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リビングの一部を仕事道具の収納に。専用ワークスペースがなくてもスッキリ片付く収納法

在宅ワークが当たり前になってきている今。家の中で仕事をするための十分なスペースが取れないなど、限られた空間で仕事をされている方も多いのではないでしょうか。たとえコンパクトな空間でも快適な環境をつくることで仕事も捗ります。専用ワークスペースがなくても狭くてもスッキリ片付く仕事道具の収納法をご紹介します。

リビングの一部を仕事道具の収納に。専用ワークスペースがなくてもスッキリ片付く収納法

仕事で使うもの、それ以外のものをまずは分ける

リビングの一部を仕事道具の収納に。専用ワークスペースがなくてもスッキリ片付く収納法

ダイニングテーブルやリビングなど部屋の一角をワークスペースとして使っている方も多いのではないでしょうか。ワークスペースを兼ねたスペースで仕事をする場合は、仕事で使うものをサッと片付けられるようにすることで、仕事以外の時間もスッキリ気持ちよく過ごせるようになります。まずは、仕事で使うものと、それ以外のものを分けて、仕事で使うものを一つにまとめることで、効率もあがります。また、仕事の時間とそれ以外の時間の切り替えもしやすくなります。
仕事のものをまとめた例をご紹介します。こちらを参考に、自分の仕事のものを整理してみましょう。

1.PC、PC周辺機器

リビングの一部を仕事道具の収納に。専用ワークスペースがなくてもスッキリ片付く収納法

リモートワークの場合は、PCに加えてPC周辺機器も増えやすく、マウスやコード類などかさばりやすいものも多くあります。かさばるコード類はポーチやボックスなどにまとめておくと、見た目もスッキリして片付けもしやすくなります。写真は無印良品の「ナイロンメッシュケース」。ノートPCなどと一緒に外へ持ち運ぶ時にもそのまま使えて便利です。

リビングの一部を仕事道具の収納に。専用ワークスペースがなくてもスッキリ片付く収納法

ノートPCやマウスやコード類を使わない時は、仕事道具を全てひとつにまとめておくと、仕事以外はスッキリした状態でスペースを使うことができます。無印良品の「持ち手付帆布長方形バスケット」にノートPCやマウス、コード類、仕事書類、ペンケースなど、仕事で使うものをひとまとめにセットして収納しています。写真はワークスペースとして使っているダイニングテーブルの下に置いている例です。持ち手が付いているので移動も楽。また、食事の時間には、ダイニングテーブルにある仕事道具をサッとしまえるのでオンとオフの切り替えもすぐにできておすすめです。

2.書類

リビングの一部を仕事道具の収納に。専用ワークスペースがなくてもスッキリ片付く収納法

在宅ワークになったことで資料や本などの書類が家の中に少しずつ増えていませんか。少しずつ増えることで、いつの間にか部屋のあちこちへ書類が散乱してしまうので困るといったご相談を片付けサービスでもよくお伺いします。まずは必要ない書類や本は処分するなど整理して、必要な書類や本は仕事用としてファイルボックスなどを利用してまとめてみましょう。増えやすい書類はスペースを決めて「ここがいっぱいになったら整理をする」など、定期的に見直すことが大切です。整理をすることが増えすぎ防止にもつながります。

3.文具

リビングの一部を仕事道具の収納に。専用ワークスペースがなくてもスッキリ片付く収納法

文具は仕事や人によって使う種類や量も様々だと思います。ワークスペースの広さによっては充分な文具収納を確保できない場合もあると思います。そんな時はよく使う文具を厳選してケースやポーチなどにまとめるのもおすすめです。写真のようなポーチなら、外出時もそのまま持ち運べるので便利です。

リビングの一部を仕事道具の収納に。専用ワークスペースがなくてもスッキリ片付く収納法

ペン立てなどでまとめるのもサッと出し入れしやすくおすすめです。ただ、段々とペン立ての中身が増えていつのまにかペン立てがパンパンになってしまうことも多いので、定期的に見直したり、常に使っている文具などに意識すると使いやすく見た目にもスッキリします。

ワークスペースの近くに使うものの定位置をつくる

書類や文具

リビングの一部を仕事道具の収納に。専用ワークスペースがなくてもスッキリ片付く収納法

仕事で使うものをまとめたら、できる限りワークスペースの近くにそれぞれまとめたものの定位置を作りましょう。仕事の準備も楽にできて片付けもサッと元に戻しやすくなり、仕事の効率もきっとアップしますよ。ノートPCやタブレットなどは使わない時は立てて収納できるようにすると、ワークスペースもスッキリ片付きます。その他、書類や文具など仕事で使うもの全てに定位置をしっかり決めておくことが効率よい仕事環境につながります。

プリンター製品

リビングの一部を仕事道具の収納に。専用ワークスペースがなくてもスッキリ片付く収納法

プリンターも機器本体だけではなくコピー用紙やインクカートリッジなど、プリンター周りで使用するものは、それぞれ近くに定位置をつくることで使いやすく片付けやすくなります。

すぐに使わないものや保管ものは、別の場所で保管する

リビングの一部を仕事道具の収納に。専用ワークスペースがなくてもスッキリ片付く収納法

限られたワークスペースの場合、仕事のものを全て収納するのは無理かもしれません。そういう時は使用頻度の高い、よく使うものだけをワークスペース周りに置くように分けることで、コンパクトなスペースでもスッキリ使えるようになります。使用頻度の低い保管書類や本などは、別の収納スペースに箱やファイルボックスなどにまとめておきましょう。またその時にラベルを貼るなど、それぞれ中身がしっかりわかるように収納しておくのがおすすめです。必要な時に探すことなく出せるようになります。
家の広さや間取りによって、ワークスペースとして確保できる広さも様々だと思います。でも、広さに関係なく仕事道具がひとまとめに片付けやすくなっていることで、効率よく仕事もできて、一日快適に気持ちよく過ごせるのではないかと思います。ぜひ取り入れられそうなことから実践してみていただけたらと思います。

photo / 伊藤美佳代

住宅収納スペシャリスト/整理収納・照明アドバイザー
伊藤美佳代

ハウスキーピング協会認定
整理収納アドバイザー2級認定講師
住宅収納スペシャリスト認定講師
インテリアコーディネーター

instagram @ito_mikayo

ブログ「笑顔あふれる住まいづくり」

http://mikayo-ito.jugem.jp

この記事を書いた人

伊藤美佳代 住宅収納スペシャリスト/整理収納・照明アドバイザー。 片付けやすい住まいで心地良い暮らせるように、整理収納を通して暮らしに合ったモノの持ち方、使う人のことを...

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※掲載内容は記事公開時点のものです。最新情報は、各企業・店舗等へお問い合わせください。
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