味の組み合わせに感激!都内で味わえる、新感覚の絶品ネオ和菓子3選【和菓子通の手土産】
- 公開:2022.9.25
- グルメ・食
今までの和菓子にはない斬新な素材を用いた「ネオ和菓子」。フルーツやハーブ、乳製品などを使った進化系和菓子は、和菓子を食べ慣れない方や若い世代にも人気があります。今回は、味の組み合わせに感激する、都内のネオ和菓子を扱う和菓子店をご紹介します。
チーズケーキのような練り切り
まずご紹介するのは、日本橋にある「かんたんなゆめ 日本橋別邸」。解体が決まっている築80年のビルで、期間限定で営業している和菓子Barです。店内は和モダンな雰囲気で、お抹茶はもちろんのこと、お酒とペアリングで和菓子を頂くことができます。
看板商品は、こちらの「嬉々〜KIKI〜」。2種類のクリームチーズを使った餡の練り切りで、食感は練り切りですが、レモンが効いた餡がまるでチーズケーキのような、新感覚の和菓子です。伝統的な道具や手法を用いながらも、パステルカラーの色遣いが可愛らしく、その味わいは洋菓子のようでもあります。
看板商品は、こちらの「嬉々〜KIKI〜」。2種類のクリームチーズを使った餡の練り切りで、食感は練り切りですが、レモンが効いた餡がまるでチーズケーキのような、新感覚の和菓子です。伝統的な道具や手法を用いながらも、パステルカラーの色遣いが可愛らしく、その味わいは洋菓子のようでもあります。
嬉々は、季節によって変化するデザインも魅力の一つ。写真は、左が秋を代表する花「菊」、右は秋の七草の一つ「萩」。うっとりするような繊細な細工と、季節感、美味しさを一度に味わえるのは和菓子ならではです。
かんたんなゆめのお菓子は、店内でいただける他、テイクアウトも可能。自宅でもその味わいを楽しめるのは嬉しいですね。(テイクアウトの際は事前に予約が必要です。)
かんたんなゆめのお菓子は、店内でいただける他、テイクアウトも可能。自宅でもその味わいを楽しめるのは嬉しいですね。(テイクアウトの際は事前に予約が必要です。)
お店の入り口のネオンの看板や、お洒落なイメージビジュアルは、一見和菓子店とは思えません。こちらのビルは日本橋の再開発で取り壊しが決まっているため、かんたんなゆめ 日本橋別邸の営業は2023年までの期間限定。営業スケジュールはInstagram、またはGoogleマップでご確認ください。週末は混雑することが多いため、予約をして訪れることをおすすめします。
嬉々〜KIKI〜
和菓子3種セット ¥1,300-(ドリンク代別)
テイクアウト
練り切り3つ入り ¥1,200-(完全予約制)
嬉々〜KIKI〜
和菓子3種セット ¥1,300-(ドリンク代別)
テイクアウト
練り切り3つ入り ¥1,200-(完全予約制)
洋酒やフルーツを使った上生菓子
次にご紹介するのは、和菓子作家まきのあや氏が不定期でオープンする一日限定の和菓子カフェ「Café Irodori(カフェ イロドリ)」。現在は、自由が丘にある吉野本葛専門カフェ「KUDZUNERUYA(くずねるや)」にて月に一度不定期に開店している他、九品仏にある和菓子店「It Wokashi(いとをかし)」では月替わりの上生菓子を販売しています。
Café Irodoriの和菓子の魅力は、その素材の組み合わせ。洋酒やフルーツを使い、その美味しさと斬新な組み合わせには、驚かされる人も多いはず。
写真左は、ミルク粒餡を包んだ練り切り「菊日和」。粒餡に練乳を加えたミルク粒餡はなめらかでコクがあり、口どけのよい練り切りと相性抜群です。
写真右は、オレンジリキュールを加えたピスタチオ餡を、葛製の生地で包んだ「女郎花(おみなえし)」。まろやかなピスタチオ餡に、オレンジリキュール「コアントロー」が華を添え、新しい味わいを楽しめる和菓子です。
