おうち時間を効果的に。自宅で簡単にできるネイルエステで体の内側から美しく

自律神経とは、内臓器官など生きていくために必要な体の機能を無意識にコントロールしている神経のこと。この自律神経には、日中の活発な動きの要となる「交感神経」と睡眠時にリラックスへと促す「副交感神経」の2種類があります。

大きなストレスがかかることで、原因不明の痛みやイライラなど体の不調が出現。それこそ自律神経が乱れたサイン。ご紹介するネイルエステは、この自律神経の乱れを整えて免疫力の高いカラダへと導いてくれるものです。

ネイルエステは自律神経の乱れを整えてくれるのと同時に、健康な爪が生えてくるための刺激を与え、指先から人間本来の美しさを取り戻すマッサージです。

期待できるのは「自律神経のバランスを整える」、「免疫力アップにつながる」、「疲労回復とリラックス」、「丈夫な爪が生えてくる」、「血行が改善し爪が健康的なピンク色になる」と、5つの嬉しい効果。ネイルエステは、指先から体の内側に働きかけるキレイのレシピなんです。

免疫力アップに効果的なのが指先にある「井穴（せいけつ）」というツボ。井穴は爪を作る「爪母」付近にあり、マッサージすることで末端の指先まで血行を改善。血液中の栄養の循環と老廃物の停滞を解消してくれる役割があるとされています。では、実際にやり方を見ていきましょう。

まず、ネイルオイルを爪の周囲（裏側も含む）に付けて全体的になじませます。やり方はいたって簡単で、爪の根元を反対側の手の親指と人差し指で両脇から挟むようにして井穴を約10秒間押すだけ。指1本につき1回10秒、爪の根元から約2mm下を痛気持ちいいくらいの強さで刺激。頻度は1日約3回ほどがおすすめです。

ネイルエステは副交感神経を刺激し、乱れがちな自律神経を一旦落ち着かせることが目的です。しかし、薬指においては交感神経が優位に立ってしまうため、疲労回復やリラックス効果を求める時は薬指を避けるようにしましょう。逆に体を目覚めさせて活動力を上げたい時には薬指が効果的ですよ。

おうち時間の充実した過ごし方のひとつとして、手軽にできるこのネイルエステもおすすめです。心身ともにリラックスし、有意義なひとときとなるでしょう。さっそく今日から始めてみませんか？