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たくさんの人が屋根の下で安らぐお茶を。その想いが味やパッケージに宿る「たつみ茶園」の茶葉

ご家族4人で心を込めたお茶作りをしている「たつみ茶園」。たくさんの人が屋根の下で味わってくれるようにと、家の形をしたかわいらしいパッケージのお茶などを販売しています。今の時期は1年で最初に摘み取られた新茶も登場。普段飲むお茶はペットボトルばかりだという方も、この機会に茶葉のお茶を楽しんでみませんか?

たくさんの人が屋根の下で安らぐお茶を。その想いが味やパッケージに宿る「たつみ茶園」の茶葉

家族で一丸となって作る、やさしい味わいのお茶

たくさんの人が屋根の下で安らぐお茶を。その想いが味やパッケージに宿る「たつみ茶園」の茶葉

人々にやさしい気持ちや穏やかな時間を届けるお茶が、屋根の下で飲み続けられ家の味となっていくことを願い、お茶作りを続けています。
出典:https://tatsumi-teahouse.stores.jp
奈良県・月ヶ瀬に広がる美しい茶畑。1957年に巽彌(たつみわたる)さんがお茶作りを始め、妻のあや子さんと続けてきた「たつみ茶園」です。今では息子の直弥さんが園主を務め、その妻の千沙さんも加わったご家族4人でお茶作りをしています。

たくさんの人が屋根の下で安らぐお茶を。その想いが味やパッケージに宿る「たつみ茶園」の茶葉

「父も母も夫も、お茶を作ることが大好きなのだなと感じています。そして、家族で力を合わせていることを、みんな楽しんでいるように思います。収穫の時期は、毎日が合宿生活のようです。」とは、千沙さんの言葉。

合宿と聞くと、とても忙しく大変なのだろうなと思う半面、みんなで力を合わせる楽しさややりがいを感じていることが強く伝わってきます。ご家族が心を込めて作るお茶、飲んでみたくなりませんか?

今しか味わえない、フレッシュな香りあふれる新茶

たくさんの人が屋根の下で安らぐお茶を。その想いが味やパッケージに宿る「たつみ茶園」の茶葉

今の時期のとっておきが、新茶。5月頃、1年のうちで最初に採れる茶葉は、このために1年間育ててきたと言えるほどの渾身の力を注いだ逸品なのだそう。

たつみ茶園では、新芽が出たらしばらく茶園に覆いをし、日光を遮る「かぶせ茶」の新芽のみを摘み取っています。日光を遮ることで光合成の働きを調整し、旨味を引き出しているのです。
それをあえて葉・茎・粉を選別しない「荒茶」の状態で販売。旨味が弱くて渋み強いように感じられもする複雑さがあります。ただ、そこから新茶にしかないフレッシュな香りを存分に感じられる、贅沢で特別なお茶です。

私も実際にいただき、思ったのはいろんな表情をもったお茶だということ。美しく淡い緑色のお茶を口に含むと、青い香りが鼻を抜けていきます。ほどよい渋みがありながらもさっぱりしている、と思ったら次にはかすかな甘みやまろやかさを感じるような。一口飲むごとに発見を与えてくれる新鮮な味わいでした。ぜひ皆さんにもお試しいただきたいです。

2020新茶 茶葉50g×3袋set 1,620円(税込)※7月中旬頃まで注文受付け

常時販売の3種のお茶はそれぞれに合った淹れ方で

たくさんの人が屋根の下で安らぐお茶を。その想いが味やパッケージに宿る「たつみ茶園」の茶葉

新茶以外に常時販売されているお茶は3種類。緑色でロゴがプリントされているパッケージが、先ほどの新茶を加工した「急須出し煎茶」、青は「水出し緑茶」、赤は「煮出しほうじ茶」です。

急須出し煎茶(写真右)は、急須で淹れたときに最も美味しくなるよう茶葉を選んでブレンドしたもの。荒茶だったときのワイルドな味わいが落ち着き、香り高さと旨味がしっかりと感じられます。

たくさんの人が屋根の下で安らぐお茶を。その想いが味やパッケージに宿る「たつみ茶園」の茶葉

水出し緑茶(写真左)は、透明感と爽やかな風味が特徴。こちらには肥料を与えず、自然の雨や落ち葉などから栄養分を吸収した茶樹の茶葉を使用していて、透き通った味わいになるのだそう。容器に茶葉と水を入れて数時間冷やせば、ほのかな渋みと澄んだ香りの冷茶が楽しめます。

煮出しほうじ茶(写真右)は、肥料を与えた旨味の強い茶葉と、肥料を与えていない澄んだ味わいの茶葉をブレンドした、やさしい口当たりのほうじ茶です。沸騰したお湯に茶葉を入れて煮出すと、ぐっと香ばしさが増しますよ。

こちらの3種のお茶はそれぞれ3袋のセット、または3種1袋ずつで飲み比べができるセットがあります。

急須出し煎茶 茶葉50g×3袋セット 1,620円(税込)
水出し緑茶 茶葉50g×3袋セット 1,620円(税込)
煮出しほうじ茶 茶葉50g×3袋セット 1,296円(税込)
茶葉 三種 飲み比べ 1,500円(税込)

手軽に飲めるのがうれしいティーバッグも

たくさんの人が屋根の下で安らぐお茶を。その想いが味やパッケージに宿る「たつみ茶園」の茶葉

一人暮らしや少人数のご家庭では、少量しか淹れないのに急須や小鍋を用意したり、飲んだ後に茶葉を片づけたりするのがちょっと面倒になってしまうこともありますよね。たつみ茶園には、そんなときにうれしいティーバッグもあります。

こちらは、屋根の下で人々がお茶を共にすることを願ってデザインされたかわいらしいおうち型パッケージ、愛称「やね茶」も魅力です。手に取ってお茶を淹れるたび、ほっと心が緩みそう。
こちらも3種それぞれの販売と、3種のセット販売があります。

ティーバッグ 急須出し煎茶 5g×8個/水出し緑茶 5g×8個/煮出しほうじ茶 4g×10個 各700円(税込)
ティーバッグ3種セット 2,100円(税込)

心を込めて作られた茶葉のお茶を楽しもう

たくさんの人が屋根の下で安らぐお茶を。その想いが味やパッケージに宿る「たつみ茶園」の茶葉

ペットボトルでいつでも手軽にお茶が飲める今、急須でお茶を淹れる機会は減っているかもしれません。それでも、茶園の方々が手塩にかけた茶葉をほんのひと手間掛けて淹れてみれば、やはりその味は格別。一緒に飲む人とホッと一息つける、幸せなひとときを運んでくれます。

たつみ茶園の茶葉には、今回ご紹介した以外に大袋の販売や、茶葉に海苔やあられをブレンドしたふりかけなどもあります。公式サイトから注文することができるので、ぜひご覧になってください。最初にお伝えしたように新茶は7月中旬頃までの注文受付けなので、気になる方はお早めにどうぞ。

photo / たつみ茶園

この記事を書いた人

ゆりか 東京生まれ、静岡育ち、横浜在住。文章を書く仕事への夢を諦めきれず、商社勤務から転職しました。想いを込めて作られたものや長年受け継がれてきたものなどに心惹かれ...

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※掲載内容は記事公開時点のものです。最新情報は、各企業・店舗等へお問い合わせください。
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