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しめつけがなく、心地よく過ごせる。「RELIEFWEAR」のゆるやかな靴下&パンツ

「衣服のしめつけが気になる」「靴下のゴムが窮屈」そんな悩みをもつ方にご紹介したいブランド「RELIEFWEAR(リリーフウェア)」。日本古来の着物などを参考にした、身体が無理せず心地よくいられる衣服を展開しています。寒い日もある春の初めにうれしい温かな靴下やリラックスして穿けるパンツなどに注目です。

しめつけがなく、心地よく過ごせる。「RELIEFWEAR」のゆるやかな靴下&パンツ

不調に悩んでいた女性が始めた、衣服を見つめなおすブランド

しめつけがなく、心地よく過ごせる。「RELIEFWEAR」のゆるやかな靴下&パンツ

2020年夏に誕生した「RELIEFWEAR(リリーフウェア)」は、「身につける養生」をテーマとしたブランドです。養生とは生を養うという文字のとおり、身体を整えたり健康に配慮したりすること。自然な身体のあり方に着目し、しめつけ感がなくて動きやすく、身体のツボなどを意識することができる衣服を製作するほか、健康にまつわる情報の発信も行っています。

ブランドを立ち上げた鳥羽由梨子さんは、以前は雑貨ブランドで企画を担当し、地場産業と関わりながらものづくりなどを行っていた方。10年ほどその仕事に励んでいましたが、30代半ば頃から身体的な不調に悩まされるように。デスクワークで長時間座っていると、パンツやゴム入り靴下などのしめつけがつらく感じられ、手足も冷え切っていたそう。さらにお腹やみぞおちに痛みがあり、ついには盲腸にもかかってしまったのだとか。

しめつけがなく、心地よく過ごせる。「RELIEFWEAR」のゆるやかな靴下&パンツ

それをきっかけに、この痛みや不調はどこからくるのだろう?と、身体について学び始めた鳥羽さん。次第に、日本古来の文化に身体をしめつけない衣服や無理のない呼吸の仕方など、さまざまな知恵があることを知っていきます。そして行きついたのは、今身につけている衣服について見直そうという想い。
そこから、伝統的な着物や袴なども参考にしながら、身体の自然に合った着心地のよい衣服を展開するブランドをスタートさせます。

「身体のことはまだまだ勉強中ですが、学びながら開発に活かしていけたらと思っています。それが少しでもほかの方の役に立てたらうれしいです」(鳥羽さん)

最初に誕生したのは、ゴムを使わない靴下。それに続き、ゆったりとしたパンツも登場しています。ここからはそれらのアイテムを詳しくご紹介します。

伸縮性があり足に気持ちよくフィットする靴下3種

しめつけがなく、心地よく過ごせる。「RELIEFWEAR」のゆるやかな靴下&パンツ

RELIEFWEARの靴下「KAIHŌ SOCKS」。ニットの一大産地、新潟・五泉にある「くつ下工房」の職人、上林希久子さんがご両親の介護のために何度も試作して開発した靴下を元にしています。
むくんでいる足もしめつけないよう、ゴムは使われていません。ずれ落ちを防ぐため、裏糸に伸縮性のある糸を使い、足首部分を二重仕立てに。さらに、三陰交という身体の巡りをよくするツボが保温できるようになっています。

また、一般的な靴下は、高速回転で編んで大量に作り、プレスで少し引き延ばして作られているものが多いそう。対してKAIHŌ SOCKSは、糸の風合いを活かし、昔ながらの低速でやわらかく大きめに編まれています。それを独自のプレスで縮めることで伸縮性をアップ。それでいて足先はゆったりとした作りで、指が自由に動かせて歩きやすくなっています。

しめつけがなく、心地よく過ごせる。「RELIEFWEAR」のゆるやかな靴下&パンツ

KAIHŌ SOCKSには3つの種類があります。

「KIHON」はコットンの風合いとポリウレタンの伸縮性などの特徴を活かした靴下。足首部分が二重仕立てであたたかく、しめつけ感はないのに足によくフィットします。上林さんによる工夫が詰めこまれた基本の一足です。

しめつけがなく、心地よく過ごせる。「RELIEFWEAR」のゆるやかな靴下&パンツ

こちらはKIHONの製法をベースに、ムレにくさも実現した「TSŪKI」。強度が必要な足裏とかかと以外の前面はメッシュ編みにしてあり、通気性がよくなっています。

夏向けのイメージがあるメッシュですが、冬にもインナーソックスとしておすすめです。上にウールなどの素材の靴下を重ねて履けば、空気の層が生まれて温か。メッシュ部分からは汗が発散され、汗がこもることで起こる汗冷えを防いでくれます。

