知っておきたい基礎知識。効率的なお風呂掃除の順番&汚れを落とすコツ
- 公開:2018.8.12
- ライフスタイル
お風呂を掃除しようとすると、浴槽や床、排水溝など掃除する箇所が多く、どこから始めるべきか迷いませんか?実はお風呂掃除には正しい順番があるのです。今回は、効率的に掃除を進められる基本の順番と、それぞれの箇所をよりキレイにするポイントをご紹介します。
お風呂掃除には正しい順番がある
お風呂掃除をする際に、最初に手を付けがちなのが浴槽。しかし、浴槽から掃除をするのは、あまり効率が良くないのです。基本的には、水が上から下に落ちていくのを利用して、天井から始めるのがおすすめ。そうすることで、せっかく掃除した床に石鹸カスなどが残ってしまうのを防ぐことができますよ。
ここからは、お風呂掃除の正しい順番と、キレイに掃除するためのポイントをご紹介します。
ここからは、お風呂掃除の正しい順番と、キレイに掃除するためのポイントをご紹介します。
お風呂掃除の正しい順番①天井
まずは、一番上の天井です。手が届きづらい場所ですが、それを理由に掃除をしないでいると、大変なことが。湿気によりカビが増殖しやすく、放っておくとそのカビの胞子が上から降ってきて、浴室全体にカビが蔓延してしまうことにもつながります。手が届かないとあきらめずに、掃除のポイントを押さえて手早く済ませてしまいましょう。
1.ゴム手袋やゴーグルをはめ、肌や目にカビ取り剤が触れないようにします。
2.換気を行いつつ、柄のついたスポンジや雑巾に塩素系のカビ取り剤を染み込ませ、天井に塗り込んだら、少し時間を置きます。
3.時間を置いたら、シャワーをあてて洗い流しましょう。
1.ゴム手袋やゴーグルをはめ、肌や目にカビ取り剤が触れないようにします。
2.換気を行いつつ、柄のついたスポンジや雑巾に塩素系のカビ取り剤を染み込ませ、天井に塗り込んだら、少し時間を置きます。
3.時間を置いたら、シャワーをあてて洗い流しましょう。
お風呂掃除の正しい順番②シャワーヘッドや蛇口
続いては、浴槽に取り掛かる前に、天井と床の中間にあるシャワーヘッドや蛇口を掃除するのがベスト。通常の中性洗剤でサッと洗うだけでも、汚れを落とすことができます。
シャワーヘッドの周りの水垢や内側の汚れが気になる場合、クエン酸水を使うとピカピカになるのでおすすめです。
1. クエン酸水を入れた桶などの中にシャワーヘッドを入れ、1時間ほど放置します。
2. クエン酸水から取り出し、スポンジや歯ブラシなどで磨いて水で流します。
蛇口の水垢が気になる場合は、クエン酸水を吹きかけてラップなどでパックして放置、しばらく時間をあけてから洗い流してください。
シャワーヘッドの周りの水垢や内側の汚れが気になる場合、クエン酸水を使うとピカピカになるのでおすすめです。
1. クエン酸水を入れた桶などの中にシャワーヘッドを入れ、1時間ほど放置します。
2. クエン酸水から取り出し、スポンジや歯ブラシなどで磨いて水で流します。
蛇口の水垢が気になる場合は、クエン酸水を吹きかけてラップなどでパックして放置、しばらく時間をあけてから洗い流してください。
お風呂掃除の正しい順番③ 浴槽
次にいよいよ浴槽です。比較的、毎日掃除をしている方が多いであろう箇所ですが、端のゴム部分や排水口まではなかなか行えていないのではないでしょうか?今回は、そうした細かな箇所の掃除のポイントをご紹介。週に1回など頻度を決めて掃除できるとよいでしょう。
1. ゴム部分は黒カビの発生を防ぐため、カビ取り剤などを使用して掃除します。
2. 浴槽内の排水口のフタを外し、歯ブラシなどでこすって細かい部分を掃除します。そうすることで、排水の効率が上がり、浴槽内のヌメリなどを抑えることができます。
1. ゴム部分は黒カビの発生を防ぐため、カビ取り剤などを使用して掃除します。
2. 浴槽内の排水口のフタを外し、歯ブラシなどでこすって細かい部分を掃除します。そうすることで、排水の効率が上がり、浴槽内のヌメリなどを抑えることができます。
お風呂掃除の正しい順番④床
続いて、一番下の床に取り掛かります。石鹸やシャンプーの残りカスがつきやすい床は、ヌメリやピンク色の汚れが発生しやすいところ。このピンク色の汚れは「ロドトルラ」という酵母菌の一種で、カビに比べて増殖スピードが早く、放置するとどんどん広がってしまうので、こまめに掃除をしましょう。
1. ロドトルラは洗剤などに強いので、ブラシなどでこすって取り除きます。
2. ピンク色の部分だけではなく、床全体に範囲を広げて掃除をしていきます。この時、床面積の広さに合わせて幅広のブラシを使用するのがポイント。ロドトルラのエサとなる汚れを落とすことができ、繁殖の予防になりますよ。
1. ロドトルラは洗剤などに強いので、ブラシなどでこすって取り除きます。
2. ピンク色の部分だけではなく、床全体に範囲を広げて掃除をしていきます。この時、床面積の広さに合わせて幅広のブラシを使用するのがポイント。ロドトルラのエサとなる汚れを落とすことができ、繁殖の予防になりますよ。
お風呂掃除の正しい順番⑤排水溝
最後は、特に汚れのたまりやすい排水溝です。スポンジなどで掃除することに抵抗をおぼえる方も多い箇所かもしれませんが、重曹とクエン酸水を使えば汚れが浮き出てくるので、大きな力をかけなくてもキレイに掃除することができますよ。
1.排水溝のフタやカバーを外し、すべてにしっかりと重曹をふりかけます。
2.その上からクエン酸水を全体的に吹きかけ、10分間放置します。
3.再度重曹をふりかけて、歯ブラシなどで汚れを落とし、水で洗い流してください。
1.排水溝のフタやカバーを外し、すべてにしっかりと重曹をふりかけます。
2.その上からクエン酸水を全体的に吹きかけ、10分間放置します。
3.再度重曹をふりかけて、歯ブラシなどで汚れを落とし、水で洗い流してください。
お風呂掃除の最後には換気を
上から下まで正しい順番で掃除することができたら、忘れてはいけないのが換気です。水分を溜めないことでカビの予防に繋がりますよ。浴室乾燥などの機能が付いていたら、ドアを開けて換気しつつ、乾燥機能も並行して使うのがおすすめです。
ちなみに掃除の頻度は、できるかぎり毎日行うのが理想。水回りでカビなどが発生しやすく、怠るとすぐに増殖してしまうためです。細かなところまで行うのは難しいことですが、浴槽など、毎日体が触れる場所は簡単にでも毎日掃除するようにしましょう。
ちなみに掃除の頻度は、できるかぎり毎日行うのが理想。水回りでカビなどが発生しやすく、怠るとすぐに増殖してしまうためです。細かなところまで行うのは難しいことですが、浴槽など、毎日体が触れる場所は簡単にでも毎日掃除するようにしましょう。
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