暮らしに「なじむ」お気に入りを見つけよう。大型家具の選び方
- 公開:2020.3.14
- ライフスタイル
新生活がスタートする春。引っ越しや模様替えなどでインテリアを変えたいという方は多いのではないでしょうか。その中でも、お部屋の印象を大きく左右するのが大型家具。長く愛用できるお気に入りを選びたいですよね。そこで今回は、大型家具を選ぶ時に覚えておきたいポイントをご紹介します。
大型家具、何をポイントに選ぶ?
テイストの統一感を大切に
インテリアをセンスよくまとめるには、「テイストの統一」が大切です。たとえ、一目惚れした家具でも、お部屋のイメージに合わなければインテリアになじまず、後々置き場所に困ってしまうかも。そのようなことがないように、ぜひやってみてほしいアイデアが、「お部屋の撮影」。インテリアショップに行く時には、家具を置きたい場所を撮影して持っていくとイメージが湧きやすく、スタッフさんに相談する時にも便利です。
また、インテリアに使う色選びにもこだわりを。明るく温かみのあるイメージならオレンジや黄色などの暖色系、涼し気でクールなイメージなら青や水色などの寒色系を選ぶのがおすすめです。、ほかにもモダンでシャープなイメージがお好みなら、ニュートラルカラー(グレーやベージュなど)でまとめるのも素敵。いずれにしても、お部屋全体のカラーコーディネートに合わせて、家具の色を選ぶと良いでしょう。
また、インテリアに使う色選びにもこだわりを。明るく温かみのあるイメージならオレンジや黄色などの暖色系、涼し気でクールなイメージなら青や水色などの寒色系を選ぶのがおすすめです。、ほかにもモダンでシャープなイメージがお好みなら、ニュートラルカラー(グレーやベージュなど)でまとめるのも素敵。いずれにしても、お部屋全体のカラーコーディネートに合わせて、家具の色を選ぶと良いでしょう。
実際に店頭で家具を使ってみるのがポイント
気軽に買い替えることの少ない大型家具は、暮らしを思い描きながら実際に使ってみるのが失敗を減らすポイント。たとえばソファなら、家で過ごしているようにゆったりと座ってくつろいでみる、ダイニングテーブルなら食事をしているように手を動かしてみるのも良いですね。また、寝心地にこだわりたいベッドは、座ってみるだけでなく実際に横になってみるのがおすすめ。寝返りがうちやすいか、マットレスの硬さは自分に合っているかなどをじっくり吟味してみてください。
それでは、これから代表的な大型家具である、ダイニングテーブル、ソファ、ベッドの選び方を詳しくご紹介していきます。
それでは、これから代表的な大型家具である、ダイニングテーブル、ソファ、ベッドの選び方を詳しくご紹介していきます。
大型家具の選び方1:ダイニングテーブル
家族構成やライフスタイルに合わせて
ダイニングテーブルを選ぶ時、まずは以下のことをチェックしてみてください。
・天板のデザイン
置く位置を変える予定があるなら、お部屋の中央・端など、どこに置いてもしっくりくる丸い天板がおすすめです。また、使う人数やシーンによって天板の大きさを変えたいなら、エクステンションテーブル(必要に応じて天板を拡張できる、折り畳み式テーブル)を選んでみてはいかがでしょうか。
・使う人数やライフスタイルに合わせたサイズ
ダイニングテーブルを使う時、1人分の目安となる幅は60cm、奥行は40cm程度。天板が大きいとダイニングを狭くしてしまい、小さいとゆっくりと食事しにくくなります。また、大人数でゆっくりと食卓を囲むことが多いのか、少人数でささっと食事を済ませることが多いのかなど、ライフスタイルによってもダイニングテーブルに求めることは変わりますよね。ぜひ、あなたの暮らしを思い描きながら、しっくりくるものを選んでみてください。
・天板のデザイン
置く位置を変える予定があるなら、お部屋の中央・端など、どこに置いてもしっくりくる丸い天板がおすすめです。また、使う人数やシーンによって天板の大きさを変えたいなら、エクステンションテーブル(必要に応じて天板を拡張できる、折り畳み式テーブル)を選んでみてはいかがでしょうか。
・使う人数やライフスタイルに合わせたサイズ
ダイニングテーブルを使う時、1人分の目安となる幅は60cm、奥行は40cm程度。天板が大きいとダイニングを狭くしてしまい、小さいとゆっくりと食事しにくくなります。また、大人数でゆっくりと食卓を囲むことが多いのか、少人数でささっと食事を済ませることが多いのかなど、ライフスタイルによってもダイニングテーブルに求めることは変わりますよね。ぜひ、あなたの暮らしを思い描きながら、しっくりくるものを選んでみてください。
素材や耐久性にも注目して
