卵・バター不使用。濃厚さと爽やかさを併せ持つ「とうふレモンスクエア」のレシピ
- 公開:2020.1.11
- グルメ・食
アメリカのカフェではもはや定番のクッキー「レモンスクエア」。一般的にはバターや卵黄を贅沢に使った濃厚な焼き菓子ですが、ご紹介するのは豆腐を使ったヴィーガンバージョンのレシピ。卵も乳製品も不使用のヘルシーなクッキーは、罪悪感なく食べられますよ。
サクサクとろ〜り食感の「とうふレモンスクエア」
卵黄の代わりに豆腐を使うことで、ヘルシーで軽やかな味わいに。美味しく作るコツは、絞りたてのレモン果汁と香り高い果皮を使うこと。全体的に淡白ですが、フレッシュなレモンが味にパンチを利かせてくれます。
材料(15×15cmの角型1枚分)
- 薄力粉70g
- <A>
- アーモンドパウダー(できれば皮付き)50g
- グラニュー糖20g
- <B>
- 植物油(太白ゴマ油など)40g
- レモン皮(すりおろす)小1個分
- 冷水小さじ1
- 豆腐フィリング
- <C>
- 絹ごし豆腐180g(160~150gに水切りして使う)
- レモン果汁60g
- グラニュー糖80g
- ターメリックパウダー小さじ1/8
- コーンスターチ大さじ1
- バニラオイル少々
- レモン皮(すりおろす)小1個分
- <仕上げ>
- 粉砂糖適宜
- ラベンダーの花適宜
作り方
- 1オーブンは180度に予熱。型の底と側面にオーブンペーパーを敷きます。絹ごし豆腐は4枚にスライスし、それぞれキッチンペーパーで包み、水切りをしておきましょう。
- 2ボウルに薄力粉を振るい入れ、<A>を加えて一度シリコンベラで混ぜ合わせ、<B>も加えてさらに混ぜましょう。
- 3型に(2)を入れます。真ん中が厚くならないように注意しながら、手で平らにならします。
- 4180度のオーブンで23~25分、香ばしい焼き色がつくまで焼きます。焼き上がったら型のまま冷まします。
- 5続いて、豆腐フィリングを作ります。口径がせまい器に<C>を入れ、ハンディブレンダーでなめらかにしてそこにレモンの皮を加えます。(4)の冷めた生地の上に流し入れ、表面を平らにします。170度に温度を下げたオーブンに戻し、さらに25~30分、中心にみずみずしさが残りつつも固まるまで焼きます。粗熱が取れたら型ごと冷蔵庫で冷ましてからカットし、粉砂糖を振り、ラベンダーの花を飾って出来上がり。
ターメリックは色付けのために入れます。香りが気になる場合は省いてもOK。焼き上がったクッキーは、しっかりと冷やすことできれいに切り分けられますよ。
愛らしくてユニークなクッキーのレシピが満載
今回のレシピは、原 亜樹子さんの著書『アメリカンクッキー』に掲載されています。
アメリカンクッキーとは、家庭で作ることができる日常のおやつのこと。キッチンにある材料で気軽に作れるものが多く、自由な発想から生まれたユニークなクッキーや焼かずに作れるものなど、驚くほどバラエティーに富んでいます。
この本では、そんなアメリカンクッキーの中から、伝統的なものや意外な食材を使ったもの、また原さんお気に入りのクッキーなどのレシピを、それぞれのクッキーの背景にあるストーリーとともに詳しく紹介しています。作り方はどれも簡単なものばかりなので、ぜひ手にとってみてくださいね。
アメリカンクッキーとは、家庭で作ることができる日常のおやつのこと。キッチンにある材料で気軽に作れるものが多く、自由な発想から生まれたユニークなクッキーや焼かずに作れるものなど、驚くほどバラエティーに富んでいます。
この本では、そんなアメリカンクッキーの中から、伝統的なものや意外な食材を使ったもの、また原さんお気に入りのクッキーなどのレシピを、それぞれのクッキーの背景にあるストーリーとともに詳しく紹介しています。作り方はどれも簡単なものばかりなので、ぜひ手にとってみてくださいね。
photo / 広瀬貴子
アメリカンクッキー
刊行:株式会社誠文堂新光社
定価:1,600円(税抜)