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薬剤師おすすめ!冬に旬の痩せ食材5選。あったかダイエットスープレシピ付き

寒い冬はからだを動かすのが億劫になりがちですよね。運動力が減るだけではく、おいしいものをつい食べすぎて、気づけば体重が増えてしまった方も多いのではないでしょうか。今回は寒い季節にぴったりの温かなダイエットスープレシピを、あんしん漢方の薬剤師、山形ゆかりさんに伺いました。

薬剤師おすすめ!冬に旬の痩せ食材5選。あったかダイエットスープレシピ付き

冬に食べたいダイエット食材とは?

薬剤師おすすめ!冬に旬の痩せ食材5選。あったかダイエットスープレシピ付きphoto:shutterstock

最近のスーパーでは、1年中食材が並び旬がわかりにくくなっていますが、旬である食材は、やはり味もよく栄養価が高くなっています。
ここからは、冬が旬のダイエットに役立つ野菜を5つご紹介します。

カリウムが豊富な「白菜」

低カロリーで有名なきのこ類よりもカロリーが低い白菜。その割にかさが高く、料理にボリュームが出せるので、食べたときの満足感が得られやすいといえます。
からだの余分な水分を排泄する際に必要なカリウムを多く含むので、むくみ対策にもおすすめです。

「ブロッコリー」にはビタミンCが豊富

ブロッコリーには、多くのビタミン類、とくにビタミンCが豊富に含まれています。
ビタミン不足になりがちなダイエット中に、とてもおすすめです。
ビタミンCは健康な肌を保つために必要なコラーゲンの生成に関わっています。さらに、不必要な活性化酸素を取り除く、抗酸化ビタミンとしての働きもあり、健康維持には欠かせません。

ビタミンCは水溶性なので、水に溶け出す性質がありますが、ブロッコリーをスープに入れて食べることにより、ビタミンCをあますことなく摂ることができます。

ブロッコリーはつぼみの部分と茎の部分が食べられますが、茎の部分の方が栄養素が豊富に含まれています。茎の部分も捨てずに食べるのがおすすめです。

消化を助けてくれる「大根」

大根はかさの割にカロリーが低く、食物繊維が豊富です。
食物繊維は、からだの中の余分な糖質や脂質を排泄したり、便通を改善したりするのに役立ちます。

また、生の大根には辛味成分と消化酵素が多く含まれ、脂肪燃焼効果が期待できます。食べ過ぎてしまって胃がもたれているときなどには、大根は生のまま食べるのがおすすめです。

貧血予防の「ほうれん草」

冬に旬をむかえるほうれん草は、みどりの色も濃くなり栄養価も高くなります。
ほうれん草は野菜の中で、ダイエット中に不足しがちな鉄分が豊富です。鉄分は、血液中のヘモグロビンの生成に欠かせないため、貧血の改善や予防に役立ちます。

また、栄養素をエネルギーに変える際に必要なビタミンB群も豊富に含まれ、代謝アップも期待できます。

「小松菜」はカルシウムが豊富

小松菜は低カロリーで、ビタミンB群や、鉄などが豊富に含まれていますが、とくにカルシウムの含有率はトップクラスです。
カルシウムは健康的にダイエットをするのに必要な栄養素です。骨を作る材料になるのはもちろんですが、脂肪の代謝に関わっており、不足すると脂肪をため込みやすくなる、といわれています。

また、小松菜は鉄分も多く含まれており、ほうれん草同様、貧血の予防や改善が期待できます。

冬の簡単ダイエットスープおすすめレシピ2選

冬が旬の野菜を使って、簡単に作れるダイエットスープレシピを2つご紹介します。

電子レンジで簡単! 白菜とほうれん草・アサリの味噌スープ

薬剤師おすすめ!冬に旬の痩せ食材5選。あったかダイエットスープレシピ付きphoto:山形ゆかり

ほうれん草とアサリを使った、不足しがちな鉄分補給におすすめのスープです。電子レンジで加熱後に味噌をくわえるので風味が損なわれず、味噌の味を楽しめます。

材料(約2人分)

