いつでもシンプルで使いやすくなる。ミニマリストのキッチンの整え方2ルール&収納実例
- 公開:2025.3.15
- ライフスタイル
食事の準備や後片付けで、必ず立つことになるキッチン。効率よく調理ができるように、いつでも使いやすく整えておきたいですよね。ミニマリストのminiさんは、作業中以外にはものを出さないスッキリとしたキッチンを保っています。それを可能にする手順と2つのルール、そして実際のキッチン収納の使い方を教えていただきました。
まずはものを減らす
スッキリ片付いたキッチンを維持するためには、まず不必要なものを手放すことが肝心です。
私は、1回の料理で複数使わないキッチンツールは1個ずつしか持たないようにしたり、器やカトラリーも最小限にしました。
そして、全てのものに居場所を作ってあげることが大切なので、収納に収まらないものは思いきって処分するか、どうしても必要なものは新たに収納場所を設けるようにしました。
私は、1回の料理で複数使わないキッチンツールは1個ずつしか持たないようにしたり、器やカトラリーも最小限にしました。
そして、全てのものに居場所を作ってあげることが大切なので、収納に収まらないものは思いきって処分するか、どうしても必要なものは新たに収納場所を設けるようにしました。
使う場所の近くに収納
居場所を作るときには、守らなければならないルールが2つあります。
1. 収納場所が使う場所の近くであること。
2. 簡単に片付けられること。
これらのルールはどの部屋の収納にも当てはまるのですが、道具や動作の多いキッチンでは特に重視する必要があります。
収納が適切であれば調理の作業効率も格段に上がるためです。
ここからは、私がそれぞれのツールをどこに収納しているかをご紹介します。
1. 収納場所が使う場所の近くであること。
2. 簡単に片付けられること。
これらのルールはどの部屋の収納にも当てはまるのですが、道具や動作の多いキッチンでは特に重視する必要があります。
収納が適切であれば調理の作業効率も格段に上がるためです。
ここからは、私がそれぞれのツールをどこに収納しているかをご紹介します。
シンク下
シンク下1段目の引き出しには、保存容器やお茶の道具を入れています。取り出しやすい位置なので、毎日必ず使うものを仕舞います。
2段目の引き出しには、布巾や掃除道具を収納。観葉植物のお世話グッズもここに。湿気のあるシンク下には食品を置かないのが、私のルールです。
細々としたものは無印良品のケースやファイルボックスを使って仕分けたり、容器をなるべく立てたりして、それぞれのアイテムを取り出しやすく、戻しやすいようにもしています。
細々としたものは無印良品のケースやファイルボックスを使って仕分けたり、容器をなるべく立てたりして、それぞれのアイテムを取り出しやすく、戻しやすいようにもしています。
調理台下
調理台下1段目は調理中にさっと取り出せる位置のため、上部の浅い引き出しにキッチンツールを、その下にボウルやバット類を収納。数や種類は以前絞りましたが、いろいろなジャンルの料理をするので少し多めに持っています。
2段目には器やグラスを収納。TOTONO(トトノ)のディッシュスタンドで立てて見やすく取り出しやすくしました。持つのはここに入る量だけと決めています。
豆皿やコーヒーカップは別の場所にあるので、後ほどご紹介します。
豆皿やコーヒーカップは別の場所にあるので、後ほどご紹介します。
コンロ下
コンロ下の1段目には、愛用しているT-falの鍋やフライパンを収納。落し蓋や鍋敷きもここへ。同じ場所で使う仲間同士で入れておくのも収納の鉄則。
誰にとっても使いやすいことが適切な収納だと思っています。
誰にとっても使いやすいことが適切な収納だと思っています。
2段目には米と常温保存の調味料を収納。リキュールやシロップ、インスタント食品などもここに収納しています。
吊り戸棚
吊り戸棚には地震の際にロックされる安全装置がついていますが、万が一の事故も考慮し、蒸篭やザル、お盆などの軽いものや使用頻度の低いものを仕舞っています。無印良品のファイルボックスには、お菓子作りの時に使う道具やミキサーを収納。余白をあけておくと見た目にも気持ちよく、取り出しやすさにもつながります。
キッチンカウンター
システムキッチンの後ろ側には、知り合いの工務店さんに作っていただいたオーダーメイドのカウンターを置いてアイランドキッチン風に。もう15年以上愛用している家具です。上には何も置かないと決め、いつでも料理を始められる状態を保つようにしています。
ここには主に器と食品類、調理家電などを収納しています。箸や豆皿、カップ類といった細かいものは引き出しに。
その下には本来は扉が付いているのですが、用途に合わせて付けたり外したりしています。現在は扉を外してオープン収納に。出入り口に近くのゴミ出しがしやすい位置に分別用のゴミ箱を、調理中によく使うオーブンレンジなどを中央に入れ込み、作業動線をスッキリさせています。
また、半透明の収納ケースは乾物や粉類、インスタント食品などの収納用です。
その下には本来は扉が付いているのですが、用途に合わせて付けたり外したりしています。現在は扉を外してオープン収納に。出入り口に近くのゴミ出しがしやすい位置に分別用のゴミ箱を、調理中によく使うオーブンレンジなどを中央に入れ込み、作業動線をスッキリさせています。
また、半透明の収納ケースは乾物や粉類、インスタント食品などの収納用です。
スッキリを保つための工夫
冒頭でも少しお話しましたが、散らからないためにはものに適切な居場所(収納場所)を作ってあげなければなりません。
物事は始めたら必ず仕舞いをつけることが肝心です。要はやりっ放しにせず、「片を付ける」のです。
散らかる原因は「片を付ける」という最後の作業が出来ていないから。使う場所に取り出しやすい収納を設け、使用後は必ずそこに戻すという、ごくごく簡単なルールに従い暮らすだけです。
出しっぱなしは使いやすいし、効率も上がりますが、掃除の点では少し問題があります。コンロ回りには油が散るし、シンク回りは水垢やカビの温床になり得ます。
忙しくて家事に時間を掛けられない方こそ、キッチンに何も出ていない状態にしておくと、調理や後片付け、掃除もあっという間に終わります。
食事の支度で毎日必ず立つといえる場所なので、快適で効率の良いキッチンを保ちたいですね。
物事は始めたら必ず仕舞いをつけることが肝心です。要はやりっ放しにせず、「片を付ける」のです。
散らかる原因は「片を付ける」という最後の作業が出来ていないから。使う場所に取り出しやすい収納を設け、使用後は必ずそこに戻すという、ごくごく簡単なルールに従い暮らすだけです。
出しっぱなしは使いやすいし、効率も上がりますが、掃除の点では少し問題があります。コンロ回りには油が散るし、シンク回りは水垢やカビの温床になり得ます。
忙しくて家事に時間を掛けられない方こそ、キッチンに何も出ていない状態にしておくと、調理や後片付け、掃除もあっという間に終わります。
食事の支度で毎日必ず立つといえる場所なので、快適で効率の良いキッチンを保ちたいですね。
photo / mini