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「乱れかご」で暮らしも心も整う。かごを10年集め続けるマニアが愛用、ずっと使い続けたい名品

“サステナブルな行動”のバトンをつなげていく、リレー連載企画「#TSUNAGU100」。整理収納アドバイザー佐々木奈美さんは、古き良き日本の手仕事を受け継ぐ伝統工芸に惹かれ、暮らしに素敵に取り入れています。そのなかで今回は、愛用中の籐のかごのブランド「hairu」についてご紹介します。

「乱れかご」で暮らしも心も整う。かごを10年集め続けるマニアが愛用、ずっと使い続けたい名品

伝統工芸をアップデートした「hairu(ハイル)」

「乱れかご」で暮らしも心も整う。かごを10年集め続けるマニアが愛用、ずっと使い続けたい名品

日本には、古くから伝わる美しい手仕事があります。
暮らしの道具が好きな私は、天然素材を活かしたかごや木の道具に魅了され、10年くらい前から少しずつインテリアに取り入れるようになりました。海外のかご、日本のかごを取り入れるなかで、日本のかごはどこか懐かしさを憶え、さらににきめ細やかな職人さんの手仕事で生まれたものに愛着を持つようになりました。大量生産や機械生産でつくられたプラスチック製品とは違い、誰かの手によって丁寧につくられたかごは、ものづくりの背景と温かさを感じられるのです。
日本の古き良き手仕事の技術を残そうと、現代的なデザインを加えたプロダクトもあります。その一つが日本の伝統工芸をアップデートさせ、今の暮らしに馴染むサイズやデザインにこだわって製作を行うプロダクト「Hairu(ハイル)」です。そこには、私たちが懐かしく、温かく感じるもの、残したいと感じる美しいデザインがたくさんあるはずです。
日本のすばらしい伝統工芸を身近に感じ、使う楽しさを教えてくれる暮らしの道具「Hairu」の籐のかごをご紹介したいと思います。

創業100年たった今も技術が受け継がれる「籐のかご」

「乱れかご」で暮らしも心も整う。かごを10年集め続けるマニアが愛用、ずっと使い続けたい名品

日本では昔から、籐を手で編む技術が受け継がれてきました。
「Hairu」を生み出しているのは、東北地方で唯一、国産の籐製品を作り続ける製造メーカー「ツルヤ商店」。創業100年(1907年創業)を超えた今も、繊細な技術が受け継がれ、丈夫な籐製品を作り続けています。曲げ・編み・巻きといった基本的なつる細工の技術をもとに、昨今では山形の伝統工芸技術としても注目を集めています。
その手仕事によってつくられた国産籐製品の良さを生かし、デザイナー小野里奈さんのデザインが加わったのがこのプロダクトです。今の暮らしのサイズに合わせ、使いやすさが追及されています。
籐の編み目の美しさにも惚れ惚れ。職人の手仕事のきめ細やかさに魅了され、使い手としても後世に残していきたいと感じます。

消臭効果に優れた籐のかご

「乱れかご」で暮らしも心も整う。かごを10年集め続けるマニアが愛用、ずっと使い続けたい名品

強くて、柔軟で、軽い「籐のかご」。実用性もしっかり兼ね備えています。
籐の素材は、もともとは草です。自然素材であるため、プラスチック製品にはない温もりを感じられるのがいいところ。通気性がよく、奥の方までニオイの成分を吸着するため、消臭効果があるとされています。アンモニアやたばこのニオイを吸着し、半永久的に使い続けることができるので、いろんなところで使う収納アイテムとしては、とても優秀な素材。調湿効果もあるので、洗面所でタオルかごとしての活用もできます。
自然素材の道具は、理にかなっているだけでなく、暮らしそのものを心地よく感じさせてくれます。天然の資源を無駄にせず使う、というサステナブルな点も私が使っている理由です。

リビングで身の回りのものを整理整頓する“乱れかご”

「乱れかご」で暮らしも心も整う。かごを10年集め続けるマニアが愛用、ずっと使い続けたい名品

ソファの傍らで読みっぱなしの雑誌…。
そんな暮らしの乱れを整えてくれるのが「Hairu」の乱れかご。
乱れかごとは脱いだ衣類、読みかけの雑誌などのちょっとしたものを入れておくかごです。

