狭いキッチンでの上手な置き方は?【家電別】使いやすいキッチン家電のレイアウト実例集
- 公開:2021.11.20
- 更新:2024.7.18
- ライフスタイル
キッチン家電の置き場は、インテリアを整えるときネックになるお困りごとのひとつではないでしょうか。今回は実例をもとに、使いやすく見た目も美しいキッチン家電のレイアウトをご紹介します。
キッチン家電のレイアウト、困っていませんか?
キッチン家電の置き場に困っている、使いやすいレイアウトはどうしたらよい?とお悩みの方は多いのではないでしょうか。キッチン家電は、その名のとおり「キッチンで使う」ことが多い家電。
ですが、最近ではキッチンにこだわらずダイニングなど「使いやすい場所に置く」というアイデアにも注目されています。家電がより活躍してくれるだけでなく、キッチンスペースに余裕が生まれるというメリットも。
キッチン家電の置き場を見直してみると、今よりもっと使いやすく見た目も美しいキッチンになるはずです。
ですが、最近ではキッチンにこだわらずダイニングなど「使いやすい場所に置く」というアイデアにも注目されています。家電がより活躍してくれるだけでなく、キッチンスペースに余裕が生まれるというメリットも。
キッチン家電の置き場を見直してみると、今よりもっと使いやすく見た目も美しいキッチンになるはずです。
【家電別】キッチン家電のレイアウト実例集
1:電子レンジ
キッチン背面の棚上に置く
キッチンの背面に電子レンジを置くと、移動距離が短くなるので調理が時短に。最も人が手に取りやすい位置、「ゴールデンゾーン」を意識して配置すると使いやすくなります。腰上あたりから目線の高さくらいまでを目安にしてみてください。
冷蔵庫の上に置く
スペースに余裕がない小さなキッチンでは、冷蔵庫の上が電子レンジの定位置になることが多いでしょう。冷蔵庫の天板が耐熱性であるか、天板サイズに余裕があるか、電子レンジを冷蔵庫の上に置いても絶えられる重さであるかがポイントになります。
故障や事故の原因になることもあるため、天板と電子レンジの間に木の板などを挟むことは避けましょう。また、高すぎる場所に電子レンジを置くと、料理を取り出す時にうっかり落としてしまう可能性も。こちらもゴールデンゾーンを意識して置くのがよいでしょう。
故障や事故の原因になることもあるため、天板と電子レンジの間に木の板などを挟むことは避けましょう。また、高すぎる場所に電子レンジを置くと、料理を取り出す時にうっかり落としてしまう可能性も。こちらもゴールデンゾーンを意識して置くのがよいでしょう。
2:オーブントースター
キッチンカウンターの上に置く
キッチン・ダイニング両方から使いやすいキッチンカウンターの上は、オーブントースターの定位置にぴったり。デザインが素敵なトースターなら、キッチンインテリアとしても映えますね。
食器棚の上または近くに置く
食器棚の上または横にオーブントースターを置けば、食器への盛りつけがスムーズ。こちらのお宅では、バルミューダのトースターを主役に食器などを並べてナチュラル感のあるディスプレイに仕上げています。
3:炊飯器
キッチンの片隅にスツールを使って置く
炊飯器は蒸気を発する家電なので、熱や蒸気を脱がしやすい場所にレイアウトするのがおすすすめ。体より下に置くなら蒸気に触れてやけどをしないよう、人の行き来が少ない場所に単独で置くと安心です。
こちらのお宅では、安定感のあるスツールを台にして炊飯器の置き場をつくっています。
こちらのお宅では、安定感のあるスツールを台にして炊飯器の置き場をつくっています。
DIY棚の上に置く
シンク横の棚に炊飯器を置けば、お米を研いだ後炊飯するまでの流れがスムーズに。自分の身長に合った高さやスペースに合ったサイズの棚が見つからない場合は、こちらのお宅のようにDIYするアイデアも。オープン棚なら扉の開閉が不要なので、モノの出し入れがラクになります。
キッチンと横並びで置く
キッチンと横並びでキッチン家電を置けば、横移動だけで調理の工程が完了するためシンプルな動線に。I型キッチンをすっきりと見せるレイアウトです。
4:コーヒーメーカー・電気ケトル・ポット
デッドスペースを活用し、シェルフの上に置く
柱の前など、部屋の凹凸を上手に使って棚を設置し、すっきりとキッチン家電をまとめています。壁の色に合わせた棚を選ぶと、圧迫感を抑えすっきりと見せることができます。
カフェコーナーをつくる
コーヒーメーカーや電気ポットなど、キッチン家電とともにティーセットやコーヒーセットを集めてカフェコーナーをつくるアイデアも。コーヒーミルなど道具のデザインにもこだわれば、ディスプレイとしても絵になります。
「わが家」のキッチン家電の定位置を決めよう
キッチン家電の使いやすいレイアウトは、家族構成やライフスタイルによって異なります。見た目の美しさと使いやすさのバランスをとりながら、少しだけレイアウトを見直してみるとキッチン家電がより活躍してくれるはずです。
ほかにもキッチンの収納の工夫について知りたい方はこちら
photo / goodroomjournal
<監修・記事執筆>
伊野 奈緒美
リフォームスタイリスト3級
カラーコーディネーター2級
文部科学省後援 リビングスタイリスト1級 取得