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暮らしが心地よくなる雑貨が見つかる、京都・北白川の小さなお店「北白川ちせ」

「ちせ」とだけ描かれた小さな看板が目印の「北白川ちせ」は、陶器の器やアクセサリー、ジャムやお菓子など、お店を運営する3人の想いがつまったお店。さりげなくて心地よい品々が並んでいます。

暮らしが心地よくなる雑貨が見つかる、京都・北白川の小さなお店「北白川ちせ」

温かくて優しい空気に満ちたお店

「北白川ちせ」の窓際にディスプレイされたキャンドルと山羊のオブジェ

京都駅からバスで約30分。銀閣寺の北側、北白川というエリアにある「北白川ちせ」は陶磁器やアクセサリーなどの雑貨やジャムなどの食材を扱うお店。「ちせ」はアイヌ語で「家」のことで、その名前の通り、店内はほっこりとした雰囲気に満ちています。

北白川ちせの店主の谷内亮太さんと妹のいのはらしほさん

お店を運営するのは、店長の谷内亮太さん(写真左)と妹のいのはらしほさん(写真右)、そして谷原さんの奥様の3人です。
「作品を作りながら、それを直接お客様に届けて行きたいなと思って店を開いたんです」と谷内さん。
谷内さんが手掛けているのは彫金で、店内にはネックレスやブローチなどのアクセサリーが並んでいます。そしていまはランプシェードを作っているそうで、近々店内に並ぶ予定だとか。チラリと見せていただきましたが、とっても繊細でおしゃれな雰囲気のランプシェードです。お楽しみに。

いのはらしほさんの瓶詰めジャム「TORA JAM」

妹のいのはらさんが作っているのは、なんとジャム。季節の果物を使ったジャムは、柿とドライいちぢく、赤ルバーブと梨と八角など、その独特な組み合わせが特長です。
「果物を食べてみてその味を生かす組み合わせを考えたり、使いたいスパイスやお酒ありきで作ることもあります。また、チーズに合わせるジャムを作ろうというところから考えることも」と自由な発想力が活かされていることがわかります。
「TORAJAM」という名前がついていますが、ときには左のようにおしゃれな包装が施されることもあります。店内奥の厨房でていねいに作られているジャム。どんなジャムと出会えるかは、訪れる季節しだいです。

一つひとつ手に取って選びたい

「北白川ちせ」のピンクやブルーのマグカップや白い器

店内で目立つのは陶磁器の器。シンプルなのにどこか茶目っ気があったり、色っぽかったりして、一つひとつ手にとって見るのが楽しくなります。「3人とも陶芸をやっていたせいか、開店当初から陶磁器の器は多いですね」と谷内さん。谷内さん自身は食器ではなくオブジェの制作をしていたそうですが、陶芸家の知り合いも多く、自分たちが気に入った作家さんの作品を置いているそうです。
ほっとひと息つくティータイムに使うマグカップや、一日にあったことをおしゃべりしながら食べる夕食を彩る茶わんやお皿。そして窓辺やテーブルの上をちょっと楽しくしてくれる雑貨もあります。

2階はレトロな窓が印象的なギャラリー

「kuuge textile」のストールが展示された北白川ちせのギャラリー

「北白川ちせ」の魅力は2階にもあります。レトロな格子の色ガラスをはめ込んだ窓が印象的なこのスペースは、現在、作家さんの作品を展示販売するギャラリーとして運営されています。窓から差し込む光は優しく、こちらにもゆったりとした時間が流れていました。
上の写真は「kuuge textile」の名前で活躍されている染織作家・森原千裕さんの個展。
毎月1回〜2回ほど、陶磁器や帽子、てぬぐいなどの作家さんの作品を展示しているそうです。ここで展示される作品は、普段遣いできるものや毎日の暮らしにすぐ取りこめるものが多いとのこと。新しいお気に入りが見つけられるかもしれませんね。

photo / 佐藤紀子

北白川ちせ

京都市左京区北白川別当町28
075-746-5331
11:00〜18:00(土日祝〜19:00)
木休

http://chise.in/

この記事を書いた人

佐藤 紀子 新潟県生まれ。ライター、編集者。大学卒業後、証券会社に勤務。その後編集プロダクション勤務を経て1998年よりフリーとなり、商業誌、企業誌、単行本などの制作に携わ...

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