無垢のあたたかみと優しいフォルムに夢中。「BENCA(ベンカ)」の家具。
- 公開:2016.4.28
- インテリア・生活雑貨
無垢材のあたたかみと丸みを帯びた優しいフォルムの「BENCA」は、女性が暮らしを楽しめるようにとの想いがつまった家具。こんなかわいい家具に囲まれていたら、くらすのが楽しくなるだけじゃなく、自然に女子力もアップしそうな気がします。
ちょこっと丸い、この絶妙なラインに釘づけ!
「BENCA」とは、“美しい”という意味をもつ九州の筑後地方のことばから命名された家具ブランド。福岡県大川市で家具づくりをする立野木材工芸と、2人のデザイナーがタッグを組み、2015年1月に誕生しました。堅い無垢材を使っているのにやわらかい印象なのは、この絶妙な丸みのあるカーブのせいかも。
それに、立ち姿はどことなくふわっと軽快でやさしい印象。それは「女性がくらしを楽しめるように」と細部にまで気を配ったデザインだからなのです。
それに、立ち姿はどことなくふわっと軽快でやさしい印象。それは「女性がくらしを楽しめるように」と細部にまで気を配ったデザインだからなのです。
「MIMOSA」
このシリーズは、なだらかなラインを描くように面取りされた無垢材を本体に使っているのですが、なんといっても見逃せないのは脚部。箱物家具はでーんとした印象になりがちですが、本体と脚部に空間が空いていて、とても軽やかな印象です。すっきりとした脚元なので、お掃除もしやすいですよね。
「ROOIBOS」
無垢材の木目を生かしながら、エッジを丸く削ったヘッドボードのあるベッド。眠るだけじゃなくて本を読んだり、メールをしたりと、ゆったりとした時間を過ごせそうな風貌です。そして同じシリーズの姿見のサイドから見たときの優美さといったら! 毎日のコーディネートも楽しくなりそう。
さて、お気付きの方も多いと思いますが、「BENCA」のシリーズ名は、お花の名前などがつけられています。女性らしさを大切にしている「BENCA」らしい命名ですよね。ちなみに「ROOIBOS」は、ルイボスティーから。寝る前にルイボスティーを飲んで寛ぐ女性のくらしをイメージしているそう。
さて、お気付きの方も多いと思いますが、「BENCA」のシリーズ名は、お花の名前などがつけられています。女性らしさを大切にしている「BENCA」らしい命名ですよね。ちなみに「ROOIBOS」は、ルイボスティーから。寝る前にルイボスティーを飲んで寛ぐ女性のくらしをイメージしているそう。
「ANEMONE」
このシリーズは、斜めに流れる木目が特徴。矢貼(やばり)という技法を用いたもので、無垢材とはひと味ちがう雰囲気です。このドレッサーデスクのひき出しには、スエードタッチの中敷を張ったトレーがついています。同じシリーズのミラーをのせれば、メイクコーナーにも。
「ANEMONEシリーズの矢貼の扉は、光の当たり加減で表情が違うんですよ」と教えてくれたのは営業担当の立野真美さん。家具に表情があるなんて! 毎日使うのが楽しくなりそうです。
毎日身近にあるものって、自分の感性を左右するような気がしませんか。だから女性を意識した家具、「BENCA」が部屋の中にあったら、自然と女子力もアップするかも…、なんて思います。
「ANEMONEシリーズの矢貼の扉は、光の当たり加減で表情が違うんですよ」と教えてくれたのは営業担当の立野真美さん。家具に表情があるなんて! 毎日使うのが楽しくなりそうです。
毎日身近にあるものって、自分の感性を左右するような気がしませんか。だから女性を意識した家具、「BENCA」が部屋の中にあったら、自然と女子力もアップするかも…、なんて思います。
カスタムメイドの楽しみ
「BENCA」には選べる楽しみもあります。
たとえば「CLEMATIS」シリーズのキャビネットは、下の棚に引き戸がありますが、見せる収納をしたいならガラス戸、きちんと隠したいなら板戸を選ぶことができます。さらに扉の引き手は4種類。本体の樹種と合わせてもいいし、違う樹種の色味をアクセントにしてもいいのです。
たとえば「CLEMATIS」シリーズのキャビネットは、下の棚に引き戸がありますが、見せる収納をしたいならガラス戸、きちんと隠したいなら板戸を選ぶことができます。さらに扉の引き手は4種類。本体の樹種と合わせてもいいし、違う樹種の色味をアクセントにしてもいいのです。
「ANEMONE」のシリーズでは、つまみの種類を選ぶことができます。2種類の木製つまみのほかに、なんと陶器のつまみも3種類。この陶器は福岡県の東峰村でつくられる伝統工芸品の小石原焼。その特徴のひとつである飛鉋(とびかんな)という技法を使ったつまみは、少しエスニック風でもあります。単色にするかダブルトーンにするかで悩みそうです。
天然石とのコラボも登場
今年1月に加わったのが、「NOVA」。福岡県八女市で採れる阿蘇火山帯の凝灰岩 “長野石”を使っています。この“長野石”は天体を思わせるテクスチャーが特徴で、日本庭園の石灯籠などに加工されるものだとか。そのせいか、この天然石をあしらった小さなオープンシェルフを置くと、まるで室内に小さな庭ができるみたい。飾り棚として使うほか、ソファの隣においてコーヒーテーブルとして使うのもよさそうです。
そして4月に発表された最新シリーズは「CACAO」。チョコレートバーのような扉のチェストなどがラインナップされました。並べて使うと部屋にリズム感が出てきそうです。
家具が変わるとくらしの雰囲気が変わります。長く使える家具を新しいくらしの相棒に、いかが。
BENCA
BENCAは立野木材工芸株式会社がデザイナーの掘達哉さん、古田恵介さんと組んで立ち上げた家具ブランドです。立野木材工芸株式会社にはショールーム「TATENO WOODHEART STUDIO」があり、前もって電話をすれば、いつでも見学することができます。お近くの取扱店についてはお問い合わせください。
photo / 岡本正人(CROSS ST.)、立野木材、佐藤紀子
BENCA(立野木材工芸株式会社)
福岡県大川市大字向島726