今こそ寝室インテリアを見直そう。「ぐっすり眠る」お部屋づくりのヒント
- 公開:2020.10.3
- ライフスタイル
寝室は1日の疲れを癒す大切なお部屋。健やかな日々をおくるために、「上質な睡眠」をとれる環境づくりを意識したいですね。今回は、ぐっすり眠るためのお部屋づくりを考えていきます。ベッドファブリックの選び方、心地よい寝室のインテリアなどぜひ参考になさってくださいね。
あなたは、最近よく眠れていますか?
季節の変わり目で眠れていない、新しい生活様式に疲れぐっすり眠れていないなど、最近「眠り」のお悩みを抱える方は多いのではないでしょうか。
もし寝室のインテリアにあまりこだわっていないのなら、そんな今だからこそご紹介するポイントを少しだけ意識して模様替えしてみてはいかがでしょうか。もしかすると、眠りの質が変わっていくのを、少しずつ感じられるかもしれませんよ。
上質な睡眠をとることは健やかな日々を過ごすために大切なこと。さまざまな視点がありますが、そのなかでも今回は「眠りの環境づくり」にフォーカスしてお話していきます。
もし寝室のインテリアにあまりこだわっていないのなら、そんな今だからこそご紹介するポイントを少しだけ意識して模様替えしてみてはいかがでしょうか。もしかすると、眠りの質が変わっていくのを、少しずつ感じられるかもしれませんよ。
上質な睡眠をとることは健やかな日々を過ごすために大切なこと。さまざまな視点がありますが、そのなかでも今回は「眠りの環境づくり」にフォーカスしてお話していきます。
心地よく眠るための「ベッドファブリック」の選び方
ぐっすり眠る環境づくりに欠かせないのがベッドファブリック。ベッド周りを彩る布類のことです。主なものでは、以下のような種類があります。
・シーツ
ベッドのマットレスの上に敷いて使う。素材は綿、麻やポリエステルなど。
・ベッドパット
マットレスとシーツの間に敷いて使う。薄手の敷布団で寝汗からマットレスを守り、シーツの代わりにも。
・ピローケース
枕カバーのこと。顔に直接触れるため、自分好みの天然素材を選ぶのがおすすめ。小さな面積で取り入れられるため、気軽に色柄を楽しめる。
このほかにもベッドカバーなど掛け布団に掛けるファブリックもあり、その種類はさまざま。もしベッドファブリック選びに悩んだら、ぜひ以下のポイントを意識してみてください。
・シーツ
ベッドのマットレスの上に敷いて使う。素材は綿、麻やポリエステルなど。
・ベッドパット
マットレスとシーツの間に敷いて使う。薄手の敷布団で寝汗からマットレスを守り、シーツの代わりにも。
・ピローケース
枕カバーのこと。顔に直接触れるため、自分好みの天然素材を選ぶのがおすすめ。小さな面積で取り入れられるため、気軽に色柄を楽しめる。
このほかにもベッドカバーなど掛け布団に掛けるファブリックもあり、その種類はさまざま。もしベッドファブリック選びに悩んだら、ぜひ以下のポイントを意識してみてください。
1:ベッドファブリックの素材
ベッドファブリックは、肌に優しい天然素材をベースに選ぶと良いでしょう。天然素材は、吸湿性と発散性にすぐれているため、汗を吸収して発散することができます。なかでも綿(コットン)はやさしい肌触りで、吸湿性にもすぐれた素材。肌触りにこだわる方におすすめです。より心地よさを求めるならシルクのような滑らかさのある「サテン織り」を選んでみては。
また、素材は季節に合わせて選ぶことも大切なポイント。春夏は綿や麻などさらりとした肌触りのものを、秋冬は自分の体温で温もりを感じさせ、吸湿性にも優れた「ウール」がおすすめです。意外に思えますが、ウールは綿よりも汗を発散できるのが特徴。季節を問わず使える素材なんですよ。