  • ほうれん草60g
  • 白菜60g
  • アサリ80g
  • 水 300ml
  • 味噌大さじ2

作り方

  • 1ほうれん草は5cm幅に切り、白菜は1cm幅に切る。
  • 2アサリはよく砂抜きをする。
  • 3耐熱ボウルに(1)(2)水を入れ、電子レンジで600W、5分間加熱する。
  • 4(3)に味噌を溶かしてできあがり。
    ※電子レンジの加熱時間は調整してください。

生姜たっぷり冬野菜のトマトスープ

薬剤師おすすめ!冬に旬の痩せ食材5選。あったかダイエットスープレシピ付きphoto:山形ゆかり

からだを温める力のある生姜や胡椒、シナモンがはいったトマトスープ。
発汗作用によるデトックス効果が期待できます。

材料(約2人分)

  • ブロッコリー70g
  • 大根100g
  • 小松菜50g
  • 生姜すりおろし大さじ1
  • トマト缶200g
  • コンソメ顆粒小さじ2
  • 200ml
  • 塩、胡椒少々
  • シナモン少々

作り方

  • 1ブロッコリーは小分けにする。
  • 2大根は皮をむき、2cm程度の角切りにする。
  • 3小松菜は、根本を切り落とし、5cm幅に切る。
  • 4鍋に、(1)(2)(3)、生姜すりおろし、トマト缶、コンソメ顆粒、水を入れ中火で約7分煮込み、塩、胡椒、シナモンで味を整えてできあがり。
    ※煮詰まって味が濃くなった場合は、適宜水をくわえてください。

冬の体重管理には、漢方もおすすめ

薬剤師おすすめ!冬に旬の痩せ食材5選。あったかダイエットスープレシピ付きphoto:pixabay

「体重管理ができるように、根本から何とかしたい」
そんな方におすすめしたいのが、漢方薬で体質改善を目指す方法です。漢方薬は、「水太り」「脂肪太り」「ストレス太り」などの症状に効果が認められています。

ダイエットには、「血流をよくして基礎代謝を上げる」「水分の循環をよくしてむくみを改善する」「自律神経を整えて、ストレス過食を抑える」「脂肪の吸収を抑える」「脂肪の燃焼をサポートする」「余分な脂肪を便と一緒に排出する」といった漢方薬が選ばれます。
漢方薬は根本からの改善を得意としており、太りにくく痩せやすい体質を手に入れることもできます。また、漢方薬は、運動や食事制限が難しい方でも、ただのむだけで手軽に始められるので、忙しい方にもピッタリです。

ここからは、ダイエットにおすすめの漢方薬をご紹介していきます。

ダイエットにおすすめの漢方薬2種

・防風通聖散(ぼうふうつうしょうさん)
比較的体力があり、便秘がちでおなかの周りに脂肪がつきやすい方に向いています。からだの中の余分な老廃物の排泄を促すとともに、脂肪の燃焼を促す効果も期待できます。


・防己黄耆湯(ぼういおうぎとう)
色白でむくみやすく、汗をかきやすい方に向いています。からだの余分な水の排泄を促し、水太りやむくみを解消します。

自然の恵みを利用する漢方薬はからだにやさしく、副作用リスクも低いのが特徴ですが、大事なのは自分の状態や体質に合った漢方薬を選ぶこと。うまく合っていないと、効果を感じられないだけでなく、思わぬ副作用が起こることもあります。

自分に合う漢方薬を見極めるのはなかなか難しいですが、最近では自宅で実践できる「あんしん漢方」のようなオンライン相談サービスも登場してきました。
漢方のプロが自分に合う漢方を見極めてお手頃価格で自宅に郵送してくれる「オンライン個別相談」が可能です。是非活用してみてください。

冬のダイエットスープですっきりを目指そう!

薬剤師おすすめ!冬に旬の痩せ食材5選。あったかダイエットスープレシピ付きphoto:pixabay

寒い冬は、栄養素がたっぷり詰まった野菜をはじめ、旬のおいしいものがたくさんあります。

寒いうえに、イベントもたくさんあり、体調や体重管理が難しい時期ですが、温かいスープのダイエットを是非試してみてください。

そもそもの体質改善を目指したい方や、なかなかダイエットの効果が得られない方は、漢方の力を借りるのもおすすめです。
その場合は、薬剤師をはじめ身近な信頼できる人に相談してくださいね。

冬の旬を味わいながら、すっきりとしたからだを目指しましょう!

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あんしん漢方
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この記事を書いた人

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