ものを減らすほど、暮らしも心も満たされる。miniさんの人生を変えた「引き算」の思考
- 公開:2025.7.29
- ライフスタイル
部屋はもので溢れているのに、なぜか心は満たされない──。かつては買い物が大好きで、そんな思いを抱えていたというminiさん。家の片付けを通して“引き算”の思考を取り入れたことで、暮らしも心も大きく変わっていきました。必要なものだけに囲まれて生きる、本当の心地よさや豊かさの意味を、miniさんの体験から探ります。
「もの」では心は満たされない
かつては、流行や見栄から買ってしまった多くのものに囲まれ、息苦しさを感じていたというminiさん。満たされない心を埋めるようにものを買い足しても、本当の豊かさは得られず、むしろ虚しさを感じていたといいます。
そんな中でminiさんが出合ったのが、禅の思想「足るを知る」という考え方でした。これは、自分の分をわきまえ、それ以上を求めずに満足することを意味します。
「足りないものを探す」のではなく、「いまあるものに感謝して生きる」。そんな生き方の中にこそ、本当の豊かさがあるのです。
「足りないものを探す」のではなく、「いまあるものに感謝して生きる」。そんな生き方の中にこそ、本当の豊かさがあるのです。
例えば、掃除が大変だからとお掃除ロボットを買う、家計が苦しいからと副業を増やすなど、課題に直面したときは「足して」解決しようとするのが一般的かもしれません。
けれど、掃除が大変なら家具を減らす、家計が苦しいなら住まいを小さくする、というふうに、発想を切り替えることで解決策が見えてきます。
けれど、掃除が大変なら家具を減らす、家計が苦しいなら住まいを小さくする、というふうに、発想を切り替えることで解決策が見えてきます。
miniさんの人生を変えた「引き算」の思考
禅の思考は常に「引き算」です。「満たされないから足す」のではなく「満たされるために手放す」。不要なものをそぎ落としていくことで、大切なものが浮かび上がり、暮らしも心も満たされる、と考えます。
足すことで得られる安心より、引くことで得られる自由のほうが、ずっと心を満たしてくれる。そしてそれは、暮らしだけではなく、生き方そのものにも通じるとminiさんは実感しています。
続きは『9割捨てたら叶った。好きなものだけに囲まれるシンプルな暮らし』で
「引き算の思考」に出合った結果、miniさんの人生がどのように変わったのか。書籍『9割捨てたら叶った。好きなものだけに囲まれるシンプルな暮らし』では、miniさんの思考の変遷や、手放したことで得たものなどを詳しく綴っています。
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著・禅的シンプリスト mini
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photo / mini