もう模様替えで迷わない。「好き」なインテリアを見つけよう
- 公開:2020.6.13
- ライフスタイル
季節の変わり目や気分転換で模様替えをしたいと思った時、どんなインテリアスタイルにするのか悩んでしまうことはありませんか。今回は、あなた好みのインテリアを見つけるヒントや、北欧、ナチュラル、メンズライクなど、人気のインテリアスタイルの特徴をご紹介します。
あなたは、どんなインテリアがお好み?
お気に入りのインテリアに囲まれていると、心が豊かになったりほっとできたりしますよね。でもインテリアにはどんなスタイルがあるのか、自分の好みはどれなのか、改めて考えてみるとよくわからない、という方は多いかもしれません。
快適な空間をつくるためには、まず「心地よいと感じられるインテリアを見つけること」が大切です。インテリアって難しそう、なんて思わなくて大丈夫。いくつかのヒントを参考にすれば、きっと自分らしいお部屋づくりを楽しめるはずです。
快適な空間をつくるためには、まず「心地よいと感じられるインテリアを見つけること」が大切です。インテリアって難しそう、なんて思わなくて大丈夫。いくつかのヒントを参考にすれば、きっと自分らしいお部屋づくりを楽しめるはずです。
あなたの「好き」を見つけるヒント
心地よいと感じられるインテリアをつくるためには、ライフスタイルを振り返りお部屋に必要な「機能」を考えることが大切です。さらに同じくらい重要なのが、自分好みの空間を知るために、日ごろから「自分が好きなモノやコト」などを意識して探すこと。
好きなテイストが思い浮かばないなら、以下のようなことをポイントに「好きを見つける」時間を持ってみてはいかがでしょうか。
好きなテイストが思い浮かばないなら、以下のようなことをポイントに「好きを見つける」時間を持ってみてはいかがでしょうか。
あなたの「好き」はどれ?
1.雰囲気(ホテル、ショップ、カフェなど)
2.国や文化(フランス、北欧、アメリカなど)
3.本や雑誌(何度も読み返すお気に入りの本、愛読している雑誌など)
4.映画や音楽(憧れの世界観を描いた映画、よく聴く音楽など)
5.色(心がほっとする色など)
6.明るさ(光が注ぐ明るい空間、ほの暗い照明でつくる大人の空間など)
7.香り(花の香り、グリーン系の香り、アジアンテイストの香りなど)
「自分の好き」を見つけていけば、おのずとお部屋に求めるインテリアのテイストも絞られてくるはず。インターネット検索で画像を探したり、写真集などに目を通したりして感覚を研ぎ澄ませていきましょう。そこから得られた情報に合わせて、インテリアの色や木の質感、雑貨などを選び、お部屋に取り入れていくと良いでしょう。
2.国や文化(フランス、北欧、アメリカなど)
3.本や雑誌(何度も読み返すお気に入りの本、愛読している雑誌など)
4.映画や音楽(憧れの世界観を描いた映画、よく聴く音楽など)
5.色(心がほっとする色など)
6.明るさ(光が注ぐ明るい空間、ほの暗い照明でつくる大人の空間など)
7.香り(花の香り、グリーン系の香り、アジアンテイストの香りなど)
「自分の好き」を見つけていけば、おのずとお部屋に求めるインテリアのテイストも絞られてくるはず。インターネット検索で画像を探したり、写真集などに目を通したりして感覚を研ぎ澄ませていきましょう。そこから得られた情報に合わせて、インテリアの色や木の質感、雑貨などを選び、お部屋に取り入れていくと良いでしょう。
参考にしたい。人気のインテリア4スタイル
1:シンプル系ナチュラルインテリア
木をふんだんに取り入れてつくるナチュラルインテリア。木製家具を中心に、優しい雰囲気にしあげる人気のスタイルです。すっきりと洗練された木目、アイボリーやベージュをベースカラーにした明るい空間づくりが特徴。雑貨には、リネンやコットンのファブリックや自然素材で編み上げたカゴなどを取り入れます。アクセントカラーとして、グリーンやグレーなどをプラスするとより素敵な空間に。
2:北欧インテリア
寒さが厳しく長い冬に、家で心地よく過ごしたいという想いが込められた「北欧インテリア」。デンマーク・スウェーデン・フィンランドなど、独自の文化や風土をインテリアに反映させたスタイルです。アイボリー、ベージュなどをベースにして、ブルーやイエローなどのカラフルな色使いをプラスすると北欧らしい楽しい空間にしあがります。
ほかにも、シンプルで機能的な木製家具や、自然を感じさせる雑貨なども雰囲気を高めるアイテムに。北欧デザイナーが手掛けた照明、北欧テキスタイルのカーテンやクッションカバーなどを取り入れるのもおすすめです。
ほかにも、シンプルで機能的な木製家具や、自然を感じさせる雑貨なども雰囲気を高めるアイテムに。北欧デザイナーが手掛けた照明、北欧テキスタイルのカーテンやクッションカバーなどを取り入れるのもおすすめです。
3:シンプル系モダンインテリア
スタイリッシュな雰囲気と軽やかさが魅力の「シンプルモダンインテリア」。無駄をそぎ落としたシャープなデザインの家具、空間にほど良い緊張感と静けさを漂わせる都会的な雰囲気が特徴です。
白、黒、グレーの無彩色をベースに、アクセントとして原色などをプラスすることも。デザイナーズ家具や遊び心のあるアーティスティックな雑貨などもよく合います。インテリア全体をミニマルにまとめ、厳選してモノを取り入れると良いでしょう。
白、黒、グレーの無彩色をベースに、アクセントとして原色などをプラスすることも。デザイナーズ家具や遊び心のあるアーティスティックな雑貨などもよく合います。インテリア全体をミニマルにまとめ、厳選してモノを取り入れると良いでしょう。
4:メンズライクなインテリア
近年、男女問わず人気のスタイルが「メンズライクなインテリア」。少し男性的な無骨さのある、クールな雰囲気が特徴です。
インテリアのベースカラーとなるのは黒やグレーなどダーク系の色合い。そこに、金属やレザーなど無機質な素材でつくられた家具や雑貨などをプラスしていきます。経年変化が醸し出す、味わいのある雑貨を取り入れるのも良いですね。お気に入りの写真やアート、ファブリックなどを自由な発想で飾れば、クールでありながら温かみのある心地よい空間が生まれます。
インテリアのベースカラーとなるのは黒やグレーなどダーク系の色合い。そこに、金属やレザーなど無機質な素材でつくられた家具や雑貨などをプラスしていきます。経年変化が醸し出す、味わいのある雑貨を取り入れるのも良いですね。お気に入りの写真やアート、ファブリックなどを自由な発想で飾れば、クールでありながら温かみのある心地よい空間が生まれます。
長く愛せる「自分らしい」インテリアを
お部屋の模様替えをしようと思った時、時間やコストをいくらでもかけられる、というわけではありませんよね。だからこそ、自分の「好き」をよく知ったうえで空間づくりをすることが大切。すぐに取り替えたくなったり、模様替えを繰り返したりしなくて良いように、まずは好みを把握することから始めてみませんか。そうすれば、少しずつ家具を買い揃える、雑貨をプラスしていく時にも迷わず長く愛用できるものを選ぶことができることでしょう。あなたもぜひ、自分らしく心地よい空間づくりにお役立てくださいね。
photo / shutterstock
<監修・記事執筆>
伊野 奈緒美
リフォームスタイリスト3級
カラーコーディネーター2級
文部科学省後援 リビングスタイリスト2級 取得