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洗練された空間で心地よく暮らす。一人暮らしのモダンインテリア実例集【ワンルーム・1K・1LDK】

新生活に向けた引っ越しや模様替えを機に、スタイリッシュな部屋を目指したいという方も多いのではないでしょうか。今回は、ワンルーム・1K・1LDKそれぞれで、居心地のよいモダンな空間を作っている方々の例をご紹介。部屋づくりの参考に、ぜひチェックしてみてください。

洗練された空間で心地よく暮らす。一人暮らしのモダンインテリア実例集【ワンルーム・1K・1LDK】

無垢フローリングに、無機質なアイテムを合わせてクリーンに

最初にご紹介するのは、デザイナーズ物件の25平米のワンルームに暮らす方の部屋。建具がホワイトで床は無垢フローリングという、一見ナチュラルなインテリアが合いそうな内装に、あえてホワイトやシルバー、クリアなどのアイテムを多く配置。クリーンで洗練された空間を作っています。
キッチンの傍にダイニングテーブルを置き、隣にはソファを並べ、向かいの壁際にベッドを設置。食事や仕事をする実用的なコーナーから、リラックスできるスペースへとゆるくつながっていくレイアウトです。

オープンなキッチンには、モダンな雰囲気のあるUmbraのワゴンや、直線的なデザインの足立製作所のゴミ箱などを選び、生活感が出ないようにしています。
部屋の中で最も気に入っているのが、ダイニングテーブルとソファを置いた窓辺。韓国家具ブランド・VAMIRのダイニングテーブルと、シルバーフレームのチェアに、明るい色の花や器が映えます。無機質な家具とのコントラストで、リーン・ロゼのソファ・ロゼトーゴの個性的なデザインや柔らかな質感も引き立つように。
ソファやベッドがあるコーナーは、屋根裏部屋のように壁が斜めになっています。当初は「狭く見えるかも?」という懸念があったそうですが、背の低い家具だけを置くことで、広く見えるよう工夫しています。

洗練された空間で心地よく暮らす。一人暮らしのモダンインテリア実例集【ワンルーム・1K・1LDK】

ベッドとソファの間には、曲線美を感じるルイスポールセンの照明・パンテラポータブルや、本を少しだけ飾ったディスプレイコーナーも。本棚やスツールを使わずに、床に並べられているのが新鮮です。ものを置きすぎていないすっきりとした空間だからこそ、一層目を引くポイントになっています。

床をグレーに張り替え。軽やかな家具で余白を残す

続いては、32平米ほどのゆったりとした1Kに住む方の部屋。築22年が経っている物件ですが、床を大理石のような模様のフロアシートに貼り替えることで、年数を感じさせない空間に。窓にはカーテンでなくブラインドを取り付けていることもあり、モダンな印象が強まっています。
8畳ほどの居室スペースには、ベッドのほか、クッションソファやローチェア、ダイニングテーブルも配置。ものが極端に少ないわけではありませんが、大きな収納家具を置かずにベンチやスツールを使ったり、窓の前はスペースを広くあけたりといった工夫により、圧迫感を緩和しています。
淡い色でクラフト感のある木製の家具や、軽やかなデザインのインテリアも、開放感が出るポイントです。
窓際のニーチェアエックスは、ソファよりも軽やかなデザインかつ、座面が広くて座り心地が良好。スリムに折りたたむこともできる優れものです。
少し大きめのベッドフレームも、余白が感じられるアイテム。マットレスの下から木目のフレームが見えるだけで、今どきの抜け感が出ます。スマートフォンや本などを置くことができ、床に置くよりも雑多な印象にならないというメリットも。
ダイニングとワークスペースを兼ねるテーブルには、異なる2つの椅子をセット。マルセル・ブロイヤーによるラタンとスチールのチェスカチェアと、ハーマンミラーの近代的なセイルチェアです。どちらもデザイン性が高く、空間にメリハリを加えてくれます。
ウッドパーツが連なったオブジェのようなアイテムは、CABLE JEWELRYという延長コード。ごちゃつきがちな配線を隠すだけではなく、主役級のインテリアにしてくれるデザインです。
こうしたこだわりのアイテムだけを集めることで、統一感のあるスタイリッシュな部屋ができています。

コンクリート壁の空間に、木材や金属などで奥行きをプラス

3つ目は、33平米の1LDKに暮らす方の例。壁や天井がコンクリートの打ちっぱなしになったデザイナーズ物件で、床も少しダークな色合い。ともすれば冷たい印象になってしまいそうな空間ですが、木製の家具や和紙製の照明、ステンレスの収納など、さまざまな素材のアイテムを取り入れることで表情豊かな部屋を作っています。
7.5畳ほどのリビングに置く大きめの家具はソファとテレビボードのみに絞り、ゆったりとくつろげるように。壁に飾ったアートや、アジアンテイストの間接照明、ポプラの幹が使われた一点物のローテーブルなどが華を添えています。Re:CENOのラグ・BIANCA LINE-DOTも、硬くて色の暗い床を明るい印象に変えてくれたお気に入りのアイテムだそう。
リビングとそのままつながるコンパクトなベッドルームには、備え付けのスタイリッシュなクローゼットがあるので、家具は少なめに。ANTRYのウッドシェルフを横向きに置き、お気に入りの小物や本を収納しています。
照明は、fores林工芸の和紙製のペンダントライト「富嶽」。暗くなってから光を灯すとまるで満月のように見えるそう。
キッチン周りには無印良品のステンレスユニットシェルフや、色をブラックに塗り替えたパイン材の棚など、クールな雰囲気の家具を多めに。そこに、トタンボックスやシェーカーボックスなど、異素材のものを置くことで、平坦な印象にならないようにしています。
棚の一番上には、動くオブジェ・スウィンギングスティックスのような遊び心あるアイテムもプラス。部屋をキャンバスに見立て、自分のおもしろいと感じるものを置くことで絵を描いていくイメージで、インテリアを楽しんでいるそうです。

自分らしい方法で、心地よく過ごせるモダンな部屋に

それぞれに個性がある、3人の方のモダンインテリア。目指したい方向性の部屋や、取り入れてみたい家具を見つけられた方も多いのではないでしょうか。これを参考に楽しみながら、理想の部屋を目指してみてください。

photo / goodroom journal

新しい部屋で、はじめよう。goodroom journal

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