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飲食店などで見かける“鎌倉野菜”。その人気の秘密とは?どこに行けば手に入るの?

最近よく耳にする“鎌倉野菜”というもの。食事に行った際に「鎌倉野菜の…」と書いてあると、ついオーダーしたくなってしまう魔法の野菜? それを気軽に手に入れる場所があると聞いて鎌倉を訪ねてみました。

飲食店などで見かける“鎌倉野菜”。その人気の秘密とは?どこに行けば手に入るの?

地産地消の鎌倉野菜が広く認知されるようになったのは?

鎌倉農協連卸売所の鎌倉野菜キャベツの写真

鎌倉農協連卸売所の鎌倉野菜ニンジン、ブロッコリーなど

海と山に囲まれた豊穣の土地で育つ鎌倉野菜。元々は、地産地消を目的に、地域の人たちが生産者から直接手に入れて、新鮮なものを新鮮なうちに消費していました。その美味しさを知った多くの飲食店の料理人たちが、地元からはもちろんのこと、首都圏、都内からも、その味を求めて集まってくるようになり、その名前が広く知られるようになったのです。飲食店のメニューで「鎌倉野菜を使った…」などというフレーズを見たことがあるという方もいるのではないでしょうか?

そんな鎌倉野菜の魅力とは、まず年間を通じて温暖な気候が望める土地から生まれる高品質な野菜であるということ。そして、仲介業者を通さず、直接生産者から買うことができるので安心・安全であることです。

朝採れ野菜が集まる鎌倉農協連即売所へ行ってみよう。

JR鎌倉駅の東口の看板プレート

鎌倉農協連卸売所の入口の写真

そんな高品質、安心・安全な鎌倉野菜を手に入れられるのは、鎌倉駅から徒歩3分ほどのところにある「鎌倉市農協連即売所」。昭和3年頃から続く、農家自主運営の即売所です。地域の農家が4つのグループに分かれ、日替わりで交代しながら出店。朝8:00頃から日没まで、年末年始の休暇以外は毎日どこかの農家の作物を買うことができる場所です。

鎌倉野菜を使う飲食店の料理人たちは、毎朝ここに寄って目的の野菜を仕入れ、場合によってはその品揃えによってメニューを決め、店に行って調理するのだそう。その日の朝に畑から収穫された野菜をその日に食べることができるのですから、これ以上の幸せはないですよね? なすや人参、キャベツなども、見たこともない色、形のものがあるので、調理法がわからなかったら、お店の人に尋ねてみて。生産者ならではの美味しいヒントをいただけるかも。

目に楽しい、体にうれしいカラフル野菜で気分リフレッシュ。

ヘルシーで栄養満点の鎌倉野菜

鎌倉市農協連即売所を訪ねたのは、3月の下旬。目を引いたのは、黒に近い緑色の葉野菜。イタリア、トスカーナ地方原産の「黒キャベツ」だそうです。お店の人に伺うと、スープが美味しいとのこと。シンプルに鶏だしのスープで新タマネギと合わせてみました。しっかりとした繊維質があって、煮込んでも蕩けない、なかなかキャベツらしいキャベツ。これは癖になるかも?

その他、いろいろな野菜があらかじめ切ってある「温野菜セット」も楽しい。温野菜と言いつつ、フライパンにオリーブオイルを引いて、ただ蒸し煮にしても美味しいそうです。なんだか日々の生活に潤いが足りないなと思ったときは、鎌倉に出かけて散策しながら野菜を買い込み、家に帰って料理。余韻を楽しみながら味わえば、いつの間にか気分がリフレッシュされているはず。

photo / 庄司直人、reeeko

鎌倉市農協連即売所

神奈川県鎌倉市小町1-13-10
午前8:00ぐらいから~日没まで
年末年始に休暇

この記事を書いた人

reeeko 食べることと飲むこと、そして読むことが大好き(ついでに寝るのも)。以前は本なしで電車には乗ることはできなかったけれど、最近はスマホで読書できるようになったか...

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