愛らしい表情にほっこり。いつもの食材で作れる、華やかな「ひな寿司ケーキ」のレシピ
- 公開:2021.3.2
- グルメ・食
春の気配を感じ始めた今日この頃。おでかけに最適な季節がやってきますが、遠出やお花見は控えたほうがよいのが現実…。そこで、もうすぐやってくるひな祭りに、ご自宅で可愛らしい「ひな寿司ケーキ」を作って楽しんでみませんか?キュートなお雛様の表情は、見るだけで笑顔になること間違いなしですよ。
食材にちょっぴり細工して華やかに
まずは、土台となる「寿司ケーキ」を作ります。
れんこんを花形にしたり、ラディッシュの皮をストライプにむいたりなど、食材に少しの手間をかけることで華やかに仕上がります。
れんこんを花形にしたり、ラディッシュの皮をストライプにむいたりなど、食材に少しの手間をかけることで華やかに仕上がります。
材料(直径約15cmの型1個分)
- なたね油適量
- スモークサーモン4枚
- 花れんこん5枚
- ラディッシュ(紅白になるように皮をむく)3個
- いくら好みの分量
- <A>
- 卵1個
- 塩ひとつまみ
- <B>
- 温かいごはん300g
- 酢大さじ1
- 白だし小さじ2
- てんさい糖小さじ2
- ゆずの皮の千切り適量
作り方
- 1熱した玉子焼き器に油をひいて、混ぜ合わせた<A>を流し入れ、薄焼き卵を作り、細切りにします。
- 2型に(1)を敷き、混ぜ合わせた<B>を詰めます。型の上に皿をのせ、卵が上にくるよう裏返します。
- 3(2)の上にくるくると巻いたサーモン・花れんこん・ラディッシュ、中心にイクラをのせます。
- 4下記のひなむすびを作って(3)にのせます。
お雛様はキュートな表情にこだわって
次に、寿司ケーキにのせる「ひなむすび」を作ります。
薄焼き卵に焼きのり・カニカマ・大葉、といういつもの食材も、ハサミやストローで細工して、可愛らしいお雛様に。
薄焼き卵に焼きのり・カニカマ・大葉、といういつもの食材も、ハサミやストローで細工して、可愛らしいお雛様に。
材料(ひと口大2個分)
- ごはん40g
- 薄焼き卵1枚(約12×3cm)
- 大葉1枚
- 焼きのり1枚(約8cm四方)
- カニカマ(赤い部分)1/2本分
- 黒ごま4粒
作り方
- 1俵型のおむすびを2つ作り並べます。
- 2大葉を縦半分に切って(1)の上にかぶせます。
- 3(2)の上に薄焼き卵をかぶせます。
- 4焼きのりを男雛の冠と女雛の髪の毛に見立てて切ります。
- 5(4)をのせ黒ゴマを目の部分に、カニカマを口に見立ててピンセットでのせます。
- 6カニカマの赤い部分にストローを刺してくりぬきます。
- 7(6)をピンセットで頬の部分にのせます。
- 8玉子の上から出ている大葉はそのままでも、下に折り曲げても良いです。これを寿司ケーキの上にのせます。
切った焼きのりは、おむすびを人肌に冷ましてから着けると縮みにくいです。おむすびが乾燥すると、具材がくっつきにくくなるので、ラップをふんわりかけながら作業しましょう。
頑張りすぎずに作れる愛嬌たっぷりのごちそう
ひな寿司ケーキは、ナチュラルフードコーディネーター、こころのたね。yasuyoさんによる季節の御膳レシピ集『のほほん御膳』(誠文堂新光社)からご紹介しました。
「のほほん御膳」とは、忙しい日々のあいまに、器選びや盛りつけなどをちょこっと工夫することで、いつもの食卓を 「楽しいごはん時間」に変えてしまう御膳のこと。
とても手間と時間のかかるごちそうに見えますが、器の使い方を工夫したり、作り置きや夕飯の取り分けを利用することで、頑張りすぎずに作ることができるのがポイントです。
おもてなしに、また自分の楽しみのために作ってみてはいかがでしょうか。
「のほほん御膳」とは、忙しい日々のあいまに、器選びや盛りつけなどをちょこっと工夫することで、いつもの食卓を 「楽しいごはん時間」に変えてしまう御膳のこと。
とても手間と時間のかかるごちそうに見えますが、器の使い方を工夫したり、作り置きや夕飯の取り分けを利用することで、頑張りすぎずに作ることができるのがポイントです。
おもてなしに、また自分の楽しみのために作ってみてはいかがでしょうか。
photo / 誠文堂新光社
のほほん御膳
刊行:誠文堂新光社
定価:1,540円(税込)