肩こり、もう悩まない!原因も知って賢く解消。ヨガインストラクターの血行改善ストレッチ
- 公開:2024.4.29
- コスメ・ビューティー
つらい肩こり。今や国民病ともいわれており、長年悩んでいる人も多いのではないでしょうか。そこで、今回はヨガインストラクターの高橋かなこさんに、肩こりの原因とそのケア方法を伺いました。肩こりを放置していると、頭痛やめまいなどの症状につながる可能性もあります。まずは簡単なセルフケアから始めてみませんか?
慢性的な肩こりの原因は?
1.姿勢が悪い・長時間同じ姿勢で過ごす
2.運動不足や加齢による筋力の低下
3.ストレスをためやすい
実は病気が肩こりの原因になっている!?
今日からできる、肩こりに効くセルフケア
1.肩まわりのストレッチ
2. 両手を前へ伸ばしつつ、胸と脇を床に近づける。
3. 額もしくは顎を床につけて、3回程度呼吸をしながらキープする。
2.首のストレッチ
2. 左腕を後ろに回して、右ひじをつかむ。
3. 頭を右に倒して10秒キープする。(写真左)
4. 頭を斜め前に倒してさらに10秒キープする。(写真右)
5. 左右の腕を入れ替えて、反対側も行う。
肩こりには漢方薬も役立つ
肩こりの解消には、下記のような働きのある漢方薬を選びましょう。
・血流をよくして肩の筋肉をゆるめる
・肩の筋肉に栄養や酸素を届けて疲労を軽減する
・水分の循環をよくして老廃物や疲労物質を排出する
・からだを温めて筋肉をゆるめる
・自律神経のバランスを整え、ストレスが原因の肩こりを軽減する
肩こりが気になる方におすすめの漢方薬
肩こりや頭重を和らげ、足腰の冷え症も改善します。からだが疲れやすい人におすすめです。(※2)
・桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)
滞った血液のめぐりをよくすることで、肩こりや頭重に効果があります。比較的体力のある人に用いられます。(※3)
自分のからだにあっていない漢方薬を選んだり、間違った組み合わせで服用したりすると、効果が薄まったり副作用が生じたりする可能性が高まってしまいます。漢方薬を服用するときは、漢方薬に詳しい医師や薬剤師に相談して自分にあったものを選択しましょう。
肩こり解消は日々の意識から
参考文献
(※1)久留米大学医療センター「肩こりを訴える疾患と原因」
http://iryo.kurume-u.ac.jp/about/column/column09.html
(※2)くすりの適正使用協議会 くすりのしおり「ツムラ当帰芍薬散エキス顆粒(医療用)」
https://www.rad-ar.or.jp/siori/search/result?n=8228
(※3)くすりの適正使用協議会 くすりのしおり「ツムラ桂枝茯苓丸エキス顆粒(医療用)」
https://www.rad-ar.or.jp/siori/search/result?n=8232
photo / Shutterstock, unsplash, 高橋かなこ
プロフィール:
あんしん漢方
医師や薬剤師などの漢方に精通した医療チームが、個人に合った漢方薬を見立てるサービス。相談から注文までオンラインで完結し、スマホひとつで自宅までお届けします。AIを活用した個別相談サービスでは、今の状態に適した漢方薬を精度高く見極めることが可能です。「不調を根本から改善したい」「お手頃価格で健康になりたい」「自然由来でナチュラルに体質改善したい」と思っている方へ。あなたのつらい心とからだに、しっかり効く漢方薬を。
https://www.kamposupport.com/anshin1.0/lp/?tag=21233zc8shea0104
執筆者
高橋 かなこ(たかはし かなこ)
2021年よりRYT200(全米ヨガアライアンス認定)修了インストラクターとして幅広い年齢層へのクラスを開催。企業での事務経験から、デスクワークで疲れた部位や崩れた姿勢のためのレッスン組み立てを得意とする。
自身のダイエット成功経験を経て、美しい体を作るためには、食と思考が大切だと痛感。症状・体質に合ったパーソナルな漢方をスマホ一つで相談、症状緩和と根本改善を目指すオンラインAI漢方「あんしん漢方」などで、同じ悩みを持つ方に向け精力的に情報発信を行う。