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走る美術館「現美新幹線」で、アートな旅に出かけよう!

上越新幹線「越後湯沢〜新潟間」に登場した「GENBI SHINKANSEN(現美新幹線)」は、その名前の通り、現代アートに特化した列車。現代アートと新潟の魅力がたっぷりつまった「走る美術館」をご紹介します。

走る美術館「現美新幹線」で、アートな旅に出かけよう!

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上越新幹線「GENBI SHINKANSEN(現美新幹線)」

つややかな濃紺のボディに鮮やかに描き出されているのは、長岡の花火。国内最大級の花火大会のひとつで、映画化もされており、画家の山下清さんのちぎり絵でも有名です。花火が夜空に開いた瞬間を切り取ったような迫力のあるエクステリアは、写真家・映画監督の蜷川実花さんの作品。6輌の車両ごとに違うシーンが展開されているので、乗車前に車両沿いを歩いて“花火観賞”するのがおすすめです。

車両ごとに異なる現代アート

各車両は片側の窓をなくしてアートスペースになっています。展示されているのは、いま注目の国内外のアーティストが現美新幹線のために作成した作品たちです。
たとえば15号車は、インスタレーションなどを手がける荒神明香(こうじん・はるか)さんの作品。

上越新幹線「GENBI SHINKANSEN(現美新幹線)」

車両に入ったとたん、鮮やかな色が目をひきます。真っ白な空間に浮かぶのは色とりどりの花びらたち。遠くから眺めたり、近くに寄って一つひとつの花びらをじっくり観賞したり。眺める方向によって花の見え方が違うせいか、時間を忘れて見入ってしまいそうです。

上越新幹線「GENBI SHINKANSEN(現美新幹線)」

おとなりの14号車は写真家の石川直樹さんの作品。石川さんは新潟をモチーフに写真を撮り続けていて、新潟市で開催された「水と土の芸術祭2015」にも参加されました。北極から南極まで人力で踏破し、七大陸最高峰の登頂も果たしている石川さんの琴線にふれた新潟の風景などを観ることができます。

車内カフェはツバメコーヒー&「romi-unie」プレゼンツ

上越新幹線「現美新幹線」ツバメコーヒー

もうひとつおとなりの13号車には、カフェスペースが設けられています。ここでいただけるのは新潟県燕市の人気カフェ「ツバメコーヒー」監修のコーヒーと、「romi-unie」のいがらしろみさんが監修した新潟の地元食材にこだわったスイーツです。
香り豊かですっきりした味わいのホットコーヒー(400円/税込)と、さわやかな酸味が魅力的な佐渡クリームチーズのレモンケーキ(280円/税込)は相性抜群。ほかにも佐渡バターのフィナンシェ(180円/税込)や魚沼産米粉のバニラケーキ(260円/税込)もあります。

上越新幹線「現美新幹線」

カフェ車両内に展示されているのは古武家賢太郎さんの作品。独特の色彩感と心地よさのある作品を観ながら食べるのもよし、ほかの車両に行ってアートを鑑賞しながら食べるのもよしです。

アートユニット「Paramodel」の触れて楽しめるアート

上越新幹線「現美新幹線」

じつは13号車の半分はキッズスペース。Paramodelという2人の作家のユニットの作品は、台の上に置かれたレールや模型だけでなく、壁面も手で触れて体感できるアートです。子どもじゃなくても手を伸ばして触れたくなる楽しい空間。ちょっと童心に戻れるのも、「走る美術館」ならではかもしれません。
ほかにも、松本尚さん、小牟田悠介さん、ブライアン・アルフレッドさんの作品が展示されています。

“アートな旅”の始まりは現美新幹線でキマリ

上越新幹線「現美新幹線」でアートな旅を

現美新幹線が運行するのは、週末と祝日。現美新幹線に乗車して新潟県内を旅するプランがたくさんありますし、3年ごとにトリエンナーレが開催される十日町や日本のミケランジェロとの呼び声も高い彫刻家、石川雲蝶の作品を巡る旅をプランニングするのもいいでしょう。注目のアートスポットを訪ねる旅に現美新幹線をプラスして、“アートな旅”に出かけてはいかが。
ちょっと足を延ばして、イベントいっぱいの夏の佐渡島や新潟県最大のパワースポットとも言われる弥彦神社、美人の湯の呼び声も高い月岡温泉などもおすすめです。
この記事を書いた人

佐藤 紀子 新潟県生まれ。ライター、編集者。大学卒業後、証券会社に勤務。その後編集プロダクション勤務を経て1998年よりフリーとなり、商業誌、企業誌、単行本などの制作に携わ...

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