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気泡がまるで銀河のように輝く。老舗和菓子店が常識を覆して生んだネオ和菓子「空ノムコウ」

気泡がまるで銀河のように輝く。老舗和菓子店が常識を覆して生んだネオ和菓子「空ノムコウ」

ときめくモノには理由がある。Sheage編集部が毎月、今心ときめくモノをpickup!今月は「透けて見えるアートな世界!キラキラ透明和菓子」をテーマに、透明な中にアートを感じる和菓子をセレクト。第二弾は、宇宙のような美しすぎる和菓子として話題!「乃し梅本舗 佐藤屋」の「空ノムコウ」をご紹介。

SNSが騒然!宝石にも劣らない美しさのネオ和菓子

気泡がまるで銀河のように輝く。老舗和菓子店が常識を覆して生んだネオ和菓子「空ノムコウ」photo:乃し梅本舗 佐藤屋

ガラス作品が並んでいるかのような写真ですが、実はこちらは和菓子。購入した方が写真付きでTwitterに投稿したところ、一躍話題となったネオ和菓子「空ノムコウ」です。今その投稿にはなんと34万もの「いいね!」が付いています。
「ギャラクシー和菓子」「宝石みたい」などとコメントが相次ぎ、販売する「乃し梅本舗 佐藤屋」には注文が殺到したそう。今も注文から発送までに1週間は要する人気商品です。Sheage編集部スタッフもInstagramで見かけて、こんな和菓子があるんだ…!と驚きました。

ガラス作品に感銘を受けて生まれた、気泡が輝く寒天菓子

気泡がまるで銀河のように輝く。老舗和菓子店が常識を覆して生んだネオ和菓子「空ノムコウ」photo:Sheage編集部

涼やかな透明の寒天の中に広がる群青色や紫色は、まるで宇宙や深海の一部を切り取ってきたかのよう。銀河のような輝きがなんとも神秘的です。
この細かな輝きは、和菓子の世界ではタブーとされている気泡をあえてたっぷり入れたものなのだそう。

八代目店主の佐藤慎太郎さんがこのお菓子を思いつくきっかけとなったのは、2013年頃に山形のガラス作家さんの合同展示会で2つの作品に出会ったことでした。森聖文さんによるガラスの中に宇宙を閉じ込めたような作品と、伊藤直仁さんの気泡とグラデーションが重なる作品に目を奪われ、こんな唯一無二の手仕事を自分もお菓子で実践できないかと思うようになったそうです。

気泡がまるで銀河のように輝く。老舗和菓子店が常識を覆して生んだネオ和菓子「空ノムコウ」photo:乃し梅本舗 佐藤屋

その後、構想はあるもののなかなか実現できる製法にたどりつけずにいましたが、2019年の夏にふと「こうしたらできるのでは?」とひらめいた方法がうまくいき、発想から6年後にようやく形になりました。

寒天のお菓子は、完全に透明で気泡のないものがよいとたくさんの職人から聞いていたという佐藤さん。それでも、「逆に入れてみたらどうなるんだろう?」と興味を持っていたことと、上記のガラス作品の美しさを作る要素が気泡だったことが、挑戦の後押しになったのです。

美しい二層と色の重なりは、温度を操る職人技の賜物

気泡がまるで銀河のように輝く。老舗和菓子店が常識を覆して生んだネオ和菓子「空ノムコウ」photo:乃し梅本舗 佐藤屋

気泡がたっぷりの透明の層と、青・紫をグラデーションにした層を重ねたお菓子。一体どうやって作られているのでしょう?

寒天を煮詰め、温度管理をしながらホイッパーで気泡を抱き込ませ、型に二層にして流し込むところまでで約1時間。それを一晩かけて冷やし固めたら、翌朝包丁で裁断し、包装して完成。一度に30本できる棹は、それぞれ色や気泡の入り方が少しずつ異なります。

透明の部分と青や紫の部分が混ざらずにきれいな二層を作ることができるのは、温度管理が大きなポイントなのだそう。

気泡がまるで銀河のように輝く。老舗和菓子店が常識を覆して生んだネオ和菓子「空ノムコウ」

「透明の層は気泡を入れつつ温度を下げていき、型に流したら、表面は膜が張る程度に固まり、それ以外はまだ液体のままという状態を見極めます。そこに、青と紫それぞれに染めた寒天を、完全には混ざりきらない絶妙な温度にしながら交互に流し込んでいくことで2つの層ができるのです」(佐藤さん)

