くつろげる部屋づくりのコツは「ロースタイル」。居心地がよくなる3つのポイントとは?
- 公開:2022.2.21
- ライフスタイル
多くの人が「居心地がいい」と感じる部屋には、共通点があるのかもしれません。そのひとつが「ロースタイル」。日本人に親しみ深い和室のように、足を伸ばして座ることができ天井が高く感じられる空間はくつろげると感じる方は多いのではないでしょうか。今回はロースタイルインテリアのメリットやポイントをご紹介します。
「ロースタイル」とはどんな部屋??
部屋に置くアイテムを低めに揃えて、圧迫感のない空間をつくるのが「ロースタイル」。背の低い家具が集まると、おのずと床に近い暮らしになり足を伸ばしやすくなったり、天井が高く感じられたりとリラックスできる雰囲気が漂います。
ロースタイルにするメリットは、ほかにも。
・視界が抜けるので開放的で広々とした印象になる
・動線がすっきりとするので回遊しやすい
・家具の転倒による不安が減る
もしあなたが「何だか部屋でくつろげない」と感じているのなら、もしかすると家具の高さが影響しているのかもしれません。家具が低ければ動線を遮るモノが減り、より動きやすくなります。また高い家具の転倒よりも不安が減るというメリットもあります。
ロースタイルを取り入れることで、部屋がより今よりもっと過ごしやすくなるのではないでしょうか。それでは、ロースタイルインテリアをつくるポイントをご紹介します。
ロースタイルにするメリットは、ほかにも。
・視界が抜けるので開放的で広々とした印象になる
・動線がすっきりとするので回遊しやすい
・家具の転倒による不安が減る
もしあなたが「何だか部屋でくつろげない」と感じているのなら、もしかすると家具の高さが影響しているのかもしれません。家具が低ければ動線を遮るモノが減り、より動きやすくなります。また高い家具の転倒よりも不安が減るというメリットもあります。
ロースタイルを取り入れることで、部屋がより今よりもっと過ごしやすくなるのではないでしょうか。それでは、ロースタイルインテリアをつくるポイントをご紹介します。
ロースタイルインテリアをつくる3つのポイント
1:「低めの家具」で圧迫感を軽減する
ロースタイルインテリアの基本になるのは、「背の低い家具」で揃えること。ダイニングテーブルよりも少し低めくらいの高さ60㎝以下の家具が目安です。ソファや収納棚などを低めにすれば、部屋全体の圧迫感が軽減します。
部屋に飾るアートも床に置くなど、フォーカルポイントを低めにするのがおすすめ。こちらの部屋のように、リビングテーブルもソファに合わせて約30~40cmくらいの高さを選ぶと統一感が生まれます。
ロースタイルな空間をつくるならテレビやパソコンのモニターなども低めに。目線が低めになるよう、低めのテレビボードやチェストを選びましょう。こちらの部屋では、ナチュラルな木の質感が温かみを感じさせるIKEAのテレビ台を取り入れています。
寒い季節には、床で過ごす時間も快適な「こたつ」を取り入れてみては。最近では、洋室にも合う和モダンなデザインも多く展開されており、ロースタイルインテリアにもぴったりです。
こちらは三島家具の「RASMO こたつウォールナット」。暖かくなりこたつが不要になったら、布団を片づけてテーブル単体にすればオールシーズン使えます。こたつと聞くと和のイメージが浮かびますが、こちらは北欧テイストの有機的な天板デザインとウォールナットの上質感で洋室にもよく合います。
床座を快適にする座椅子もロースタイルにあると嬉しいアイテム。床に置けるクッションでもよいですが、背もたれがあるとラクな姿勢を保ちやすくよりくつろげます。
2:床にラグや置き畳などを敷く
ラグを広めに敷けば、ソファの座面を背もたれにして床に座ることもできて、リラックスできます。ラグをウレタンマット入りにすると、よりふかふかの踏み心地で快適に。厚みの分冷えも伝わりにくいので、冬場の床座にもぴったりです。ローソファと組み合わせて一体化させると、小部屋のようにプライベート感のあるスペースになりますよ。
置き畳はクッション性があり、夏はさらり、冬はほどよく温かみを感じられる天然素材のよさを存分に感じられます。縁のない琉球畳なら、インテリアを選ばずフローリングにもなじみ和モダンな雰囲気をつくれるので、どんなインテリアにも意外にマッチします。
3:シーリングライトを取り入れる
ペンダントライトのように吊り下げるタイプの照明の場合は、部屋に圧迫感が出てしまうことも。広々と見せるならシーリングライトを取り入れてみましょう。天井に直付けした一体感のあるシーリングライトにすれば、ロースタイルインテリアのメリットをより感じられるはずです。ただ、くつろげる部屋が目的であれば、蛍光灯だけのシーリングライトよりも、暖色系や好みの明るさに調光ができるライトのほうがおすすめです。
くつろげる部屋はやっぱり「ロースタイル」
低めの家具で揃えた、開放的で居心地のよい部屋。くつろぎを求めたら、行きつくのは「ロースタイル」なのかもしれません。視界に抜けが生まれると部屋が広々と感じられ気分も軽やかになることでしょう。ぜひ、くつろげる暮らしのアイデアとして取り入れてみてはいかがでしょうか。
photo / goodroom journal,三島家具
<監修・記事執筆>
伊野 奈緒美
リフォームスタイリスト3級
カラーコーディネーター2級
文部科学省後援 リビングスタイリスト1級 取得