも。12月末までは、「石狩風 鮭のスノーホワイト粕汁」が楽しめます。秋鮭や北海道産のコーン・かぶ・たまねぎなどをたっぷり入れた粕汁に、チーズ風味のふわふわとした泡が乗っていて、まるで雪景色のよう。セットにすれば、鮭おにぎりにいくらを散らした「こぼれいくらの親子おにぎり」がついてきます。今しか味わえない特別なメニューをお見逃しなく。

ちょっと疲れたな、体によいものが食べたいなと思ったときは、ぜひMISOJYUに行ってみてはいかがでしょうか?具だくさんのおいしいお味噌汁がきっと幸せな気分にしてくれますよ。

photo / MISOJYU,ゆりか

MISOJYU

東京都台東区浅草1-7-5

https://misojyu.jp/

この記事を書いた人

ゆりか 東京生まれ、静岡育ち、横浜在住。文章を書く仕事への夢を諦めきれず、商社勤務から転職しました。想いを込めて作られたものや長年受け継がれてきたものなどに心惹かれ...

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※掲載内容は記事公開時点のものです。最新情報は、各企業・店舗等へお問い合わせください。
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