20分で作れるレシピで幸せな一日が始まる。素敵なあの人の朝食メニューとスタイリングのコツ
- 公開:2022.10.23
- グルメ・食
温かいパンやスープをお気に入りの器に盛った朝食は、1日を気持ちよくスタートさせてくれますよね。今回は、シンプルな中に優雅さが垣間見える食卓をInstagramに投稿しているsakiさんの朝食献立をご紹介。どれも、なんと20分程で作れてしまうのだとか。素敵な食卓を作るスタイリングのコツもお伝えします。
マネしてみたくなる朝食レシピ5つ
カンパーニュとさつまいものポタージュ
まずは、シンプルなプレートに、バターをのせたカンパーニュやゆで卵、さつまいものポタージュを盛った朝食です。
「ポタージュは、さつまいも(200g)の皮を剥き、2cmほどの輪切りにして5~10分水にさらします。鍋に水気をきったさつまいもと被るぐらいの水、塩ひとつまみを加えて火にかけ、沸騰したら弱火にして蓋を少しずらしてのせて煮ます。さつまいもが柔らかくなったら火を止め、ブレンダー(またはミキサー)で撹拌。再び弱火にかけ、牛乳(50~100ml)を加え混ぜながら温めます。あらかじめ温めた器に注いで完成です。トッピングにはバターでソテーした林檎、ヨーグルト、シナモンパウダーを。
カンパーニュは無塩バターと海塩でいただきました。」(sakiさん、以下同)
ちなみにこちらのカンパーニュは、山梨県韮崎市にあるカフェ「DAUGHTER」のもの。「クラスト(表面)は香ばしくてガリガリッとした食感、クラム(内層)はもっちり」でとてもおいしいのだそう。オンラインで「パン&お菓子便」を購入できるようです。
「ポタージュは、さつまいも(200g)の皮を剥き、2cmほどの輪切りにして5~10分水にさらします。鍋に水気をきったさつまいもと被るぐらいの水、塩ひとつまみを加えて火にかけ、沸騰したら弱火にして蓋を少しずらしてのせて煮ます。さつまいもが柔らかくなったら火を止め、ブレンダー(またはミキサー)で撹拌。再び弱火にかけ、牛乳(50~100ml)を加え混ぜながら温めます。あらかじめ温めた器に注いで完成です。トッピングにはバターでソテーした林檎、ヨーグルト、シナモンパウダーを。
カンパーニュは無塩バターと海塩でいただきました。」(sakiさん、以下同)
ちなみにこちらのカンパーニュは、山梨県韮崎市にあるカフェ「DAUGHTER」のもの。「クラスト(表面)は香ばしくてガリガリッとした食感、クラム(内層)はもっちり」でとてもおいしいのだそう。オンラインで「パン&お菓子便」を購入できるようです。
バルサミコソースをかけた、無花果のタルティーヌ
続いては、上の朝食と同じカンパーニュを使った無花果のタルティーヌに、手作りのバルサミコ酢ソースをかけたもの。花のディテールがかわいらしいプレートの上で、無花果の色が映えます。
「軽くトーストしたカンパーニュにクリームチーズを塗り、スライスした無花果、タイム、粗挽き胡椒を強めに。バルサミコ酢ソースは、バルサミコ酢と蜂蜜を2:1で混ぜてシナモンパウダーを加えます(シナモンは後からでもOK)。」
まるでタルトのような一皿ですが、ゆで卵を添えればたんぱく質も摂れる朝食に。「カンパーニュには生ハムものせるつもりでしたが、これだけで十分おいしかったです。タイムがいい仕事をしてくれるので是非加えてください」とのアドバイスも。無花果が旬の秋のうちに作ってみたいレシピです。
「軽くトーストしたカンパーニュにクリームチーズを塗り、スライスした無花果、タイム、粗挽き胡椒を強めに。バルサミコ酢ソースは、バルサミコ酢と蜂蜜を2:1で混ぜてシナモンパウダーを加えます(シナモンは後からでもOK)。」
まるでタルトのような一皿ですが、ゆで卵を添えればたんぱく質も摂れる朝食に。「カンパーニュには生ハムものせるつもりでしたが、これだけで十分おいしかったです。タイムがいい仕事をしてくれるので是非加えてください」とのアドバイスも。無花果が旬の秋のうちに作ってみたいレシピです。
のせて焼くだけ。ホクホクじゃがいもを堪能するタルティーヌ
お次は同じタルティーヌでも、じゃがいもをのせたもの。こんがり焼き上がったカンパーニュとじゃがいもがおいしそうで、焼きたてを冷めないうちに頬張りたくなります。
「じゃがいもは皮がついたままラップでくるみ、600Wの電子レンジで3分、裏返して3分加熱したら厚めにカット。軽くトーストしたカンパーニュにオリーブオイル、加熱したじゃがいも、タイム、パルメザンチーズ、オリーブオイルをのせます。それを焦げ目がつくくらいまで焼いて、仕上げに粗塩、タイム、胡椒を。」
もう少し濃厚さがほしい方は、オリーブオイルの代わりにバターにしてもよいそう。ホクホクとしたじゃがいもを味わい尽くせる一品です。
「じゃがいもは皮がついたままラップでくるみ、600Wの電子レンジで3分、裏返して3分加熱したら厚めにカット。軽くトーストしたカンパーニュにオリーブオイル、加熱したじゃがいも、タイム、パルメザンチーズ、オリーブオイルをのせます。それを焦げ目がつくくらいまで焼いて、仕上げに粗塩、タイム、胡椒を。」
もう少し濃厚さがほしい方は、オリーブオイルの代わりにバターにしてもよいそう。ホクホクとしたじゃがいもを味わい尽くせる一品です。
ビスケット&豆腐をすり潰して作る簡単ポタージュ
