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卵・バター不使用。濃厚さと爽やかさを併せ持つ「とうふレモンスクエア」のレシピ

アメリカのカフェではもはや定番のクッキー「レモンスクエア」。一般的にはバターや卵黄を贅沢に使った濃厚な焼き菓子ですが、ご紹介するのは豆腐を使ったヴィーガンバージョンのレシピ。卵も乳製品も不使用のヘルシーなクッキーは、罪悪感なく食べられますよ。

卵・バター不使用。濃厚さと爽やかさを併せ持つ「とうふレモンスクエア」のレシピ

サクサクとろ〜り食感の「とうふレモンスクエア」

「とうふレモンスクエア」の料理写真

卵黄の代わりに豆腐を使うことで、ヘルシーで軽やかな味わいに。美味しく作るコツは、絞りたてのレモン果汁と香り高い果皮を使うこと。全体的に淡白ですが、フレッシュなレモンが味にパンチを利かせてくれます。

材料(15×15cmの角型1枚分)

  • 薄力粉70g
  • <A>
  • アーモンドパウダー(できれば皮付き)50g
  • グラニュー糖20g
  • <B>
  • 植物油(太白ゴマ油など)40g
  • レモン皮(すりおろす)小1個分
  • 冷水小さじ1
  • 豆腐フィリング
  • <C>
  • 絹ごし豆腐180g(160~150gに水切りして使う)
  • レモン果汁60g
  • グラニュー糖80g
  • ターメリックパウダー小さじ1/8
  • コーンスターチ大さじ1
  • バニラオイル少々
  • レモン皮(すりおろす)小1個分
  • <仕上げ>
  • 粉砂糖適宜
  • ラベンダーの花適宜

作り方

  • 1オーブンは180度に予熱。型の底と側面にオーブンペーパーを敷きます。絹ごし豆腐は4枚にスライスし、それぞれキッチンペーパーで包み、水切りをしておきましょう。
  • 2ボウルに薄力粉を振るい入れ、<A>を加えて一度シリコンベラで混ぜ合わせ、<B>も加えてさらに混ぜましょう。
  • 3型に(2)を入れます。真ん中が厚くならないように注意しながら、手で平らにならします。
  • 4180度のオーブンで23~25分、香ばしい焼き色がつくまで焼きます。焼き上がったら型のまま冷まします。
  • 5続いて、豆腐フィリングを作ります。口径がせまい器に<C>を入れ、ハンディブレンダーでなめらかにしてそこにレモンの皮を加えます。(4)の冷めた生地の上に流し入れ、表面を平らにします。170度に温度を下げたオーブンに戻し、さらに25~30分、中心にみずみずしさが残りつつも固まるまで焼きます。粗熱が取れたら型ごと冷蔵庫で冷ましてからカットし、粉砂糖を振り、ラベンダーの花を飾って出来上がり。

ターメリックは色付けのために入れます。香りが気になる場合は省いてもOK。焼き上がったクッキーは、しっかりと冷やすことできれいに切り分けられますよ。

愛らしくてユニークなクッキーのレシピが満載

『アメリカンクッキー』の本の写真

今回のレシピは、原 亜樹子さんの著書『アメリカンクッキー』に掲載されています。
アメリカンクッキーとは、家庭で作ることができる日常のおやつのこと。キッチンにある材料で気軽に作れるものが多く、自由な発想から生まれたユニークなクッキーや焼かずに作れるものなど、驚くほどバラエティーに富んでいます。
この本では、そんなアメリカンクッキーの中から、伝統的なものや意外な食材を使ったもの、また原さんお気に入りのクッキーなどのレシピを、それぞれのクッキーの背景にあるストーリーとともに詳しく紹介しています。作り方はどれも簡単なものばかりなので、ぜひ手にとってみてくださいね。

photo / 広瀬貴子

アメリカンクッキー
刊行:株式会社誠文堂新光社
定価:1,600円(税抜)

https://www.seibundo-shinkosha.net/book/cooking/35793

この記事を書いた人

NIKO 食べることが大好き。休日はごはんの美味しいカフェやパン屋さん巡りを楽しんでいます。最近は自分で作ることにも興味が湧いてきて、レシピ本やサイトで勉強中。おしゃ...

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※掲載内容は記事公開時点のものです。最新情報は、各企業・店舗等へお問い合わせください。
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