おしゃれで実用的な空間に。もてなし上手さんの玄関インテリアコーディネート実例

着脱を頻繁に繰り返すコートは、わざわざ別室に取りに行ったり、帰宅後にしまったりする手間も省けるので、玄関に掛けておくと便利です。
また、ゲストを迎える際にも、お部屋に入ってすぐにバッグやコートをかける場所を作っておけば、どこに置いたらいいのかと悩ませることもありません。おもてなしの心ですね。
コート掛けのデザインは、シンプルなものを選べば玄関のインテリアを邪魔することなく置くことができますよ。

こちらもおもてなしの一環。お出かけ前の身だしなみチェックをするために玄関に鏡を置いておくと便利です。また、鏡を配置することで照明の光が反射して空間を明るくしたり、鏡の映り込みを上手く活用してお部屋を広く見せることもできますよ。

植物を飾るだけで、玄関がパッと華やいだ空間になります。ただし、玄関には光が差し込まないことが多いため、飾るのであれば観葉植物ではなく、切り花や枝物などを選ぶと良いでしょう。写真のように、切り花でも背の高い大きな枝振りのものを選べば迫力のあるアーティスティックな雰囲気を演出することができますよ。

玄関は座って靴を履いたり脱いだりする場所なので、目線を落としがちです。そこで、インテリアグリーンをあえて低い位置に観葉植物を配置することで、視界に入りやすくなりますよ。木製のシューズ収納棚との相性も抜群で、グリーンが横にあるだけで洗練された空間に。

目線が下にいきがちな玄関ですが、天井や壁の上の方を見てみると意外に「吊るす」場所がたくさんあるのです。また、下の方が若干散らかっていても、自然と目線が上にいってゴチャゴチャが目につきにくいという利点も。
こちらの写真ではドライフラワーが照明と共に吊るされているため、光が当たって存在感が増しています。花瓶に飾っても素敵なのですが、次は吊るす​インテリアとしてディスプレイに挑戦してみるのはいかがでしょうか。

軽くて画鋲などで簡単に止めることができるモビールなどで扉の飾り付けをするのもおすすめです。開閉するたびにモビールがゆらゆらと揺れる様子は、天井の高さや奥行が感じられ、空間を広く見せる効果も。

家の中に入るたびにワクワクするような、素敵な玄関インテリアコーディネート実例をご紹介しました。広さや造りによって真似するのが難しいものもあるかもしれませんが、おしゃれで快適な空間作りのヒントとして取り入れてみるのはいかがでしょうか。