シンプルなインテリアで暮らしがラクに。きれいをキープする部屋別「掃除」のポイント
- 公開:2020.5.30
- ライフスタイル
家で過ごす時間が長くなると、きれいな状態をキープすることが難しくなるもの。でも日ごろから掃除しやすい環境づくりをしておくことで、暮らしがもっとラクに感じられるのではないでしょうか。今回は、部屋別の掃除しやすいインテリア、そして掃除のポイントをご紹介します。
プチ掃除の積み重ねで、お部屋をいつもきれいに
お部屋は、いつもすっきりと美しい状態にしていたいもの。でも、まとめて掃除をしようとすると何だか気が重くなる、という方は多いのでは?そんな時には、「こまめな掃除」がしやすいインテリアを意識してみてはいかがでしょう。プチ掃除を積み重ねていくことで、大掛かりな掃除をしなくても美しいお部屋は実現できます。
今回ご紹介するのは、掃除しやすいインテリアと掃除のポイント。日ごろから意識したい掃除のコツを知っておけば、きっと、ラクにすっきりときれいなお部屋を保てることでしょう。
今回ご紹介するのは、掃除しやすいインテリアと掃除のポイント。日ごろから意識したい掃除のコツを知っておけば、きっと、ラクにすっきりときれいなお部屋を保てることでしょう。
【部屋別】掃除しやすいインテリアと掃除のポイント
1:【リビング】家具雑貨を減らした「シンプル」インテリア
家族が集まるリビングは、モノも集まるため、ごちゃごちゃとしてしまいがち。それに伴ってモノを収納するための家具も増えるので、ほこりも溜まりやすくなります。
リビングで意識したいのは、家具を厳選すること。たとえば、ソファやテーブルに、プラス収納棚をひとつにするなど、置くものは最低限の家具と決めてしまうのがおすすめ。モノを厳選することで遮るモノも減り、掃除のしやすさに繋がります。また家具だけではなく、床やテーブルの上にモノを置きっぱなしにしないよう心がけることも大切。ストレスフリーに過ごせるよう、モノの定位置を決めてそこに戻すクセをつけたいですね。
・プラスαでやっておきたい。リビング掃除のポイント
カーペットやラグを敷いている場合は、入り込んでしまった髪の毛やほこりなどをたわしで掻き出しておくと良いでしょう。その後掃除機で吸い込むか、粘着テープで取り除くとすっきりときれいになります。
リビングで意識したいのは、家具を厳選すること。たとえば、ソファやテーブルに、プラス収納棚をひとつにするなど、置くものは最低限の家具と決めてしまうのがおすすめ。モノを厳選することで遮るモノも減り、掃除のしやすさに繋がります。また家具だけではなく、床やテーブルの上にモノを置きっぱなしにしないよう心がけることも大切。ストレスフリーに過ごせるよう、モノの定位置を決めてそこに戻すクセをつけたいですね。
・プラスαでやっておきたい。リビング掃除のポイント
カーペットやラグを敷いている場合は、入り込んでしまった髪の毛やほこりなどをたわしで掻き出しておくと良いでしょう。その後掃除機で吸い込むか、粘着テープで取り除くとすっきりときれいになります。
2:【キッチン】床の汚れを広げないことがポイント
住まいのなかでも、特に清潔な状態を保ちたいのがキッチン。最近の住宅はLDKの間取りであることが多く、キッチンの汚れが周りの部屋に広がってしまうというお悩みもあります。リビングやダイニングに汚れが広がると、さらに家族の回遊によって汚れがお家全体に広がってしまうことも。そうなる前に、防ぎたいですね。
特に気になるのが、キッチンの床に落ちてしまった油と水分による汚れです。調理中にどうしても飛び散ってしまう油や水分が、室内のほこりなどを吸着することで汚れがひどくなってしまいます。キッチンでは床汚れを翌日に持ち越さないよう、すぐに拭き取るよう心がけたいですね。
・プラスαでやっておきたい。キッチン掃除のポイント
冷蔵庫の中はきれいな状態を保ちたいもの。普段のお手入れは、ぬるま湯で濡らした布巾やタオルなどを固く絞って庫内を水拭きすれば良いでしょう。ドアパッキンは汚れで劣化してしまうことがあるため、特に丁寧に拭き取りたいところです。
特に気になるのが、キッチンの床に落ちてしまった油と水分による汚れです。調理中にどうしても飛び散ってしまう油や水分が、室内のほこりなどを吸着することで汚れがひどくなってしまいます。キッチンでは床汚れを翌日に持ち越さないよう、すぐに拭き取るよう心がけたいですね。