また、素材は季節に合わせて選ぶことも大切なポイント。春夏は綿や麻などさらりとした肌触りのものを、秋冬は自分の体温で温もりを感じさせ、吸湿性にも優れた「ウール」がおすすめです。意外に思えますが、ウールは綿よりも汗を発散できるのが特徴。季節を問わず使える素材なんですよ。
2:ベッドファブリックの色
ベッドファブリックは、落ち着いて眠れるリラックス感のある色を選びたいですね。鎮静効果を期待するなら寒色系の「ブルー」がおすすめ。でも体が冷えやすいと感じているなら肌に直接触れるシーツやカバーを避けて小さく取り入れるのが良いでしょう。ほかにも、優しい雰囲気とナチュラル感を演出する「オフホワイト」「ベージュ」も寝室に適した色です。アクセントとしてクッションカバーなどで季節の色を取り入れると、おしゃれさもアップしますよ。
避けたいのは、神経を興奮させると言われる赤。ぐっすり眠るためのお部屋には、少し刺激が強すぎるかもしれません。どうしても取り入れたい場合は、模様などで「小さく」を意識してみてください。
避けたいのは、神経を興奮させると言われる赤。ぐっすり眠るためのお部屋には、少し刺激が強すぎるかもしれません。どうしても取り入れたい場合は、模様などで「小さく」を意識してみてください。
眠るためのお部屋づくり。「寝室」に取り入れたいアイテム
1:ベッドサイドテーブル
心地よい眠りの環境づくりには、「眠りに関係しないアイテム」は一切置かないようにしたいもの。でも、メガネや目覚まし時計などの必需品、眠る前に読んでいた本などをちょい置きできる小さなテーブルは、あると便利です。こちらはIKEAのNESNA ベッドサイドテーブル。花瓶やディフューザーなど、ナチュラルな色合いのものを置くと目にもやさしい空間がつくれます。
2:スタンドライト
寝室の照明は、ホテルのお部屋のように暖色系の優しい光を意識してみてください。メインの照明のほかに補助照明を上手に使う「1室多灯」で照らすと、光の量を調節でき落ち着いた空間を演出できることでしょう。写真はやさしい灯りとシェードが美しい Cerdeco(セーディコ)のライトです。
3:心地よい香りのアイテム
おやすみ前に良い香りがふんわりと漂っていると、心が落ち着きますよね。基本的には好きな香りを選ぶのが良いと言われていますが、特に寝室に向くのは、高ぶった交感神経を静めると言われている「真正ラベンダー」です。ピローミストをひと吹きしたり、アロマオイルをアロマストーンに垂らしたりなど簡単にできる「香りのアイテム」を取り入れてみては。写真は無印良品のアロマストーンです。
※体調などにより、使用しないほうが良い香りもあります。使用前には注意書きをよく読み、専門家に相談するなどご自身で十分にご確認ください。
※体調などにより、使用しないほうが良い香りもあります。使用前には注意書きをよく読み、専門家に相談するなどご自身で十分にご確認ください。
4:静物や植物など心落ち着くアート
寝室は、できるだけモノを置かないシンプルなインテリアがおすすめ。ですが、お部屋のなかが少し寂しく感じられるなら、心癒される植物や静物をモチーフにしたアートを飾ってみてはいかがでしょうか。目に優しい効果をもたらすグリーン、シックなグレイッシュカラーを選べば、照明ともあいまってリラックス感を演出することでしょう。
健やかな日々をもたらす上質は睡眠は「寝室づくり」から
よく眠れないと感じたり、リラックスできていないと感じたりしたなら、寝室のインテリアを少しだけ見直してみては。上質な睡眠は、ストレスを減らし心身ともに健やかな毎日を助けてくれるはずです。あなたもぜひ、ベッドファブリックや寝室のインテリアアイテムにこだわって、心地よい睡眠環境をつくってみてはいかがでしょうか。
<監修・記事執筆>
伊野 奈緒美
リフォームスタイリスト3級
カラーコーディネーター2級
文部科学省後援 リビングスタイリスト2級 取得