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冷蔵保存で1週間もつ。炒めるだけの「鶏そぼろ」とすぐに作れる丼&麺のアレンジレシピ

外食が難しい日々が長引き、毎日の料理が億劫になっていませんか?そこできっと参考になるのが、人気の料理家・飛田和緒(ひだかずを)さんの新刊。ほんの少しの工夫で時間も食材も賢く使い、おいしい料理を作る方法を伝えています。今回は本の中から、ひき肉にできる工夫と、ランチなどに重宝するアレンジレシピをご紹介。

冷蔵保存で1週間もつ。炒めるだけの「鶏そぼろ」とすぐに作れる丼&麺のアレンジレシピ

飛田さんの長年の知恵が詰め込まれた一冊

冷蔵保存で1週間もつ。炒めるだけの「鶏そぼろ」とすぐに作れる丼&麺のアレンジレシピ

家で過ごす時間が長くなったここ1年ほど。当初は料理をがんばったものの、次第に味付けがマンネリ化したり、食材が使い切れないときがあったりと、悩みが出てきていませんか?そんなことの繰り返しもあって、料理自体が面倒になってしまっている方も多いと聞きます。
そこでおすすめしたいのが、『時間も食材も賢く使う 飛田さんの料理の工夫』(世界文化社)。素材の味を引き出すシンプルなレシピが人気の料理家・飛田和緒(ひだかずを)さんが、食材をおいしく食べきれるよう心がけてきたことをまとめた本です。

忙しく過ごしていると、短い時間で簡単に料理したいと思うもの。飛田さんはそれでも、ちょっとだけ手をかけることを提案しています。そうすれば無駄な調理や調味を減らせ、かえって時短になるためです。
この本で紹介されているのは、ひとつの食材をおいしく食べるための工夫。レシピの材料は少なめで工程も複雑ではないので、気負わずに取り入れて日々の料理に活かすことができます。

ここからは、「ひき肉」にできる工夫と、それを活かした簡単なレシピをご紹介します。

ストックしておけばさまざまなおかずに活躍。鶏ひき肉のそぼろ

冷蔵保存で1週間もつ。炒めるだけの「鶏そぼろ」とすぐに作れる丼&麺のアレンジレシピ

一人暮らしなどの場合、ひき肉はたくさんあっても使い切れないからとあまり手に取らない方もいるかもしれません。ですが、調味料と炒めてそぼろにしておけば、さまざまなおかずの素として日々アレンジすることができます。冷蔵で1週間、冷凍で2週間日持ちするので、多めに作ってストックするのもおすすめです。

冷蔵保存で1週間もつ。炒めるだけの「鶏そぼろ」とすぐに作れる丼&麺のアレンジレシピ

鶏そぼろの材料

  • 鶏ひき肉600g
  • しょうゆ大さじ3
  • <A>
  • しょうが(みじん切り)2かけ分
  • 1/4カップ
  • 砂糖大さじ2
  • 米酢大さじ1

作り方

  • 1深めのフライパンにひき肉とAを入れ、木べらで軽く混ぜて全体になじませて中火にかけます。
  • 2ほぐしながら炒め、火を通します。ここではマッシャーを使うとほぐしやすくなります。
  • 3ひき肉がポロポロになったら、しょうゆを加えて味をととのえ、汁気がほんの少し残るくらいで火を止めます。冷まして保存容器に入れて冷蔵または冷凍保存します。

これで2人分のアレンジ料理を3回できるぐらいの分量。ひき肉は豚肉や牛肉でもよく、みそやソースなどで好きな味付けをしても。

鶏そぼろのアレンジ1:三色丼

冷蔵保存で1週間もつ。炒めるだけの「鶏そぼろ」とすぐに作れる丼&麺のアレンジレシピ

鶏そぼろがあれば、卵や野菜と合わせるだけで三色丼に。テレワークの合間のお昼ご飯や夜食にもサッと用意できて便利です。明るい彩りを添える、ほんのり甘い「薄焼き卵」の作り方もご紹介します。

三色丼 材料(2人分)

  • 鶏そぼろ適量
  • 薄焼き卵(作り方下記参照)1枚
  • さやいんげん4~5本
  • ごはん茶碗2杯分

作り方

  • 1薄焼き卵を1枚は細く切ります。さやいんげんは熱湯でゆで、冷まして縦半分に切り、3~4cmの長さに切ります。
  • 2 器に温かいごはんを盛り、鶏そぼろ適量と(1)を乗せます。

青いものがなければ二色丼にしたり、刻みのりや紅しょうがを散らして彩りを添えても。

薄焼き卵 材料(12×18cmのもの4~5枚分)

  • 2個
  • 塩、砂糖各一つまみ
  • 米油小さじ1

作り方

  • 1卵に塩、砂糖を加え、白身をきるようにほぐします。
  • 2卵焼き器を熱して米油をなじませ、卵液の1/4~1/5の量を流し入れて広げます。卵が焼けて端がめくれてきたら返し、さっと焼きます(焼きすぎないこと)。底を上にしたざるの上に取り出し、冷まします。同様にして全部で4~5枚焼きます。

切らずに丸めてジッパー付き保存袋に入れて冷凍保存すれば、約1週間日持ちします。使うときは自然解凍してから切ってください。

鶏そぼろのアレンジ2:中華あえめん

冷蔵保存で1週間もつ。炒めるだけの「鶏そぼろ」とすぐに作れる丼&麺のアレンジレシピ

甘辛い鶏そぼろは中華にもぴったりです。中華風の香りが引き立つ「にらじょうゆ」も作ってストックしておけば、食べる前にもやしをレンジで加熱し、中華生めんをゆでれば準備完了。ごま油の香りが食欲をそそります。

中華あえめん 材料(2人分)

  • 鶏そぼろ適量
  • もやし1袋(200g)
  • 中華生めん2玉
  • にらじょうゆ(作り方下記参照)適量
  • ごま油小さじ2

作り方

  • 1もやし1袋はひげ根を取り、冷水につけて水気を切ります。耐熱の容器に入れてラップをし、電子レンジに5分かけます。
  • 2中華生めんは熱湯でゆで、冷水にとってよく洗い、水気を切って器に盛ります。鶏そぼろ適量と(1)をのせ、しょうゆとごま油をかけてあえます。

にらじょうゆ 材料(作りやすい分量)

  • にら(白い部分、粗みじん切り)1/2本
  • <A>
  • しょうが(みじん切り)1かけ分
  • しょうゆ大さじ5
  • 砂糖小さじ2
  • 大さじ1

作り方

  • 1にらは根元を1cm切り落とし、白い部分から小口切りにします。
  • 2保存容器に(1)と<A>を入れて混ぜ合わせ、1時間ほどおいて味をなじませます。
本には肉以外にも、魚や野菜、乾物などの工夫とそのアレンジレシピが掲載されています。飛田さんがキッチンや料理の過程で工夫していることなども参考になりますよ。難しい料理をする余裕はないけれど、おいしいものを作って味わいたいという方は、ぜひ手にしてみてはいかがでしょうか?

photo / 世界文化社

時間も食材も賢く使う 飛田さんの料理の工夫
刊行:世界文化社
定価:1,540円(税込)

https://www.sekaibunka.com/

この記事を書いた人

ゆりか 東京生まれ、静岡育ち、横浜在住。文章を書く仕事への夢を諦めきれず、商社勤務から転職しました。想いを込めて作られたものや長年受け継がれてきたものなどに心惹かれ...

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