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30代はフェイスラインの曲がり角。頬のたるみに試したい皮膚科医が教える美習慣とは

鏡や写真を見たときに、ほうれい線がくっきりしていてがっかりすることはありませんか? 30代はフェイスラインの曲がり角といわれていて、20代にはなかった「皮膚のたるみ」が出始める年頃です。今回は、しゅっと引き締まった顔を目指す美習慣を、皮膚科医の金城 里美先生に伺いました。

30代はフェイスラインの曲がり角。頬のたるみに試したい皮膚科医が教える美習慣とは

頬の「たるみ」が気になり始める30代

30代はフェイスラインの曲がり角。頬のたるみに試したい皮膚科医が教える美習慣とはphoto:shutterstock

フェイスラインの曲がり角である30代は、ほうれい線の原因にもなる「皮膚のたるみ」が始まる年代といわれています。

皮膚のシワとたるみの違いは?

「シワ」は、皮膚の構造を保つコラーゲンやエラスチンなどの線維が減少したり劣化したりすることでできるものです。

皮膚の浅い部分で形成されるので、表情の変化によって目立ったり目立たなかったりします。

一方、「たるみ」は皮膚の線維の劣化・減少に、皮膚より深い部位にある筋膜の変化や重力による皮膚の垂れ下がりが加わることでできる、より深い皮膚の変化です。

そのため、たるみは表情の変化に関わらず、常にくっきり目立ってしまいます。

女性ホルモンの減少も原因のひとつ

また、女性ホルモンのひとつである「エストロゲン」は、皮膚の弾力の維持や皮膚のみずみずしさを保つことにも関わっています。さらに、皮脂の分泌にも関与しており、皮膚の乾燥を防ぐ働きもあります。

ホルモンバランスが乱れたり、更年期が近づく年代になったりすることでエストロゲンの分泌量が少なくなると、皮膚の線維組織の機能低下や皮膚の乾燥が進み、シワやたるみが進行してしまいます。

とくに、ほうれい線は皮膚のたるみと頬の脂肪組織のたるみが合わさるので、深く目立ちやすいとされています。

頬のたるみを食い止める方法はあるの?

30代はフェイスラインの曲がり角。頬のたるみに試したい皮膚科医が教える美習慣とはphoto:photo-ac

頬のたるみを何とか食い止めたい! そんな方におすすめのたるみ対策をご紹介します。

正しいスキンケアを心がける

洗顔、保湿、お化粧などの際、重力の方向(上から下へ)に力を加えてしまうと、たるみを悪化させてしまいます。そのため、重力に逆らう方向(下から上)に力を加えて、お手入れをするようにしましょう。

また、皮膚のハリ、弾力を保つためにも保湿ケアは大切。これからの乾燥する季節は、化粧水と乳液を重ねて使用することをおすすめします。

紫外線対策をしっかりと

紫外線は皮膚の構造を保つ線維組織の劣化の原因となります。そのため、紫外線対策は欠かさずにしましょう。

紫外線は外にいる時だけでなく、室内にいても窓から降り注ぎます。そのため、外出する予定がなくても、日中は日焼け止めを塗るように心がけましょう。

表情筋トレーニングを取り入れる

表情筋トレーニングは、皮膚のたるみ対策として毎日の生活に取り入れやすく、効果的です。

口を「あ」の形にして大きく開けたり、「い」の形にして横に広げたり、「う」の形にしてすぼめたりなど、口を大きく動かすことを意識しながら取り組んでみましょう。

表情筋トレーニングで大切なのは、姿勢をよくして行うことです。猫背などになっていると、使う表情筋に偏りが出ます。すると、表情筋のなかでも衰えて緩んだ部分と緊張して力が入っている部分ができるので、顔のバランスが崩れてたるみが起きやすくなります。

また、日常生活のなかで、できるだけ笑顔を作ってみるのもおすすめです。笑顔を作るときは、目を開いて口角をあげるように意識します。口元は上の歯が8本程度見えて下の歯が見えない形がベストです。マスクの下でも行えるので、マスク生活でもこっそり表情筋を鍛えておきましょう。

