いつものご飯が特別になる。永遠に食べたくなるほど絶品の「スプレッド」4選

パンのお供として人気のピーナツバターですが、それ以外のナッツのバターもあったらいいなと思いませんか。それを叶えたのが、高知県香美市でアーモンドやクルミなどを使ったバターやスプレッドを作るお店「DADA NUTS BUTTER（ダダナッツバター）」。新鮮なナッツを丁寧に焙煎してすり潰し、ほんの少しの塩のみ加えたバターには、ナッツ本来の味わいがそのまま活かされています。

「アーモンド・カシューナッツ・クルミのバターの小瓶セットを、帰省のお土産に。どれも脂肪分や砂糖は不使用ですが、深いコクと香ばしさ、自然な甘みにも驚かされました。とくにカシューナッツのやさしい味わいがお気に入りです。家族もナッツ好きであっという間になくなってしまったので（笑）、次は大きな瓶を買おうと思っています。肉・魚料理のソースやスープにも使えるそうなので、いろいろ試してみたいです」（ライター ゆりか）

小瓶3種アソート（アーモンド／カシュー／クルミ）
各40g　2,000円（税込）
※100g入りの単品やギフトセットもあります

黒大豆や小豆を使った珍しいジャムを生み出しているのが「霧の朝」。兵庫県丹波篠山市で古くから親しまれる、丹波黒大豆をはじめとした農産物の魅力を届けるブランドのジャムです。着色料や増粘剤などの添加物は不使用で、糖類や塩といったシンプルな材料で作られていて、黒大豆や小豆そのものの風味や食感をしっかり感じられます。

シリーズの全3種をいただき、食べ比べ。
まずは「丹波黒大豆」。「あんみつのソースを食べているかのよう。豆の粒感が残っていて、こっくりとした上品な甘みが広がります。おせち料理に限らず、パンやアイスなどに添えて日常的に食べられるのが嬉しい」
続いて「丹波大納言小豆と竹炭塩」。「竹炭塩がほのかなアクセントになり、小豆と水羊羹のようなペーストの澄んだ甘みが引き立っています」
このふたつは、バターやクリームチーズと合わせるのもおすすめだそう。
そして「丹波黒大豆きなことミルク」。「濃厚なきなこ！と言わんばかり。クリーミーですが、香ばしさも感じます」（ライター 凪）

ジャム
丹波黒大豆／丹波大納言小豆と竹炭塩　各864円（税込）
丹波黒大豆きなことミルク　940円（税込）
※ジャム2個セットや、ほかの製品と組み合わせたギフトボックスもあります

続いては、まろやかな酸味がクセになる粒マスタードをご紹介。創業は昭和31年、原料栽培から香辛料作りを行っているメーカー「芥子屋四郎」。そのマスタードは、非加熱で風味も食感も損なわれていないため、フレッシュな状態です。

「サラダやソーセージ、スープに使いました。ビネガーやオリーブオイル、塩であえたドレッシングに、アクセントとして粒マスタードを加えると、味がグッと引き立ちます。こちらの粒マスタードは、酢や白ワインの調味液で味付けされていて、酸味料などの添加物もないため、ツンとした辛さがないのも嬉しい！」（編集者 karin）

フランス菓子・総菜の名店「AU BON VIEUX TEMPS（オーボンヴュータン）」尾山台本店をはじめ、多くのシャルキュトリーやベーカリーで取り扱われています。直売マルシェや青山ファーマーズマーケットなどでの購入も可能です。

NAKED MUSTARD（粒入りマスタード）
700円（税込）
※出店先により価格が変動する場合があります

箱と瓶のかわいらしさが目を引くこちらは、柚子胡椒。岡山県高梁市の吹屋にある「佐藤紅商店」が自社栽培している唐辛子に、同じく地元で育てられた完熟ゆずを加えた「赤柚子胡椒」です。瓶を開けると柚子の爽やかな香りが漂います。それに誘われて口にしてみると、想像以上の鋭い辛さが広がります。

「初めて食べたとき、柚子のみずみずしい香りと、ピリッと舌に響く辛さにびっくりしました。それにハマってしまい、この味を知ったら、ほかの柚子胡椒ではもの足りなく感じるほど。味噌汁や麺類、鍋、おでんなど、いろいろなものに合わせられ、ほんのちょっと加えるだけでいつもの料理もたちまち新鮮な味わいに。寒い時期はもちろん、暑い時期にも、食が進みます」（ライター ゆりか）

吹屋の紅だるま・赤柚子胡椒
700円（税込）

編集部スタッフが実際に食べ、おすすめしたいと感じたスプレッドをご紹介しました。パンやおやつ、料理などに加えてみれば、うれしい驚きと感動を与えてくれることまちがいなしです。各ブランドや店舗のオンラインショップや取り扱い店舗で購入することができるので、気になったものをぜひ試してみてください。