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買い物大好きだったミニマリストが語る。本当に「価値あるお金の使い方」

つい浪費してしまう。今月もカツカツ。貯金できていない…。そんな方はお金の使い方を今一度見直しては?私もそんな一人でした。お金に対する考え方を変えてから、本当に意味あることにお金を使えていると感じています。元買い物依存症だった過去から一変、ミニマリストになって思う、本当に価値あるお金の使い方をご紹介。

買い物大好きだったミニマリストが語る。本当に「価値あるお金の使い方」

負のスパイラルからの脱却

買い物大好きだったミニマリストが語る。本当に「価値あるお金の使い方」photo:CANVA

20代前半、私はいわゆる「買い物依存症」でした。買うまではワクワクと気持ちが高揚し、買った瞬間ストレス発散になる。そんな一時的な気持ちに突き動かされローンまで組み、買い物を繰り返す日々でした。
物を買うためにお金が必要、そのためにもっと働く、その結果ストレスが溜まってまた買い物をする。そんな悪循環に陥っていました。

そんな負のスパイラルから脱却するきっかけは、度重なる災害と父の遺品整理でした。
私の住んでいる地域は震災による被害は幸いにもさほどありませんでしたが、食器やガラスが割れたり、家具が倒れかけたりと、揺れによって凶器と化した物に恐怖を覚えました。さらに台風による水害で家財道具を失ったりと今まで一生懸命集めてきたお気に入りの品々がゴミ化した時のショックは今思い出しても辛いものがあります。

決定的だったのが、父の遺品整理でした。父は趣味が多く収集癖があり実家はしばらく見ないうちに物で溢れていました。リサイクルショップや遺品整理の業者にも査定してもらいましたがお金に変わるようなものはさほどなく、結局ほとんどが価値のないガラクタばかりでした。

そんなこんなで物に対してのイメージがかなり悪くなってしまった私は、あれほどあった物欲すらも薄れてしまったのです。

満たされていなかったことに気づく

買い物大好きだったミニマリストが語る。本当に「価値あるお金の使い方」photo:__minimal.ig

あれほど買い物が好きだった私ですが、買い物した後はいつだってお金に対しての喪失感や後悔が残るばかりで、満たされたと言う感覚はありませんでした。
お金を払った代償がそれでは、あまりにも虚しいですよね。それに気付いてからはお金に対しての考え方や使い方が大きく変わりました。

目に見える物から、見えない物へ投資する

物では満たされないと気付いてからはお金の使い方もお金に対する意識も変わり、目に見える物から見えない物への投資へ切り替わりました。お金をかけるところをこのように決めています。

1.食と健康に使う

買い物大好きだったミニマリストが語る。本当に「価値あるお金の使い方」photo:__minimal.ig

食材は、少々値段が高くても無添加やオーガニックのものを選ぶようにしています。身体に直接入れるものだからこそ、重視して選ぶようにしています。
また月に一度ホテルや料亭などで普段食べないものを食べるようにすることで、味覚や感性への刺激にもなります。

2.知識を豊かにするものに使う

買い物大好きだったミニマリストが語る。本当に「価値あるお金の使い方」photo:__minimal.ig

読書や資格試験のための勉強など、知識を豊かにすることにならお金はたくさん使っても良いと考えています。また美術館や博物館など普段触れることの出来ない世界を知ることも大切だと思います。
それに知識は、結果的に新たな仕事や新たな挑戦への糸口になるかもしれません。

3.経験に使う

買い物大好きだったミニマリストが語る。本当に「価値あるお金の使い方」photo:__minimal.ig

例えば趣味のスポーツや自然を満喫できるアクティビティ、伝統的な茶道や花道はもちろん、旅行して体験することにより、新たな自分を発見するきっかけになったり、人生の充実感を得ることができます。

生きたお金の使い方をする

買い物大好きだったミニマリストが語る。本当に「価値あるお金の使い方」photo:__minimal.ig

昔の私を振り返ると、言わば「物の奴隷」だったように思います。物のために大金を費やし、その物を収納するために高い家賃を払い、とにかく物のために働く日々でした。
昔ある本で「生きたお金」という言葉を知りました。「生きたお金」とは新たな価値を生み出すお金の使い方、あるいは人のために使うお金としての意味もあります。お金に困らない人は「生きたお金」の使い方をするそうです。
自分で稼いだお金だから、自分の好きなように使いたいものですが、目先の利益や私利私欲のためだけに衝動的に使うお金は、何も生み出さない「死んだお金」の使い方なんだと知りました。
どうせ使うなら生きた使い方をしたいものですね。

本当の豊かさとは

買い物大好きだったミニマリストが語る。本当に「価値あるお金の使い方」photo:__minimal.ig

本当の豊かさとは何かを考えた時、先程の「生きたお金」で得たものが、本来人が得るべき豊かさなのではないかと思います。
健康・知識・経験、これらは決して人には奪うことの出来ない自分だけのものです。
形のあるものはいくらお金を費やしてもいつかはなくなりますが、形のないものほど価値があり、永遠に受け継がれ、後世に残るものなのです。
そしてそれらは心はもちろん、人生をも豊かにしてくれるものです。

__minimal.ig

厳選したものとの暮らしを投稿しているInstagramが人気のミニマリスト。空間も思考もシンプルにする心がけや小さな習慣なども自らの丁寧な言葉で綴られていて、心に響きます。

https://www.instagram.com/__minimal.ig/

この記事を書いた人

mini 厳選したものとの暮らしを投稿しているInstagramが人気のミニマリスト。空間も思考もシンプルにする心がけや小さな習慣などを綴っていきます。
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