テレビ台周りをおしゃれに見せたい!生活感の出ないリビング空間を作るディスプレイ実例集
- 公開:2022.4.9
- ライフスタイル
引っ越しや部屋の模様替えなどで、テレビの配置をどうするか悩む方は多いことでしょう。今回はさまざまなレイアウト実例を参考に、テレビまわりのインテリアコーディネートにもフォーカスします。ぜひテレビの配置に困ったら、ご参考になさってくださいね。
テレビは、部屋のどこに置く?
部屋に置く家電のなかでも存在感のあるテレビ、あなたはどこに置いていますか。配線などもあり、好きな場所に気軽に移動することが難しい家電なので、事前にレイアウトを考えて慎重にレイアウトしたいもの。そんな時に参考になるのは、インテリア上手さんたちのアイデアです。
多くの部屋で取り入れられていたのが、壁際にテレビを置き、その対面にソファを置くレイアウト。ゆったりとソファに座りくつろぎながらテレビを観られる人気の配置です。
多くの部屋で取り入れられていたのが、壁際にテレビを置き、その対面にソファを置くレイアウト。ゆったりとソファに座りくつろぎながらテレビを観られる人気の配置です。
テレビをコンパクトに置きたい場合は、部屋のコーナー部分を使うアイデアも。テレビボードもコーナー用の小さなタイプを選べるのですっきりと置くことができますが、正面にソファを置くことは難しくなります。
ソファの向きとテレビのレイアウトを切り離してしまえば、意外に自由なレイアウトを楽しめます。
こちらの部屋のように、ソファのサイドにテレビを置くアイデアも。その代わり、テレビの正面にベッドがあるため、「ベッドの上に座ってテレビを観たい」という人にとってはベストポジションになることでしょう。
こちらの部屋のように、ソファのサイドにテレビを置くアイデアも。その代わり、テレビの正面にベッドがあるため、「ベッドの上に座ってテレビを観たい」という人にとってはベストポジションになることでしょう。
ソファに座ってゆっくりとテレビを観る時間がない人は多いのではないでしょうか。こちらの部屋のようにキッチンの正面にテレビを配置すれば、家事をしながらでもテレビが目に入ります。
情報番組やニュースなど、忙しい時間に「ながら見」することが多いなら家具などが遮らない見通しのよい場所にテレビを設置することをおすすめします。ただし、料理中はよそ見をすると手元が危険なため十分に気を付けてくださいね。
それでは、テレビまわりが素敵なインテリアコーディネート実例も見ていきましょう。
情報番組やニュースなど、忙しい時間に「ながら見」することが多いなら家具などが遮らない見通しのよい場所にテレビを設置することをおすすめします。ただし、料理中はよそ見をすると手元が危険なため十分に気を付けてくださいね。
それでは、テレビまわりが素敵なインテリアコーディネート実例も見ていきましょう。
テレビまわりのインテリアコーディネート実例
1:隠す収納でシンプルに
こちらの部屋に置かれているのはロータイプのテレビボード。脚付きなので床が多く見え、部屋が広々とした印象に感じられます。まわりのインテリアと木の質感を合わせているので、大きなテレビボードでも圧迫感がありませんね。
テレビを置く台は、テレビボードに限定する必要はありません。耐荷重に問題なければ、他の収納家具を代用するアイデアも。こちらの部屋に置かれているのは、無印良品のスタッキングシェルフです。テレビ台として使わなくなっても、収納として他の部屋でも使えるため便利です。
2:見せる収納で機能的に
オープンシェルフにテレビを置くアイデアも人気です。隠して収納したいモノはカゴやファイルボックスなどを使えば見た目もすっきり。
デザインやサイズで気に入った家具が見つからない場合は、DIYする人も。こちらの部屋では、木製パレットを積み重ねてテレビ台にしています。メンズライクなインテリアに、無骨な木の質感とシンプルなデザインがマッチしていますね。
限られた空間だからこそ、広々と見せるには壁面の使い方は重要です。こちらの部屋のように、ワークスペースと組み合わせてテレビを置けば省スペースに。テレビまわりはモノを厳選し、見えても絵になるメンズライクな収納アイテムなどを使って統一感のあるインテリアに仕上げています。
3:インテリア小物やグリーンを飾る
テレビまわりをディスプレイコーナーに。多国籍なテイストをセンスよくまとめたアートや照明がテレビまわりをギャラリーのように引き立てています。
テレビのまわりにグリーンを飾るアイデアもインテリアが素敵なお部屋の多くに見られます。洗練された雰囲気を演出するなら、色とりどりの花よりも葉を中心にしたシンプルな植物を飾るのがおすすめです。
こちらの部屋では、ドライな植物を壁掛けで飾っています。テレビボードはヴィンテージ・アンティークのユーズド家具専門店で見つけたものだそう。深みのある色合いと美しいデザインが部屋のテイストに溶け合って、こだわりのインテリアを一層素敵に見せています。
4:テレビにカバーを付ける
テレビの存在感がインテリアに合わないと感じたら、カバーをかけるのもおすすめです。デザイン性のあるファブリックで画面を隠せば、目に入っても気になりませんね。
こちらの部屋では、シンプルな無地のファブリックでテレビ自体をインテリアになじませています。黒い画面が見えないだけで、部屋の印象ががらりと変わります。
5:壁付けですっきり仕上げる
配線を一切見せず美しいテレビまわりを実現するなら、壁掛けにするアイデアも。ただし、どの壁にでも壁掛けができるわけではなく、構造や種類を事前に調べておく必要があります。テレビを掛けるのに耐えられる壁の耐荷重か、どの壁なら取り付け可能かは素人では判断が難しいため、専門業者に依頼することをおすすめします。
賃貸マンションなど、壁の工事ができない場合はテレビスタンドを取り入れてみては。こちらの部屋では、壁の色に近いダークな色合いのスタンドで49インチの大きなテレビを壁掛け風にして設置しています。
テレビのレイアウト&インテリアにこだわって暮らしを快適に
日々目にするテレビ周辺が整っていると気持ちがよいもの。レイアウトやまわりのインテリアによって部屋の印象は大きく変わります。あなたもぜひ、ライフスタイルやテレビを観る頻度などに合わせてベストなレイアウトを改めて考えてみてはいかがでしょうか。
photo / goodroom journal
<監修・記事執筆>
伊野 奈緒美
リフォームスタイリスト3級
カラーコーディネーター2級
文部科学省後援 リビングスタイリスト1級 取得