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いつもより少し手の込んだ料理を。じっくり煮込んで作る本格的「ボルシチ」レシピ

平日はテレワーク、休日も外出自粛で、家にいる時間が長い今。こんな時だからこそ、いつもより時間をかけて、手の込んだ料理を作ってみませんか?ご紹介するのはロシアの家庭料理「ボルシチ」のレシピ。材料は家庭にあるものや手に入りやすい食材ばかりなので、気負わずに作ってみてくださいね。

いつもより少し手の込んだ料理を。じっくり煮込んで作る本格的「ボルシチ」レシピ

シチューよりもあっさりで飽きのこない味「ボルシチ」

いつもより少し手の込んだ料理を。じっくり煮込んで作る本格的「ボルシチ」レシピ

ロシアの家庭料理の定番「ボルシチ」。ビーツなど特別な材料が必要なイメージですが、缶詰のビーツなら、ネットスーパーなどでも手に入りますよ。シチューよりもあっさりとしていて、飽きのこない味が魅力です。

材料(4人分)

  • 牛すね肉(またはシチュー用)800g
  • ビーツ(缶詰)1缶(425g)
  • 玉ねぎ2個
  • にんじん2本
  • セロリ1本
  • 紫キャベツ1/3個
  • じゃがいも2個
  • にんにく(つぶす)1かけ
  • <A>
  • チキンブイヨン2L
  • ローリエ2枚
  • 大さじ1
  • 黒こしょう10粒
  • <B>
  • トマトピューレ1/2カップ
  • 赤ワインビネガー大さじ3
  • 三温糖小さじ1
  • 塩・こしょう各適宜
  • サラダ油・バター各大さじ2
  • サワークリーム適宜

作り方

  • 1牛すね肉は大きめのひと口大に切り、塩・こしょうをふります。
  • 2玉ねぎは半分に切って薄切りにします。にんじんは5cm長さに切り、太い部分は4等分に切ります。セロリは5cm長さに切ります。紫キャベツは2cm幅に切ります。じゃがいもは4等分に切ります。
  • 3厚手の鍋を中火にかけてサラダ油を熱し、牛肉に焼き色をつけて取り出します。鍋にバターを入れてにんにく・玉ねぎを炒め、香りが立ったらにんじん・セロリを加えてさらに炒め、牛肉をもどし入れます。<A>を加えて強火でひと煮立ちさせ、アクを取り、弱火にして1時間煮ます。
  • 4ビーツは汁ごと(3)に加えます。残りの野菜・<B>を加えてさらに40~50分煮て、塩・こしょうで味を調えます。
  • 5温めた器に(4)を盛り、サワークリームを添えます。

上に浮いた脂を取り除くとさっぱりとした仕上がりに。生のビーツを使う場合は、大1個の皮をむいてひと口大に切り、(4)で生のまま加えます。チキンブイヨンをコンソメで代用する場合は、料理全体の塩分を控えめにしましょう。

世代を越えて喜ばれる幸せのレセピ

いつもより少し手の込んだ料理を。じっくり煮込んで作る本格的「ボルシチ」レシピ

ご紹介したレシピは、料理研究家・野村紘子さんの著書『受け継ぎたいレセピ』から。
雑誌『ミセス』『暮らしの手帖』などで活躍する野村さんが、家庭の主婦として、長年にわたり家族やお客様に作り続け、喜ばれてきた定番料理やお菓子のレシピを多数掲載しています。
家庭料理として、入手しやすい食材で手早く作れるものから、野村さんが自身のお祖母さん・お母さんから受け継いだ少し手の込んだ料理やおもてなしに重宝するおかずなど、さまざまなシーンで活用できるものばかり。
家で過ごす時間が長い今こそ、様々なお料理に挑戦するチャンス。ぜひ参考にしてみてくださいね。

photo / 誠文堂新光社

受け継ぎたいレセピ
刊行:誠文堂新光社
定価:2,200円(税抜)

https://www.seibundo-shinkosha.net/book/cooking/38962/

この記事を書いた人

NIKO 食べることが大好き。休日はごはんの美味しいカフェやパン屋さん巡りを楽しんでいます。最近は自分で作ることにも興味が湧いてきて、レシピ本やサイトで勉強中。おしゃ...

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※掲載内容は記事公開時点のものです。最新情報は、各企業・店舗等へお問い合わせください。
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