写真左は、ミルク粒餡を包んだ練り切り「菊日和」。粒餡に練乳を加えたミルク粒餡はなめらかでコクがあり、口どけのよい練り切りと相性抜群です。
写真右は、オレンジリキュールを加えたピスタチオ餡を、葛製の生地で包んだ「女郎花(おみなえし)」。まろやかなピスタチオ餡に、オレンジリキュール「コアントロー」が華を添え、新しい味わいを楽しめる和菓子です。
カラフルなデザインやその美味しさに元気をもらえるCafé Irodoriのお菓子。和菓子販売や1日限定カフェは不定期でオープンしているため、スケジュールはSNSをチェックしてみてくださいね。
季節の上生菓子
1個 400円(税込)~
季節の上生菓子
1個 400円(税込)~
飲めるほど柔らかい新感覚の大福
最後にご紹介するのは、東急大井町線の九品仏駅近くにお店を構える「It Wokashi(いとをかし)」。三重県鈴鹿市で300年続く老舗和菓子店「小原木本舗 大徳屋長久(だいとくやちょうきゅう)」の16代目当主が「和菓子のワクワクをもっと多くの人に届けたい。」という思いで始めた新ブランドです。
看板商品の「Daifuku(だいふく)」はふわふわ、とろとろの食感が人気の、新しい大福。「目指したのは、究極の柔らかさ。」という大福は、究極まで柔らかい求肥と、様々な素材を用いた餡でできています。口に入れるとほどけるように溶けていく食感は、まさに飲めるほどの柔らかさです。
お味は、写真の「葡萄&ラム」と「粒餡&クリーム」の他、「胡麻&マンゴー」や「苺&ピンクペッパー」など、全6種類。固定概念にとらわれない自由な発想によって掛け合わされた、バリエーション豊かな味の組み合わせが魅力的です。
商品は冷凍で販売されているため、凍った状態では上品なアイスとして楽しめるのも嬉しいお菓子。こちらのDaifukuは、九品仏の店舗で購入できる他、オンラインショップでの購入が可能です。自分へのご褒美おやつとして購入するのはもちろん、パッケージもお洒落なので、手土産としても喜ばれそうです。
Daifuku
各1個 378円(税込)
化粧箱付6個セット 2,484円(税込)
商品は冷凍で販売されているため、凍った状態では上品なアイスとして楽しめるのも嬉しいお菓子。こちらのDaifukuは、九品仏の店舗で購入できる他、オンラインショップでの購入が可能です。自分へのご褒美おやつとして購入するのはもちろん、パッケージもお洒落なので、手土産としても喜ばれそうです。
Daifuku
各1個 378円(税込)
化粧箱付6個セット 2,484円(税込)
味の組み合わせとお洒落な見た目が魅力的なネオ和菓子
味の組み合わせだけでなく、見た目もお洒落で美しいネオ和菓子。和菓子好きな方にはもちろん、和菓子やあんこが苦手という方にもお勧めしたくなる魅力的なお菓子たちです。美しい見た目とともに、進化系和菓子をぜひ一度味わってみてくださいね。
photo / aiko.0213
かんたんなゆめ 日本橋別邸
住所:東京都中央区日本橋室町1-6-7 3階
TEL:050-5362-1781
営業時間:(水・木・金曜)18:00〜23:00(L.O.22:00)、(土・日曜)13:00~17:00(L.O.16:30)
定休日:月・火曜+不定休
Café Irodori(カフェ イロドリ)
It Wokashi(いとをかし)
住所:東京都世田谷区奥沢7-19-17
TEL:03-6882-0005
営業時間:10:00~17:00
定休日:水曜
aiko.0213
和菓子店巡りが趣味で、都内やお取り寄せの和菓子を中心に、季節の和菓子と日々の一服の様子をInstagramに投稿しています。今までに購入した和菓子店は130店以上、味わった和菓子は700種類以上。