食事をするダイニングテーブルは、水をこぼしてしまったり、熱いものを置いたりと、汚れやキズなどがつきやすい家具。そのため、天板の耐久性もチェックしたいポイントです。その目安となるのが、施されている塗装。たとえば、ウレタン塗装は水を弾くためお手入れしやすいと言われています。また、オイル塗装はシミができやすいと言われていますが、ナチュラル感のある風合いが素敵です。何を重視するかによっても、選び方が変わりますね。
大型家具の選び方2:ソファ
サイズ選びは慎重に
リビングの主役になるソファは、特にお気に入りを見つけたいもの。でもデザインや素材などが豊富で、何をポイントに選べば良いのかわからない、という方も多いのでは。そんな時には、まず「サイズ」から絞り込んでいきましょう。
たとえ気に入ったソファだとしても、置きたい部屋に運び込めなければ意味がありません。家の間口からきちんと搬入できるのか、置きたい場所の壁に凹凸がないかなど、予定している場所に置けるサイズがどのくらいなのかを計測してから探すのがおすすめです。
たとえ気に入ったソファだとしても、置きたい部屋に運び込めなければ意味がありません。家の間口からきちんと搬入できるのか、置きたい場所の壁に凹凸がないかなど、予定している場所に置けるサイズがどのくらいなのかを計測してから探すのがおすすめです。
ゆったりと「くつろげる」デザインを
ソファは、「くつろぎ」の時間を演出する家具。ゆったりと体を預けて、心地よい時間が過ごせるかは「座り心地」にかかっています。特に背もたれの高さや、好みの硬さや柔らかさは、実際に座ってみなければわかりません。
包み込まれるような座り心地がお好みなら、頭と首を支えてくれるハイバックタイプが良いでしょう。ぜひ、見た目だけではなく体になじむ感覚も大切にデザインを選んでみてください。また、ソファでどんな風にくつろぎたいかもポイントに。たとえば、ソファに横になりたいなら肘掛けがないタイプを、足を伸ばしてゆったりと座りたいならカウチタイプがおすすめです。
包み込まれるような座り心地がお好みなら、頭と首を支えてくれるハイバックタイプが良いでしょう。ぜひ、見た目だけではなく体になじむ感覚も大切にデザインを選んでみてください。また、ソファでどんな風にくつろぎたいかもポイントに。たとえば、ソファに横になりたいなら肘掛けがないタイプを、足を伸ばしてゆったりと座りたいならカウチタイプがおすすめです。
大型家具の選び方3:ベッド
上質な睡眠がとれるものを
大型家具のなかでも、チェックすべきポイントが多く選ぶのが難しい「ベッド」。上質な睡眠をとることが第一の目的のため、慎重に選びましょう。以下の必ず押さえておきたい選ぶポイントを知っておけば、きっと役立つはずです。
・マットレスの硬さやサイズ
ベッド選びで最も大切になるのが、自分に合った寝心地です。眠りの専門家によると、硬すぎるマットレスは寝返りしにくいため眠りが浅くなるのだそう。実際に横になってみて、マットレスの高さや柔らかさを体感してみると良いですね。また、寝返りをうってもほど良くゆとりのあるサイズを意識してみてください。
・デザイン選びは、ライフスタイルに合わせて
ベッドには、ベッド下に収納がついたタイプや、ヘッド部分に棚があるタイプなどデザインはさまざま。お手入れのしやすさを重視するならヘッドボードがないシンプルなタイプもあります。自分のライフスタイルに合わせてデザインを選ぶと、眠りの時間がもっと心地よくなるはずです。
・マットレスの硬さやサイズ
ベッド選びで最も大切になるのが、自分に合った寝心地です。眠りの専門家によると、硬すぎるマットレスは寝返りしにくいため眠りが浅くなるのだそう。実際に横になってみて、マットレスの高さや柔らかさを体感してみると良いですね。また、寝返りをうってもほど良くゆとりのあるサイズを意識してみてください。
・デザイン選びは、ライフスタイルに合わせて
ベッドには、ベッド下に収納がついたタイプや、ヘッド部分に棚があるタイプなどデザインはさまざま。お手入れのしやすさを重視するならヘッドボードがないシンプルなタイプもあります。自分のライフスタイルに合わせてデザインを選ぶと、眠りの時間がもっと心地よくなるはずです。
長く愛用できる「お気に入り」を見つけよう
お気に入りの大型家具がお部屋に入ると、暮らしやインテリアがより自分らしく豊かになります。デザイン、機能性どちらも大切にしながら、長く愛用できるアイテムを選びたいですね。あなたもぜひ、大型家具選びに悩んだら、今回ご紹介したポイントをヒントにしてみてくださいね。
photo / Shutterstock
<監修・記事執筆>
伊野 奈緒美
リフォームスタイリスト3級取得。
カラーコーディネーター2級
文部科学省後援 リビングスタイリスト2級