オーバル型のちょっぴり浅めな形は、手が届きやすく、物の出し入れに最適です。
リビングで散らかりやすいモノたちを、サッとまとめてかごに片付け。
たったそれだけなのに、きちんと片付けたような様子が心地よい光景です。雑誌が入るサイズ感がリビング使いにぴったりです。

「乱れかご」で暮らしも心も整う。かごを10年集め続けるマニアが愛用、ずっと使い続けたい名品

子どものおもちゃの収納にも。
近頃子どもがよく遊んでいるおもちゃに、特等席の収納かごを与えて、お片付け欲を掻き立てます。
「Hairu」に収めると、それだけで絵になるかわいさ。昔ながらの籐の編み目と、木のおもちゃとの相性はとてもよく、やわらかに触れ合います。暮らしの道具は、普段の何気ない風景も特別なものにしてくれる気がします。
また丁寧に編まれている「Hairu」のかごは子どもが触れても安心です。

翌日の衣類の身支度かごに

「乱れかご」で暮らしも心も整う。かごを10年集め続けるマニアが愛用、ずっと使い続けたい名品

「明日は何を着ようかな。」
前日の夜に、翌日の洋服を準備する余裕が持てたら、それはすばらしい習慣だと思います。
そのためにちょっと贅沢な暮らしのかごがあれば、疲れた夜でも翌日の準備を頑張れる。暮らしの道具にはそんな特別な力があるように思います。
お気に入りの「Hairu」の乱れかごに翌日の自分を身支度すれば、よい一日のスタートがきれそうです。

「乱れかご」で暮らしも心も整う。かごを10年集め続けるマニアが愛用、ずっと使い続けたい名品

クローゼットに収納して、棚上に置いておきます。佇む様子も美しい「Hairu」の乱れかご。
湾曲する籐のデザインが、インテリアを引き立ててくれます。クローゼットを美しく保ちたい、余白を持ちたい、という気持ちにさせてくれるのもデザインの効果ではないでしょうか。
量産品では得ることのできない満たされた気持ちになり、モノとの付き合い方にも気づかされます。


日本では地産の天然素材を生かした、伝統的な手仕事によるモノづくりが受け継がれています。古くから日本に残る手仕事のものに目を向けてみて、暮らしに取り入れてみませんか。


(ご紹介アイテム)
hairu(ハイル)
乱れかご Oval-100
サイズ:幅500mm×幅400mm×高さ100mm
金額:13,200円(税込)
わたし、身近な誰か、地球にもいいコト起きる“サステナブルな行動”をここからつなげていこう!
暮らしにいいコトの循環“サステナブルな行動”が一人でも多くの人につながってほしい、という思いを込めた、リレー連載企画「#TSUNAGU100」。
サステナブルな行動は、環境だけでなく、実はみんなが思っている“モヤモヤ”“小さな不満”を解決してくれます。

「#TSUNAGU100」のハッシュタグをつけてSNSで投稿いただいた方の中から、編集部が選び、記事に取り上げさせていただきます。

“サステナブルな行動”とは?
✓ゴミを減らす工夫、使わなくなったものを再利用、モノを大切に使う気持ち
✓実はみんなが思っている暮らしの中の“モヤモヤ”“小さな不満”が解消できる
✓自分や、身近な誰か、地球にもやさしい etc..

“サステナブルなモノやコト”を、みんなで共有していきましょう!

こちらのレビューはInstagramでもご欄いただけます。「#TSUNAGU100」のタグを覗いてみてくださいね

Sheage特別企画「わたしもみんなも心地いい。サステナブルな暮らし方」
自分やみんなにやさしく、おしゃれ。だから始めたいサステナブルな暮らし方をご紹介します。

サステナブルな暮らし方

佐々木奈美

整理収納アドバイザー 佐々木奈美(@lifecustomize_namisasaki)
整理収納アドバイザー。夫と男の子3人と5人暮らし。「家事は肩の力を抜いて、ラクをしながら丁寧に暮らしたい。」という想いのもと、インテリアを収納でカスタマイズしながら、時短家事、家事効率化を暮らしに導入。こだわりある暮らしが垣間見える投稿が人気です。

https://www.instagram.com/lifecustomize_namisasaki/

この記事を書いた人

佐々木奈美 整理収納アドバイザー、LIFE CUSTOMIZE代表。広島県在住。 3人の息子と夫と5人暮らし。時短家事、家事効率化を暮らしに導入。 文筆、講演会、オンラインお片付けレッ...
https://www.instagram.com/lifecustomize_namisasaki/

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