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丁寧に染め上げられたやさしい色合い。「にじゆら」の日本手ぬぐい

大阪で生まれた“注染”という染めの技法を使って手ぬぐいを作っている「にじゆら」。昔ながらの技法を大切にしながらものづくりを続けています。使い方もさまざま、そしてやさしい色合いが特徴的な手ぬぐいの魅力をご紹介。

丁寧に染め上げられたやさしい色合い。「にじゆら」の日本手ぬぐい

大阪発の手ぬぐいブランド・「にじゆら」

明治時代から伝わる染めの技法・“注染(ちゅうせん)”。その技法が生まれた大阪で10年以上ものづくりを続けてきた染め工場から発信されているのは、「にじゆら」という手ぬぐいのブランド。やわらかい色合いと風合いが魅力の手ぬぐいたちをご紹介していきます。

注染とは?

注染は多くの工程があり、そのすべてが職人による手作業で行われます。一枚の布をじゃばら状に重ね合わせて裏表両方から二度染めていくため、裏表なく綺麗に染まるとのこと。にじゆらでは、そういった伝統の技を大切にしながらあらゆる作家さんとのものづくりを展開しています。
にじゆらの手ぬぐいに、どうしようもなく“人”を感じるのは、もはや職人さんの技だけでなく。
思わず二度見したあと、心をうきうき色に染め変える、ユニークな図柄もしかり。
参加してくださっているのは、さまざまな縁を通じで出会った、今をときめく作家のみなさん。
出典:http://nijiyura.com

使うごとに魅力の増す手ぬぐいです

にじゆらが手ぬぐいの生地として使用しているのは「幸さらし」。ゆがみがなく目の詰まった、メイドインジャパンの和さらしです。染め上がりは、染めが美しく表現されて優しい色合いに。そしてその肌触りもとってもなめらか。使っていくことでその味が更に増し、あなたの生活にどんどん馴染んでいきます。
手をふいて、洗って、首に巻いて、洗って、テーブルに敷いて、洗って……そんな日々の所作をめんめんと繰り返すことで
手ぬぐいはてきめんに柔らかさを増し、肌になじみ、よい感じの風合いになっていきます。
もともとやさしい色あいが魅力の注染ですが、さらに異なる色どうしが溶けあうようになり、落ち着いてきます。
ぼろぼろになるまで使い込んで、どうぞ、自分だけの手ぬぐいを育ててみてください。
出典:http://nijiyura.com

その使い方はさまざま

ストール風に首に巻き、ファッションアイテムとしても。お気に入りの手ぬぐいを、おうちの中だけではなく外出する際のお供にもいかがでしょうか。いつものファッションもふんわり華やかに彩られます。
他にも、ブックカバー、ボトル包み、お弁当包みやはたきなどさまざまな使い道があります。プレゼントのラッピングに使っても喜ばれそう。絵画のようなデザインを額縁に入れたり掛け軸のようにして飾っても素敵。

これからの季節に便利な扇子

にじゆらの手ぬぐいは、京都の扇子職人さんの手によってこんな形にも。表も裏も綺麗に染まっているので扇子としてとっても美しい仕上がりです。たとう紙付きの桐箱入りなのでプレゼントにもどうぞ。持ち運びに便利な扇子袋もついています。

おわりに

大阪の下町風情あふれる町で、手間ひまかけて染められる手ぬぐいたち。オンラインショップでの購入が可能なほか、関西にいくつか店舗を構え、東京都台東区にもひとつお店をオープンさせています。お近くの方はぜひ足を運んでみてくださいね。日常生活で使いたい、やさしい色の手ぬぐいたちが出迎えてくれます。

にじゆら

http://nijiyura.com/

この記事を書いた人

ひの 宮城県生まれ。衣装作家。舞台や映画、音楽シーンなどの衣装制作に携わるほか、ゆるゆるとした空気感の日常着も制作している。幼いころから日本舞踊を学び始め、日本の...
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※掲載内容は記事公開時点のものです。最新情報は、各企業・店舗等へお問い合わせください。
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