次はきっと片づけられる。失敗から収納のコツを学ぶ『ざんねんな収納』とは?
- 公開:2020.7.24
- ライフスタイル
「おしゃれな見せる収納を目指したのに、なんだか雑然と見えるだけになってしまった…」なんて経験、ありませんか?ついやってしまいがちな片づけや収納の失敗談と、その対策をイラストつきで紹介しているのが『ざんねんな収納』の本。あるある!と共感でき、こうすればよかったのか!というヒントをくれる一冊です。
収納でありがちな失敗談と原因・解決策を集めた本
『ざんねんな収納』は、雑誌や本で収納の企画を多く担当している収納ライター、おさめ ますよさんの新刊です。収納でありがちな失敗を60例ほど取り上げ、原因と解決策をイラスト入りでわかりやすく紹介しています。
現在は片づいた部屋に暮らしているおさめさんですが、実はもともと片づけが苦手で、汚部屋で暮らしていた時期もあったのだとか。そんなおさめさんによる優しい文章には、多くの人が「あるある」と共感できるはず。それだけではなく、「だから片づかなかったのか!」と気づきを得られ、「こうしてみよう!」と背中を押してもらえます。
実際にどんなことが書いてあるのか、本のなかを少しだけお見せします。
現在は片づいた部屋に暮らしているおさめさんですが、実はもともと片づけが苦手で、汚部屋で暮らしていた時期もあったのだとか。そんなおさめさんによる優しい文章には、多くの人が「あるある」と共感できるはず。それだけではなく、「だから片づかなかったのか!」と気づきを得られ、「こうしてみよう!」と背中を押してもらえます。
実際にどんなことが書いてあるのか、本のなかを少しだけお見せします。
ワゴンがいつの間にか「もの置き」に…を防ぐには?
収納が足りないときや、ちょっとものを置きたいというときに活躍するキャスター付きワゴンを、家で使っている方も多いのではないでしょうか?特にキッチンにあると、そばに置いて作業したり、調理中のちょい置きもできて便利ですよね。
ただ、その便利さからなんでもかんでも置いてしまうと物置き状態になり、かえって邪魔なアイテムになってしまうことも。
物置き化を防ぐには、例えば2段目にはお茶のセット、3段目には食品ストックなど、指定席を設けることが大切なのだそう。そのとき同じ種類や同時に使うものをまとめておけば、よそ者が入りにくくなる効果も期待できます。ものの置き場所を決め、それ以外は置かないということを徹底することがポイントなのですね。
ただ、その便利さからなんでもかんでも置いてしまうと物置き状態になり、かえって邪魔なアイテムになってしまうことも。
物置き化を防ぐには、例えば2段目にはお茶のセット、3段目には食品ストックなど、指定席を設けることが大切なのだそう。そのとき同じ種類や同時に使うものをまとめておけば、よそ者が入りにくくなる効果も期待できます。ものの置き場所を決め、それ以外は置かないということを徹底することがポイントなのですね。
「見せる収納」がおしゃれに見えないのはなぜ?
オープン棚に飾るようにものを置く見せる収納は、カフェなどのようにおしゃれで真似したくなる収納法。ただ実際にやってみると、ものがいっぱい並んでいるだけで生活感たっぷり…という状態に陥ることがあるので要注意。
見せる収納に成功している人は、普段使っている生活用品がおしゃれなもので揃えられています。さらによく見ると、ボックスやかごなどに生活感のあるものをうまく隠していて、「見せる/隠す」の2つを両立しているのだそう。見せるか見せないかをきちんと区別し、オープン棚に置くものは厳選しましょう。
見せる収納に成功している人は、普段使っている生活用品がおしゃれなもので揃えられています。さらによく見ると、ボックスやかごなどに生活感のあるものをうまく隠していて、「見せる/隠す」の2つを両立しているのだそう。見せるか見せないかをきちんと区別し、オープン棚に置くものは厳選しましょう。
「保留箱」を「死蔵品箱」にしないためには?
部屋の整理をしていると、「いる/いらない」「使う/使わない」では割り切れないものが出てきます。そこで迷い始めると片づけが止まってしまうので、あとで検討する「保留箱」を作るのも手。ただしそれは判断を先送りにしているだけとも言えます。
保留箱を片づけるためのポイントは2つ。
1つめは、必ず期限を設けること。1年と決めたら、箱自体やスケジュール帳などにその日付を書き込みます。その日まで開けることがなければ不用品と判断しましょう。
もう1つは、箱は目に留まるところに保管すること。押し入れの奥などに入れていると存在を忘れがちで、しまい込まれたままになってしまうかもしれません。
保留箱は、期限を決めたらそれまでは管理し続けなければいけないということ。少ないほうが自分自身も楽だということを憶えておきましょう。
保留箱を片づけるためのポイントは2つ。
1つめは、必ず期限を設けること。1年と決めたら、箱自体やスケジュール帳などにその日付を書き込みます。その日まで開けることがなければ不用品と判断しましょう。
もう1つは、箱は目に留まるところに保管すること。押し入れの奥などに入れていると存在を忘れがちで、しまい込まれたままになってしまうかもしれません。
保留箱は、期限を決めたらそれまでは管理し続けなければいけないということ。少ないほうが自分自身も楽だということを憶えておきましょう。
失敗に共感しつつ、対策を学んで活かそう
いかがでしたか?失敗談を見て、「私もあったなぁ」「今まさにその状態…」と感じた方もいるのではないでしょうか。解決策を見て「なるほど」と思えたら、次はそんな失敗を防いで片づいた部屋に近づけるはず。気になる方はぜひ、部屋の片づけの前に『ざんねんな収納』 の本を開いてみてはいかがでしょうか?
photo / パイ インターナショナル
ざんねんな収納
刊行:パイ インターナショナル
定価:1,300円(税別)