モノが多くたっていい。大切なモノを「手放さない」収納アイデア
- 公開:2020.6.20
- ライフスタイル
「すっきりシンプル」インテリアは、見た目が美しいだけでなくメリットも多く人気。でもシンプル化することを意識するあまりに、大切なモノまで手放してしまっては後悔してしまいそう。今回は大切なモノを手放さず、すっきりと暮らすために心掛けたい収納アイデアをご紹介します。
「本当に大切」なら、無理に手放さなくていい
モノを厳選したすっきりとした暮らしに、憧れる方は多いのではないでしょうか。でも実際には、どうしても捨てられないモノや手放したくないと感じてしまうモノもあるのでは。「断捨離」の良さは知りつつも、モノとお別れすること自体がストレスになってしまっては本末転倒。心地よい住まいの定義は、人それぞれで良いのではないでしょうか。
今回は、大切なモノを手放さずに自分の納得できる空間づくりをするためのコツをご紹介します。モノが多くても、工夫すれば暮らしやすい住まいは叶うはず。収納できる量には限りがあるので、「空間を有効活用する」ことを意識してお部屋づくりしてみてください。
今回は、大切なモノを手放さずに自分の納得できる空間づくりをするためのコツをご紹介します。モノが多くても、工夫すれば暮らしやすい住まいは叶うはず。収納できる量には限りがあるので、「空間を有効活用する」ことを意識してお部屋づくりしてみてください。
「手放せない」ことに悩まないで
モノを減らすと空間や時間に余裕が生まれ、心も軽くなる。
断捨離するメリットはたくさんあります。でも、捨てられないからといって悩む必要はありません。それは、あなたにとってまだ「機が熟してない」証拠。時が流れることで、モノへの執着や必要性を感じられなくなることだってあるからです。
手放すことにどうしても迷ってしまったら、いったん忘れない場所に保管しておくのもひとつのアイデア。「一時置きボックス」をつくり、そのなかに入れて少なくとも年に1回程度は点検するようにしてみてはいかがでしょうか。じっくりと向き合っても、やっぱり残しておきたいと思ったモノは、きっとあなたにとって「大切なモノ」なのです。
少しモノが多くお部屋が狭く感じていても、きっとこれからご紹介する収納アイデアを取り入れてみると、お部屋の印象が変わってくるはずですよ。
断捨離するメリットはたくさんあります。でも、捨てられないからといって悩む必要はありません。それは、あなたにとってまだ「機が熟してない」証拠。時が流れることで、モノへの執着や必要性を感じられなくなることだってあるからです。
手放すことにどうしても迷ってしまったら、いったん忘れない場所に保管しておくのもひとつのアイデア。「一時置きボックス」をつくり、そのなかに入れて少なくとも年に1回程度は点検するようにしてみてはいかがでしょうか。じっくりと向き合っても、やっぱり残しておきたいと思ったモノは、きっとあなたにとって「大切なモノ」なのです。
少しモノが多くお部屋が狭く感じていても、きっとこれからご紹介する収納アイデアを取り入れてみると、お部屋の印象が変わってくるはずですよ。
モノが多くても、「すっきり」が叶う収納アイデア
1:収納を一箇所に集める
モノが多くてもすっきりと見せるためには、「収納」がポイントに。自分や家族の動き「動線」を意識して収納する場所を決めると、モノを探す時間が減り無駄な時間もカットできます。また、収納をある程度一箇所に集めてしまうのも良いアイデア。大型のシェルフや引き出し収納、大容量の壁面収納、ウォークインクローゼットなどにモノを集めれば、他のお部屋を広々と使うことができそうですね。
2:お気に入りは同種類で整然と並べる
目にすると心がほっとするモノ、大好きなモノのコレクションなどは、できるだけ「目に触れる場所」に飾りながら収納したいもの。すっきりと見えるコツは、「同種類で集めて、整然と並べる」ことです。ボードにフックを付けて吊り下げたり、専用棚に集めたりと「ディスプレイ」のように美しく並べれば、心ときめくコーナーが生まれます。
3:カテゴリ分け&ラベリング
モノを隠して収納するなら、やっておきたいのが「カテゴリ分け&ラベリング」です。モノが多いほど、雑然と見えてしまうもの。これを回避するためには、できる限りジャンル分けをしておくことが大切です。
たとえば食材や調味料なら、カテゴリ分けをした後ボックスなどに収納して、中身がわかるようにラベリングを。外側に中身を書いておけば、きれいでわかりやすいだけでなく、探す手間や重ねて買ってしまう無駄を省けるので一石二鳥ですよ。
たとえば食材や調味料なら、カテゴリ分けをした後ボックスなどに収納して、中身がわかるようにラベリングを。外側に中身を書いておけば、きれいでわかりやすいだけでなく、探す手間や重ねて買ってしまう無駄を省けるので一石二鳥ですよ。
4:収納アイテム自体を素敵なデザインに
モノが多ければ、おのずと収納アイテムも増えていきますよね。お部屋のなかで目に触れることが多いからこそ、収納グッズ自体も「素敵なデザイン」を意識したいもの。たとえば、お気に入りの食器をしまう小さめの食器棚はガラス扉付きに、細々としたモノをしまうのにカゴを使うなど、インテリアにマッチする収納アイテムなら置かれていても心がざわざわしないのではないでしょうか。
5:デッドスペースを極力つくらない
モノを減らしたくないなら、できるだけ収納スペースを多く用意する必要があります。あらためてチェックしたいのが「デッドスペースがないか」ということ。
写真のようにオープン棚の棚板の間にできたすき間にワイヤーかごを引っ掛けて収納にしたり、衣類はクローゼットにぴったりと収まる収納ケースに仕分けたり、工夫次第で空間を有効活用できます。ホームセンターやインターネットなどでも、デッドスペースを収納に変える便利なアイテムが多く展開されているので、チェックしてみてはいかがでしょうか。
写真のようにオープン棚の棚板の間にできたすき間にワイヤーかごを引っ掛けて収納にしたり、衣類はクローゼットにぴったりと収まる収納ケースに仕分けたり、工夫次第で空間を有効活用できます。ホームセンターやインターネットなどでも、デッドスペースを収納に変える便利なアイテムが多く展開されているので、チェックしてみてはいかがでしょうか。
「大切なモノ」をそばに。モノとしっかり向き合って
長い時間をかけて集めたモノは、簡単に手放せないものですよね。時を経て機が熟すまで、大切に持っておくことも心の安らぎに繋がるのではないでしょうか。
でも多くのモノを持つためには、背の高い収納棚の転倒やモノが通路をふさぐなどの危険がないように対策をしておくことも大切です。あなたがもし、どうしても手放せないとお悩みなら、もう一度じっくりと向き合う時間をとってみては。そうすればきっと、本当に大切なモノが見えてくるはずです。
でも多くのモノを持つためには、背の高い収納棚の転倒やモノが通路をふさぐなどの危険がないように対策をしておくことも大切です。あなたがもし、どうしても手放せないとお悩みなら、もう一度じっくりと向き合う時間をとってみては。そうすればきっと、本当に大切なモノが見えてくるはずです。
photo / Shutterstock
<監修・記事執筆>
伊野 奈緒美
リフォームスタイリスト3級
カラーコーディネーター2級
文部科学省後援 リビングスタイリスト2級 取得