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知っているようで意外と知らない?からだが喜ぶローフードの魅力

健康や美容などに効果的な食事法として知られる「ローフード」。けれども普段の生活にどうやって取り入れたら良いのかわからない。そんな初心者でも気軽に始められるローフードについて、JLBA認定ローフードマイスターの今井さんに話を伺いました。

知っているようで意外と知らない?からだが喜ぶローフードの魅力

今井さん、「ローフード」って何ですか?

「ローフードとは、“Raw(生の)Food(食べ物)のこと”をいいます。野菜や果物を生で食べることで、ビタミン・ミネラル・食物酵素などの栄養素を生きたまま採り入れることができ、毒素排泄、代謝UPなどが期待できます。体調改善やダイエット効果を体感する方が多く、モデルやタレントの間で流行り、全世界に広がっている注目の食のスタイルです」。そう話す今井さんは、北海道初のローフードスクールを展開するローフードマイスターです。

ブームのようでブームではない「ローフード」

机の上に並べられたローフードの写真

「体が必要とする栄養素をしっかりと摂取することができること。太陽の光をいっぱいあびて育った野菜や果物は私たちの心も明るく照らしてくれ、元気になります。体も心も元気になって毎日の生活が楽しくなることがローフードの大きな魅力です」と今井さん。ローフードを代表とするスムージーが数年前に流行ったことでスムージー人気は衰えたように思われがちですが、ブームで終わらせてはならない重要なメニューの一つなのだといいます。

重要な食スタイルとして定着させていくこと

コールドプレスジュースの写真

最近では、麺を野菜で作ったベスパスタやコールドプレスジュースが人気になってきているのだそう。ローフードではよく使われる定番の材料で、スーパーフードというチアシードやココナッツオイルも大人気。今井さんは「おしゃれ感があり、これまたブームのように扱われがちですが、大切な栄養食材として定着していくでしょう。生活習慣病だけではなく、肩こりや生理痛などといった病気ではなく、日頃の体調不良も改善できるのがローフードであり、今後は重要な食のスタイルとして、さらに認知され、糖尿病などの食指導にも取り入れられるのではないでしょうか」と話します。

ローフードスクール受講生の反応は?

机の上に並べられたローフードの写真2

今井さんが運営するローフードスクールの受講生の中には、ローフードを生活に取り入れたことで、体調が良くなったという方が多いのだそう。たとえば「便秘、生理痛、頭痛の改善。肌がキレイになった。外出するのがおっくうだった人も元気になって明るくなった。体の調子が良くなったなど、ローフードは年齢に関係なく生き生きと輝けることが素晴らしいですね」と今井さんは話します。

自宅でも試してみたいローフード

自宅で手軽にローフードを始めてみたいという方におすすめなのが、今井さん直伝の「生で食べるブロッコリー」。ブロッコリーが持つ抗ガン作用は加熱すると奪われてしまうので、生で食べるのがおすすめです。ぜひお試しください。

<用意する材料>
・ブロッコリー……1/4個
・白みそ……大さじ1
・オリーブオイル……大さじ1/2
・粒マスタード……小さじ1

<手順>
①ブロッコリーを小房にカットする。
②白みそ、オリーブオイル、粒マスタードを混ぜる。
③ブロッコリーと②を混ぜて、10分程度なじませて完成。

photo / 今井由香里

今井由香里
取得資格:JLBA認定ローフードマイスターグローバル認定校
ローフードマイスター1級、ローフードパティシエ1級、ローフードシェフ1級、ローフードライフデザインプランナー、家庭料理技術検定・優良賞受賞

http://www.nochiyu.net/

この記事を書いた人

渡邊 孝明 エディター&ライター/関心と取材のテーマは、旅と北海道とものづくりとライフスタイルとアートと歴史とまちと乗りものと温泉と麺類と。だいたいのファクターは、旅の...

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