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簡単・手軽で日本酒がもっと美味しくなる「おつまみレシピ」―ひとりで、みんなで楽しみたいときに

日本酒特集も第4回、いよいよ最終回です。さて、今日は日本酒の気分と言うとき、みなさんは何をお供に楽しまれますか?日本酒だからといって「和」にこだわる必要はありません。チーズや生ハム、鶏の唐揚げのアレンジなど、簡単に作れて相性ピッタリのおつまみをご紹介します。

簡単・手軽で日本酒がもっと美味しくなる「おつまみレシピ」―ひとりで、みんなで楽しみたいときに

刺身は2、3切れで満足と言うときに ―刺身の残りで

サーモン刺身のわさび塩麹和え

灰色の器に盛りつけたサーモンの刺身の麹和えが青いクロスの上にのっている写真

日本酒が美味しいなと思い始めたとき、刺身が出てきたら絶対日本酒と思っていました。でも、同じ魚を生で何切れも食べられないな、飽きちゃったと思ったら是非これを。

◆サーモン刺身のわさび塩麹和え
塩麹(市販のものでOKですが、簡単にできるので自家製を冷蔵庫に常備しておくのもオススメ)にわさび(もちろんチューブでOK)を混ぜて、サーモンと和えるだけ。量は好みに合わせて増減してください。サーモンの脂っ気が、わさび味ですっきりします。

まぐろ刺身のアヒージョ風

簡単で手軽なまぐろのアヒージョのつまみ

◆まぐろ刺身のアヒージョ風
まぐろは、実は和にも洋にも変身します。だって、シーチキンの原料の一種ですから。
オリーブオイルをたっぷりめにかけて塩、そして決め手はスパイスです。コショウでも何でも家にあるものでいいですが、オススメは「ブーケゲルニ」の粉末。バジルやタイム、ローズマリーなど、おなじみのハーブがブレンドされて粉末なので使いやすいのです。刺身の臭みが苦手な人にも。
以上を振って、レンジで1、2分。好みの火の通り加減になるまで加熱を。

チーズだって和風に変身。そのわけは?

クリームチーズ+いぶりがっこ

簡単おつまみのチーズといぶりがっこと黄色い布

実はチーズは日本酒に合う!と思ったのは、クリームチーズにいぶりがっこ(たくわんの燻製、秋田の名産)をどこかの居酒屋さんで食べたのがきっかけ。考えてみれば、チーズも日本酒も同じ発酵製品。合わないわけはないのかも?そこでチーズと日本酒の間を取り持ってくれるものを考えると、結構楽しいことに気づきました。ここでご紹介するのは酒盗ですが、もっともっと合うものはありそうです。

◆クリームチーズ+いぶりがっこ
クリームチーズといぶりがっこを食べやすい大きさに切って混ぜ、鰹節、黒コショウなどをかけて、好みで醤油をひとたらし。

クリームチーズ+かつおの酒盗

簡単おつまみのクリームチーズと酒盗と緑の布と日本酒

◆クリームチーズ+かつおの酒盗
酒盗がなければ、イカの塩辛なども合います。実は日本酒は刺身などの生臭さには勝てない部分があります。でも、クリームチーズは、そんな酒盗の生臭さを覆い隠すどころか、日本酒に合う旨味に大変身させてくれます。

簡単にできる韓国つまみ

ニラの醤油キムチ

ニラの簡単おつまみと緑の布

韓国料理と言えば、マッコリ。白濁した、日本の甘酒にも似た味わい。だったら日本酒にも合うはずということで韓国料理から2品ご紹介します。このレシピはSheageの連載「365レシピ」の料理人・なすんじゃさんのものです。

◆ニラの醤油キムチ
ニラ1束は縦に三等分ぐらいの長めに切る。
醤油だれ<醤油大さじ2、胡麻油大さじ1、粉唐辛子(できれば韓国産、粗めで辛みの強くないもの)大さじ1、すりおろしニンニク小さじ1、いりごま大さじ1>を作る。
ニラと醤油だれを合わせてざっくりと混ぜ合わせる。
すぐに食べられますが、冷蔵保存で5日以内には食べきってください。

ヤンニョンチキン(鶏唐揚げの韓国風ソース和え)

からあげの簡単おつまみが盛られた黒い皿

◆ヤンニョンチキン(鶏唐揚げの韓国風ソース和え)
ヤンニョンチキンソース<作りやすい量の材料(コチュジャン50g、酒1/4カップ、トマトピューレ1/4カップ、すり下ろし玉ねぎ1/4カップ、みじん切りにんにく小さじ1>
市販の唐揚げをフライパンで温め直し、ソースを適量絡める。
この分量のソースで、だいたい唐揚げ300~400gの量に合います。
ソースは冷蔵庫で1、2週間もつので多めに作っておくと便利です。

この韓国つまみにご興味があれば、なすんじゃさんの著書も是非参考にしてみてください。
『なすんじゃさんのキムチ・ナムルとおかずの教室』(アノニマ・スタジオ)
『こんなに使える手作りコチュジャン』(家の光協会)

果物と日本酒!?でもまだデザートではありません!

白い器と生ハムと柿の簡単ひとくちおつまみ

たとえば、酢豚にパイナップル、メロンに生ハム。塩味と甘みの組み合わせが実は以前は苦手でした。でも、日本酒が飲めるようになってから、そんな甘辛も美味しいと思えるようになったんです(もしかして進歩?)
そこで秋〜冬が旬の果物、柿に生ハム。日本酒と柿の間を取り持つものはやっぱり生ハムでしょうか。でも、よりひと味アップさせるために、オリーブオイルをふりかけ、黒コショウを挽いてみました。オリーブオイルは、できれば香りの高いものを。

さて、4回にわたってお送りした日本酒特集はいかがでしたでしょうか?お米が原料の日本酒は、やはりお米を主食とする私たちの生活に合っているような気がします。この記事をきっかけに、みなさんの口に合う日本酒、そのお供としてぴったりのおつまみを見つけていただければ嬉しいです。

photo / reeeko(料理写真)、photoAC

協力:な すんじゃ

http://nasoonja.com/

<初回の記事>
純米・吟醸・本醸造って何?知っておきたい「日本酒の基本」

https://sheage.jp/article/10356

この記事を書いた人

reeeko 食べることと飲むこと、そして読むことが大好き(ついでに寝るのも)。以前は本なしで電車には乗ることはできなかったけれど、最近はスマホで読書できるようになったか...

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