端切れや芝生の養生シートが生まれ変わった。コーデに抜け感をもたらすバッグ「mate-mono」

キッチングッズ・化粧品・食品、どの分野でもサスティナブルな商品や、環境に配慮した取り組みをしているブランドを見かけることが当たり前になりました。
モノ選びの選択肢が、値段や品質だけでなく、環境のため（周り回って自分のため）や、動物愛護のためなど、本当に選択肢が多様化してきているなーと日々買い物で感じています。

ファッション業界でも、消耗品にならずに長く使えるものを売るために、試行錯誤しながら各ブランドが様々な角度からサスティナブルに向かい合っている気がしています。

今回ご紹介する『mate-mono』というブランドは「もったいない」にとことん向き合っているサスティナブルなブランド。
本来捨てられるはずの素材や、製造過程でのロスを生み出さない技術を用いて、ありとあらゆる素材の可能性を広げているプロダクトばかりなのです。
オシャレで可愛い！はサスティナブルと同じベクトルで歩めると感じられる、筆者も大好きなアップサイクルブランドです。

mate-monoは、繊維加工メーカー小松マテーレが企画・製造・販売しているブランド。
「アップサイクル」をテーマにスタートし、本来捨てられるはずの生地を製品として生まれ変わらせています。代々受け継がれてきた日本の技を活かし、繊維の可能性を最大限に広げている取り組みを行っています。

どのプロダクトもポップな配色と初めて見る形のバッグたちばかりで、まるでアート作品のよう。
ユニークなフォルムや素材のバッグたちにワクワク、ドキドキが止まらなくなります。

見た目だけオシャレで可愛いバッグは世の中に溢れていますが、こちらは繊維加工メーカーが販売しているバッグ。
使用してみると素材と用途がとてもマッチしていて、繊維のノウハウを知り尽くしているブランドだからこそ作り出せるプロダクトなのだと驚愕しました。

今回は筆者が常日頃から愛用しているmate-monoのバッグ2種類をご紹介します。

私が愛用しているエコバッグはmate-monoの「すけるバッグ」。
トレンド感のあるシアーな素材で、コーデに抜け感が出せ、さらにアウトドアファッションのアクセントとしても活躍。
私は主に食料品を購入する時のエコバッグとして愛用しているのですが、「すけるバッグ」から透けて見える野菜や納豆、豆腐なんかの生活感も個人的には好きだったりします。

この「すけるバッグ」は、サッカースタジアムの芝生に使用される芝生用養生シートをバッグにアップサイクルしたもの。
芝生を守るための養生シートは、丈夫で軽く、適度な硬さとハリがあるのが特徴なんだそう。
透ける＝薄く丈夫さに欠けるイメージかと思いますが、mate-monoの「すけるバッグ」は、安心して重たいものも入れることができるのです。

※写真のすけるバッグのカラーは現在は販売しておりません。

色のラインナップが豊富なため、個人的に推し活バッグとしてもおすすめ。
推し活時に、推しの色のバッグに、推しグッズをすけさせて楽しむのも大いにありかと。

私が、ミミと聞いて思い浮かぶのはジーンズ。
昔からジーンズを縫製するにあたり、素材の端部分（ミミ）を使用したジーンズがあるのですが、ジーンズに限らず衣服や繊維を使用したアイテムの端にはミミが存在します。

そのミミのほとんどは、捨てられる運命。（ヴィンテージジーンズのようにミミをレアアイテムと思ってもらえないのが悲しいところ）
そんな捨てられるはずのミミをオシャレにアップサイクルしたのが「ミミサコッシュ」。

フリンジ（ミミ部分）がバッグの前後に施され、まさか捨てられるはずだったとは思えないほど素敵なアクセントになっています。
カジュアルなデザインでありながら、バッグの素材に光沢感、高級感があるのでカジュアルダウンし過ぎないところが◎
また、500mlペットボトルも入る大きさで、見た目以上に荷物をたくさん入れられます。

子供とお散歩時だけでなく、タウンユースや、フェスなんかにも活躍してくれるバッグです。

mate-monoを愛用していると、言わないとわからない自分だけが知る「秘密（アップサイクル）」が隠されているように感じます。
「それ、可愛いね。」と言われると、ついつい秘密を言いたくなってしまうのです。

日本は優れた繊維が溢れています。
従来の使い方に凝り固まるのではなく、繊維の可能性を無限大に広げ、生かしてくれるmate-mono。
サスティナブルやアップサイクルに興味がない方も、ユニークなバッグの虜になるはずです。

＜遙さんの使用アイテムはこちら＞
ブランド名：mate-mono
商品名：すけるバッグ　 5,500円（税込）
　　　　ミミサコッシュ#2 　3,850円（税込）

※写真の“サクラ”カラーは期間限定のカラーのため現在は販売しておりません。
※すけるバッグは、mate-monoプロジェクトを通じて廃棄予定だった生地を全て使い切ることができました。現在は「おかげさまで」（上記の画像）というカテゴリで、生地を新規に製造し、販売継続しております。

わたし、身近な誰か、地球にもいいコト起きる“サステナブルな行動”をここからつなげていこう！
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