こちらは、カフェ「DAUGHTER」のオーツミルクビスケットに、コーヒーと豆腐ポタージュを添えたメニュー。このポタージュは、豆腐をすり潰して水や牛乳などを加えて温めるだけなので簡単です。
「豆腐(木綿でも絹ごしでも可)をすり鉢ですり潰し、鍋に移したら、水を加えて溶きながらのばし、火にかけて少し温めます。牛乳、ローリエ、塩を加えて、煮立たせないようにしながらさらに温めます。ローリエの香りが移って好みの温かさになったら器に移し、仕上げに塩胡椒をふりかけて。好みでオリーブオイルを垂らしても。」
甘いパンやビスケットと、ボウルにたっぷり入ったポタージュスープの組み合わせは、休日のブランチにもうれしいですね。
「豆腐(木綿でも絹ごしでも可)をすり鉢ですり潰し、鍋に移したら、水を加えて溶きながらのばし、火にかけて少し温めます。牛乳、ローリエ、塩を加えて、煮立たせないようにしながらさらに温めます。ローリエの香りが移って好みの温かさになったら器に移し、仕上げに塩胡椒をふりかけて。好みでオリーブオイルを垂らしても。」
甘いパンやビスケットと、ボウルにたっぷり入ったポタージュスープの組み合わせは、休日のブランチにもうれしいですね。
蒸す時間は10分以内。木綿豆腐と大根の蒸籠蒸しと塩むすび
最後にご紹介するのは、蒸した木綿豆腐と大根が主役の和朝食。蒸籠ごと出されていて、趣きのある食卓となっています。
「木綿豆腐は、蒸気がしっかり上がった蒸籠で5〜10分ほど、大根が透き通るまで蒸します。豆腐だけなら5分程度で充分です。」
たっぷりの薬味と塩むすびも加えた、まるで旅館の朝ごはんのような体にやさしいメニューです。
「木綿豆腐は、蒸気がしっかり上がった蒸籠で5〜10分ほど、大根が透き通るまで蒸します。豆腐だけなら5分程度で充分です。」
たっぷりの薬味と塩むすびも加えた、まるで旅館の朝ごはんのような体にやさしいメニューです。
スタイリングは、器の個性を大切にしながら
シンプルでスタイリッシュなスタイリングに見入ってしまったという方も多いのではないでしょうか。sakiさん愛用の器と、白の器を使ったスタイリングのコツを教えてもらいました。
一気にお洒落なテーブルになる器
1. アプリコのカップ/サタルニアチボリのプレート
2. FOOD FOR THOUGHT(フードフォーソート)のPAPERWHITE 花リムプレート/Muchelney Pottery(マチェルニーポタリー)のエッグスタンド
3. FOOD FOR THOUGHT(フードフォーソート)のPAPERWHITE 花リムプレート/OVEN PROOFのエッグスタンド
4. 照宝の蒸籠/木村硝子店のテーブルソイソース
2. FOOD FOR THOUGHT(フードフォーソート)のPAPERWHITE 花リムプレート/Muchelney Pottery(マチェルニーポタリー)のエッグスタンド
3. FOOD FOR THOUGHT(フードフォーソート)のPAPERWHITE 花リムプレート/OVEN PROOFのエッグスタンド
4. 照宝の蒸籠/木村硝子店のテーブルソイソース
白い器を使ったスタイリングの3つのコツ
1.トーンが似ているものを選ぶ
「白といってもクリームがかったものや青っぽいもの、グレーっぽいものなど、よく見るとそれぞれとても個性があります。なので、組み合わせるときにはなるべくトーンが似ているものを選んでいます。」
2.ガラスや土の器で変化をもたせる
「白のみだと単調になりがちなので、ガラスや土の器も加えて変化を持たせています。ガラス食器を加えるだけで風が通ったような抜け感が出ますし、土の器も意外に白の磁器にスッと馴染みながら、ポイントになってくれます。」
3.大中小の3点をバランスよく
「スタイリングには大きさも重要かもしれません。大中小の3点があるとバランスが整えやすいのかなと感じます。」
器の個性を活かせる、相性のよいものを選ぶことが鍵になるようですね。みなさんもsakiさんのコメントを参考にしながら、器もこだわって選び、素敵な朝食のテーブルを整えてみてはいかがでしょうか?
「白といってもクリームがかったものや青っぽいもの、グレーっぽいものなど、よく見るとそれぞれとても個性があります。なので、組み合わせるときにはなるべくトーンが似ているものを選んでいます。」
2.ガラスや土の器で変化をもたせる
「白のみだと単調になりがちなので、ガラスや土の器も加えて変化を持たせています。ガラス食器を加えるだけで風が通ったような抜け感が出ますし、土の器も意外に白の磁器にスッと馴染みながら、ポイントになってくれます。」
3.大中小の3点をバランスよく
「スタイリングには大きさも重要かもしれません。大中小の3点があるとバランスが整えやすいのかなと感じます。」
器の個性を活かせる、相性のよいものを選ぶことが鍵になるようですね。みなさんもsakiさんのコメントを参考にしながら、器もこだわって選び、素敵な朝食のテーブルを整えてみてはいかがでしょうか?
photo / saki
saki(saki_pofu)
手早く作れるのに、洗練されたスタイリッシュな料理の投稿が人気。料理に合わせてセレクトされた器のスタイリングも素敵で、まるで料理雑誌や写真集の1ページのよう。自身のアクセサリーブランド「POFU(ポフ)」では、シンプルでも華のあるリングやネックレス、ピアスなどを展開しています。