・プラスαでやっておきたい。キッチン掃除のポイント
冷蔵庫の中はきれいな状態を保ちたいもの。普段のお手入れは、ぬるま湯で濡らした布巾やタオルなどを固く絞って庫内を水拭きすれば良いでしょう。ドアパッキンは汚れで劣化してしまうことがあるため、特に丁寧に拭き取りたいところです。
3:【洗面所】洗面台のまわりは「こまめな拭き掃除」を
家族が毎日、何度も使う場所のひとつが洗面所。歯磨きや洗顔など水や石けんなどを使う場所のため、汚れやすいと気になる方は多いのではないでしょうか。
洗面所で特に気をつけたいのが、石鹸カスや皮脂汚れ。洗面台の汚れの原因となっているのが水垢やカビ、黒ずみなどです。これらの汚れは、放置すると洗面所の清潔感を保てなくなります。頑固な汚れになってしまう前に、「こまめな拭き掃除」で予防したいですね。お手入れしやすいよう、洗面台まわりは必要最低限のモノだけを置くよう、インテリアを工夫すると良いでしょう。
・プラスαでやっておきたい。洗面所掃除のポイント
洗面台と合わせて、汚れが気になる洗濯機。内部は高温多湿になりやすく、汚れが溜まりやすい場所です。そこで意識したいのが、カビ予防対策。洗濯した後洗剤を残さないように「きれいに溶かす」「洗濯量に合った洗剤量を使用する」ことを心掛けてみてください。洗濯後は、フタを開けて内部を乾燥させることも大切です。
洗面所で特に気をつけたいのが、石鹸カスや皮脂汚れ。洗面台の汚れの原因となっているのが水垢やカビ、黒ずみなどです。これらの汚れは、放置すると洗面所の清潔感を保てなくなります。頑固な汚れになってしまう前に、「こまめな拭き掃除」で予防したいですね。お手入れしやすいよう、洗面台まわりは必要最低限のモノだけを置くよう、インテリアを工夫すると良いでしょう。
・プラスαでやっておきたい。洗面所掃除のポイント
洗面台と合わせて、汚れが気になる洗濯機。内部は高温多湿になりやすく、汚れが溜まりやすい場所です。そこで意識したいのが、カビ予防対策。洗濯した後洗剤を残さないように「きれいに溶かす」「洗濯量に合った洗剤量を使用する」ことを心掛けてみてください。洗濯後は、フタを開けて内部を乾燥させることも大切です。
4:【ワークスペース】デスク上はモノを増やさない
ワークスペースのデスクは、資料などで散らかってしまいがち。パソコン周辺機器や文房具など置くモノが多く、掃除しにくいと感じていませんか。ほこりや汚れなどを溜めてしまうと、機器の状態にも影響を与えかねません。
常に掃除のしやすい環境にしておくためには、使った資料は収納棚などの定位置に戻すくせをつけ、デスクに常に置くモノは必要最低限にとどめることが大切です。デスク上をすぐに掃除できるよう、デザインの良い専用ブラシなどを常備しておくのも良いでしょう。
・プラスαでやっておきたい。ワークスペース掃除のポイント
つくりも複雑で精密機器であるパソコンの掃除は、素人には難しいもの。最低限やっておきたいのは、ほこりを溜めないことです。画面は乾いた布で軽くたたきながらほこりをとる、キーボードは綿棒でなぞりながら汚れを落とすときれいになります。
常に掃除のしやすい環境にしておくためには、使った資料は収納棚などの定位置に戻すくせをつけ、デスクに常に置くモノは必要最低限にとどめることが大切です。デスク上をすぐに掃除できるよう、デザインの良い専用ブラシなどを常備しておくのも良いでしょう。
・プラスαでやっておきたい。ワークスペース掃除のポイント
つくりも複雑で精密機器であるパソコンの掃除は、素人には難しいもの。最低限やっておきたいのは、ほこりを溜めないことです。画面は乾いた布で軽くたたきながらほこりをとる、キーボードは綿棒でなぞりながら汚れを落とすときれいになります。
「掃除のしやすさ」を意識して、暮らしをもっとラクに
普段から掃除しやすい環境づくりをしておけば、日々の暮らしがもっとラクに感じられるはず。きれいな状態を保つコツを知っておくことで、大掛かりな掃除を少なく抑えることができますよ。ぜひ、インテリアづくりや普段の掃除をするときの参考にしてみてくださいね。
photo / Shutterstock
<監修・記事執筆>
伊野 奈緒美
リフォームスタイリスト3級
カラーコーディネーター2級
文部科学省後援 リビングスタイリスト2級 取得