気泡がまるで銀河のように輝く。老舗和菓子店が常識を覆して生んだネオ和菓子「空ノムコウ」photo:Sheage編集部

上下が直線で二分されるのではなく、透明の中に青と紫がゆらめいたようになっているのも、透明の部分が完全に固まる前に流し込むからできるもの。これも徹底した温度管理があるからこそ成せる業なのだとか。

ほんのり生姜が香る爽やかな味わいにも風情が

気泡がまるで銀河のように輝く。老舗和菓子店が常識を覆して生んだネオ和菓子「空ノムコウ」photo:Sheage編集部

カットされた姿も、本当にガラスのアート作品のよう。日が差し込む海の中から上を見上げたような、キラキラとした断面に思わず見とれてしまいます。

見た目から味を想像するのは難しいかもしれませんが、ふるふるとしたみずみずしい寒天は和菓子ならではの繊細でやさしい甘さ。ほんのり生姜の香りがする爽やかな味わいで、飲み物に紅茶を合わせるのもおすすめだそう。

気泡がまるで銀河のように輝く。老舗和菓子店が常識を覆して生んだネオ和菓子「空ノムコウ」photo:Sheage編集部

また、細かく切り分けてソーダに沈めると、こんな幻想的なドリンクができあがります。青や紫が透けて見え、炭酸の泡がきらめく様子に、深海のような神秘的な雰囲気を感じずにはいられません。グラスに浮遊する寒天を光にあててキラキラさせるのを永遠と楽しめます。
これをおもてなしの乾杯ドリンクに出したら喜ばれそう!

ちなみに空ノムコウという名前は、SMAPの名曲から。「あの頃の未来に 僕らは立っているのかな」という歌詞に、伝統の上に今の革新があるというお店の姿勢を重ねたそうです。
空ノムコウも見た目にインパクトがありますが、味はしっかりと和を重んじたもの。伝統を大切にした新しいお菓子なのです。

切り分けてみんなで楽しみたい棹菓子

気泡がまるで銀河のように輝く。老舗和菓子店が常識を覆して生んだネオ和菓子「空ノムコウ」photo:Sheage編集部

空ノムコウは、15×3.5×3.5cmの長方形の棹菓子。贈り物や茶事などに切り分けてみんなで楽しめる充分な量があります。
パッケージは商品名と円が描かれた懸け紙をした素朴な和紙のボックス。シンプルな分、中のお菓子のグラデーションが一層引き立ち驚きを与えてくれます。

空ノムコウ
1,296円(税込)

伝統を守りながらも、新しいことに挑戦する「乃し本舗 佐藤屋」

気泡がまるで銀河のように輝く。老舗和菓子店が常識を覆して生んだネオ和菓子「空ノムコウ」photo:乃し梅本舗 佐藤屋

乃し本舗 佐藤屋は、その名前にもあるとおり、山形の村山地方で生産される完熟梅を使った銘菓「乃し梅」で知られる和菓子店。文政4(1821年)年の創業以来、伝統を受け継いできた老舗ですが、八代目の佐藤さんが生み出す季節商菓子などは「和菓子をちょっと自由に」がモットー。「若い老舗」として伝統の技を今の感性で体現しようとチャレンジしており、今回の空ノムコウのような楽しい和菓子を人々に届けています。

山形市内に店舗があり、オンラインでのお取り寄せも可能。この夏、目上の方や親戚に間違いないお菓子を贈りたい方や、大切な家族や友人にサプライズ感のあるお菓子を贈りたいという方は、乃し梅本舗 佐藤屋で選んでみてはいかがでしょうか?


年間1000ブランド以上を取り上げるSheage編集部が毎月「心ときめくビジュアルのもの」を選ぶ「#Sheage編集部セレクション 」。
今月は「透けて見えるアートな世界!キラキラ透明和菓子」をテーマに、アートを感じる和菓子たちをセレクト。
次の記事も楽しみにしていてくださいね!

乃し梅本舗 佐藤屋

本店
山形県山形市十日町3-10-36
TEL:023-622-3108
営業時間:9:00~18:00
定休日:元旦

ほか山形市に4店舗

https://satoya-matsubei.com/

※掲載内容は記事公開時点のものです。最新情報は、各企業・店舗等へお問い合わせください。
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