しめつけがなく、心地よく過ごせる。「RELIEFWEAR」のゆるやかな靴下&パンツ

ぷくぷくとした表面が印象的な「SHINSHUKU」は、パイナップル編みなどと呼ばれる編み方で作られています。凹凸により空気の層ができて保温してくれるので、3足のなかで最も温か。肌への接地面が少ないため、よりゆったりとした履き心地で、お風呂上がりやおやすみ前のひとときにもぴったりです。

お好きな種類を選び、ときに重ね履きもしながら楽しんでください。

KIHON 1,800円(税別)
TSŪKI 2,000円(税別)
SHINSHUKU 2,200円(税別)
カラー:
AKE-PINK-/DAICHI-BROWN-/HARE-BLUE-/HIKARI-OFF WHITE-/KIRI-GRAY-/YORU-NAVY-/YUKI-WHITE-

冷え対策も考慮。骨盤を意識させるゆったりパンツ

しめつけがなく、心地よく過ごせる。「RELIEFWEAR」のゆるやかな靴下&パンツ

ちょっと個性的なワイドパンツのようなこちらは、「TANDEN PANTS」。女性の身体を整えるための工夫がたくさんあるパンツです。

開発に当たって重視されたのは、へそ下約9cmあたりにある「丹田(たんでん)」という部位。それを中心にして腰と下腹が安定すると背骨や頭が正しい位置に据えられ、背筋はすっと伸び、自然な身体の状態へ導く手助けになるのだとか、
実は、日本の着物や袴などは腰紐や帯を巻くことで骨盤を締めて体幹を安定させ、丹田を意識できる役割を担っていたそう。TANDEN PANTSには、その作りが応用されています。

しめつけがなく、心地よく過ごせる。「RELIEFWEAR」のゆるやかな靴下&パンツ

お腹や腰に当たる部分は帯のように広めで、ウエストをしめつけません。ゴムは入っておらず、腰紐を巻くことでサイズを調整でき、骨盤を安定させます。前のベルトループは少し下の位置にあり、腰紐はゆるいV字になってちょうど丹田の前で結ばれるかたちに。それにより、自然と体幹を意識することができます。

鼠径部も圧迫しない太めのシルエットですが、ラインがきれいなのは2本のフロントタックによるもの。内側に折るインタックにすることで見た目はすっきりし、穿いている本人にとっては動きやすくなっています。

しめつけがなく、心地よく過ごせる。「RELIEFWEAR」のゆるやかな靴下&パンツ

お腹の部分にはカイロが入れられるポケット付きです。
そしてもう一つ、寒さ対策の工夫があるんです。普段長めのパンツを穿いていても、椅子に座ると生地が上に引っ張られ、前側の裾が上がってしまいますよね。TANDEN PANTSはこの隙間からの冷気を防ぐため、前側を長くしたフラップ裾になっています。デスクワークなどの際は、裾のフラップを下げれば足首を覆えて保温に。立っているときはフラップを折り上げておけば、足首の邪魔にならず歩きやすいです。

高密度に織られたハリとコシのあるコットン素材でできていて、軽くて丈夫。中にスパッツなどをレイヤードすると冬も温かく、1年中穿くことができます。

TANDEN PANTS
18,000円(税別)
カラー:SUMI-GRAY-/KON-NAVY-/SHIRO-WHITE-/AKA-RED-(限定カラー)

サイトには健やかに暮らすためのヒントも

しめつけがなく、心地よく過ごせる。「RELIEFWEAR」のゆるやかな靴下&パンツ

ご紹介した靴下とパンツは、公式サイトにてご購入が可能です。イベントなどに出展することもあり、そうした予定はSNSで告知されています。

またサイトやSNSでは、忙しい女性たちが、日々すこやかに過ごせるようなWEBメディア『養生通信』を配信。それぞれのアイテムの開発秘話や製作のポイントのほか、日本の四季や文化について知ることもできます。最近は、ブランドとつながりのあるお店やブランドのスタッフの方がおうちでどんなふうに過ごして体や心を整えているかも紹介中。家で過ごす時間が長くなっている今、自分も取り入れてみたいというアイデアを見つけられるはず。気になる方はぜひチェックしてみてくださいね。

photo / RELIEFWEAR

photo

RELIEFWEAR(リリーフウェア)

https://reliefwear.jp/

この記事を書いた人

ゆりか 東京生まれ、静岡育ち、横浜在住。文章を書く仕事への夢を諦めきれず、商社勤務から転職しました。想いを込めて作られたものや長年受け継がれてきたものなどに心惹かれ...

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