シンプルな服やバッグが変身。「FABRIER」で絵を描くように着色を楽しもう
- 公開:2018.5.18
- アート・カルチャー
服や靴、バッグに自分の好きな模様を描いたり色をつけたりして、簡単にオリジナルアイテムが作れたら嬉しいですよね。絵の具を使うような感覚で布や革に着色をすることができる「FABRIER(ファブリエ)」で、その願望を叶えませんか?気軽にリメイクができるようになり、今よりももっとおしゃれが楽しくなりますよ。
絵の具のように簡単に使える「FABRIER」
カラーは全部で64種類。中には温風で膨らむポップやラメが入ったグリッターなど、ちょっと変わったものもあります。そのほか、色の濃さとテクスチャの硬さの調節ができるうすめ液に、筆やステンシルシートといったさまざまなツールも販売されています。
どうやって使うんだろう…と気になった方も多いのではないでしょうか?今回は、FABRIERを使ったオリジナルアイテムの作り方をご紹介します。
フリーハンドで模様を描こう
使うもの
・FABRIER
・着色したいパンプス(キャンバス素材が望ましい。表面がつるつるしていて浸透しにくいもの、撥水加工などしてあるものは着色できないか、乾燥時間が長めになります)
・太めの筆
・細めの筆
・絵皿またはパレット
・必要なら鉛筆
1. FABRIERを水で溶き、着色しやすい濃さに調節します。実際に色づけを始める前に、まずは試し塗りをするのがおすすめです。靴の場合は、靴裏付近なら試し塗りを行っても目立ちませんよ。
2. 猫の顔の形に色をつけていきます。靴底についてしまったFABRIERはティッシュでこすると落とせるので、はみ出しを気にせずに、思い切って塗ってしまって大丈夫です。その後は乾くまで待ちます。完全に乾燥するまでには1日程度かかります。
3. 乾いたら、目と鼻を描きましょう。鉛筆で下書きをし、その上から細い筆を使って、FABRIERで下書きを覆うようにして描きます。失敗しても上から色を塗り返せばやり直しができますよ。
4. 丸一日、置いて乾かしてください。靴裏付近などの目立たない部分を指で優しく触ってみて、FABRIERが乾いていることが確認できれば完成です。乾燥を早めたい場合は、ドライヤーの熱風で乾かしてから放置すると、少し時間が短縮できますよ。
自然にできる色柄を楽しむスパッタリング
使うもの
・FABRIER
・着色したいバッグ
・うすめ液
・スプーン
・絵皿またはパレット
1. 絵皿の中で、FABRIERと薄め液を5:1の割合で混ぜます。中濃ソースぐらいのとろみのある感触になるように少しずつ水を加えましょう。FABRIERの2色を混ぜて好みの色を作ってもOK。写真はイエローとオレンジの混色です。
2.こちらも、実際に模様をつける前に生地の裏地など目立たないところに試し塗りをしましょう。色のイメージが合うかや、濃さはちょうどいいかがわかりますよ。
3. FABRIERをすくったスプーンを振り、バッグに散らして着色していきます。
4. こちらも丸1日間放置して、完全に乾燥したら完成です。スパッタリングはフリーハンドの手描きよりもFABRIERの水分が多めなので、乾くまでに時間が掛かる可能性があります。少し長めに乾かしてください。
気軽に着色を楽しもう
FABRIERシリーズは、SEIWA高田馬場本店やオンラインショップのほか、全国に取扱店があります。気になる方は公式ホームページをチェックしてみてくださいね。ご紹介したスフリーハンドやパッタリングでの着色のほかにも、さまざまな使い方も紹介されていますよ。
気軽に着色ができるFABRIERで、手持ちの服やファッション小物を自分らしくアレンジしてみませんか?自分だけのオリジナルの模様やイラストが入ったアイテムは愛着が増し、より大切にしたくなるはずです。
photo / SEIWA(株式会社 誠和)
SEIWA(株式会社 誠和)
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