ホルモンバランスを整える習慣作り

前述の通り、皮膚のシワやたるみには、ホルモンバランスの乱れも関係しています。
ストレスや睡眠不足などでホルモンバランスが乱れている方は、生活を見直してみましょう。

毎日の生活においてストレスは避けられませんが、運動や休養をとることでこまめにストレス解消すれば、ストレスをためこむことを避けられます。夜更かしをせず、しっかり睡眠をとることも大切です。

いつまでも女性らしさを保つには漢方薬を取り入れて

30代はフェイスラインの曲がり角。頬のたるみに試したい皮膚科医が教える美習慣とはphoto:unsplash

ホルモンバランスの乱れが皮膚の状態にも影響しているなと思う方には、漢方薬が効果的です。

漢方薬のなかには、女性に多い冷え性や生理不順などのからだの不調を整えて体質を改善させるとともに、ホルモンバランスの乱れを整えてくれるものもあります。これらは、たるみの根本改善を目的として、内科や皮膚科でも使われています。

自然由来の漢方薬は、こころとからだのバランスを整え、理想の健康づくりに役立ちます。

ホルモンバランスの乱れが気になる方におすすめの漢方薬2種

・桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)
漢方薬における「血(けつ)」は、からだの各器官に栄養を届けるように、からだの中をめぐっています。西洋医学の血液と似た概念です。「血」のめぐりが滞ると、ほてりや冷え、生理不順、肩こりなど、さまざまなからだの不調が生じます。桂枝茯苓丸は「血」のめぐりを改善させることで、これらのからだの不調を改善させる作用があります。シミの改善効果も認められています。

・当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)
当帰芍薬散にも「血」のめぐりを改善させる作用があり、加えて「血」の不足を改善させる働きもあります。「血」の不足と滞りによる冷え性、生理不順、肩こり、貧血などの症状に効果的です。こちらもシミの改善効果があります。

漢方薬を選ぶときのポイントとは

漢方薬は自然の生薬からできているのでからだにやさしく、あらゆる人に何らかの効果をもたらします。
しかし、重要なポイントは、自分の状態や体質にうまく合った生薬を選んでいるかどうか、という点です。合っていないと効果を感じられないだけではなく、場合によっては副作用が起こることもあります。

どの漢方薬が自分に合っているのかを見極めるのはなかなか難しいですが、最近ではAI(人工知能)を活用した「あんしん漢方」のようなオンライン相談サービスも登場してきました。
AIを活用し、漢方のプロが自分に適した漢方を見極めて自宅に郵送してくれる「オンライン個別相談」が利用可能です。是非活用してみてください。

若見えの美習慣で皮膚のたるみを解消!

30代はフェイスラインの曲がり角。頬のたるみに試したい皮膚科医が教える美習慣とはphoto:unsplash

今回は、皮膚のたるみを防ぐ美習慣として、適切なスキンケアや表情筋トレーニングをご紹介しました。

ホルモンバランスの乱れが皮膚のたるみにつながることもあります。ホルモンバランスを整えるためには、ストレス解消や睡眠不足の改善に加えて、漢方薬を取り入れるのもおすすめです。

なお、漢方薬を服用する場合は、ご自身にあった漢方薬を知るためにも専門家に相談するとよいでしょう。

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あんしん漢方
医師や薬剤師などの漢方に精通した医療チームが、個人に合った漢方薬を見立てるサービス。相談から注文までオンラインで完結し、スマホひとつで自宅までお届けします。AIを活用した個別相談サービスでは、今の状態に適した漢方薬を精度高く見極めることが可能です。「不調を根本から改善したい」「お手頃価格で健康になりたい」「自然由来でナチュラルに体質改善したい」と思っている方へ。あなたのつらい心とからだに、しっかり効く漢方薬を。

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この記事を書いた人

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