「一輪挿し」でお花を楽しむ。選び方とおしゃれな陶器・ガラス花瓶特集
- 公開:2018.2.18
- インテリア・生活雑貨
手軽ながらお花そのものの美しさや生命力を感じられる一輪挿し。お花を引き立てる一輪挿しの選び方を5つの視点でご紹介します。あわせて、おしゃれで上質で他ではあまり見かけない一輪挿しもピックアップしました。一輪挿しでお花を楽しむ毎日をスタートさせませんか。
お花の美しさや生命力を引き立てる一輪挿し
お庭がない人やお部屋に広いスペースを取れない人でも、小窓やベッドのサイドテーブルなどちょっとしたスペースで緑を楽しめる「一輪挿し」。お花を1、2輪から楽しめるというお手軽さだけではなく、1、2輪だけを飾るからこそお花の美しさや生命力が引き立つと、あえて一輪挿しを選ぶお花好きもいるんだとか。
一輪挿しは、素材も形もサイズ感もさまざまなタイプがあり、「本当にお花に合う一輪挿しってどれ…?」と困ってしまう人もいるかと思います。そんな人のために選び方のコツからお伝えします。
一輪挿しは、素材も形もサイズ感もさまざまなタイプがあり、「本当にお花に合う一輪挿しってどれ…?」と困ってしまう人もいるかと思います。そんな人のために選び方のコツからお伝えします。
お花とのバランスは?長く使える一輪挿しの選び方
一輪挿しを選ぶポイント1. 花瓶の安定感
まずは、一輪挿しそのものの安定感を確認しましょう。底が広めだったり、下部に重みがあったりする安定感のある花瓶が、転倒したりぐらついたりする心配がないのでおすすめです。もしくは、壁掛けタイプの一輪挿しも転倒の心配がなく安心してお花を楽しむことができますよ。
一輪挿しを選ぶポイント2. お花の安定感
生けたお花が安定するように、口の開きが狭い花瓶を選びましょう。お花がぐらついたり、端によってしまって斜めになってしまったりせず、いろんなお花と相性良く使い勝手がいいですよ。
一輪挿しを選ぶポイント3. 花瓶の背丈
一輪挿し単体での可愛さやおしゃれさだけでなく、お花とのバランスを考えるのも一輪挿し選びで失敗しないためのポイント。ミニバラやガーベラ、スミレなどの小ぶりなお花を生けることの多い方は背の低い一輪挿しを、反対に、ひまわりやシャクヤクのような大ぶりで豪華なお花を生ける方は背の高い一輪挿しを選ぶとしっくりします。
一輪挿しを選ぶポイント4. おすすめの色
一輪挿しの色合いに迷う方は、生けたいお花と似た色合いの花瓶か、白や透明の花瓶を選びましょう。お花とのバランスが良くまとまった印象になりますよ。中でも持っておきたいのは、白や透明の花瓶。どんな色のお花も引き立ててくれる万能カラーです。
一輪挿しを選ぶポイント5. 材質
次は、花瓶の材質。初めに揃えるなら、ガラスの花瓶がおすすめです。透明なガラスの一輪挿しならどんなお花にも合い、オールシーズン活躍してくれるはず。ガラスの一輪挿しの次は、陶器、木製など気に入ったものを探してみましょう。
夏は水やガラスに反射する光が涼し気なガラス製、冬は土や木のの温かみを感じる陶磁器製や木製の一輪挿し、お正月は和紙を使った花器と、季節やイベントによって使い分けるのも素敵ですよ。
続いては、さまざまな一輪挿しの中から、日々をちょっと上質にしてくれるようなおしゃれな一輪挿しをご紹介します。ぜひこの機会に、お気に入りの一輪挿しを探してみてください。
夏は水やガラスに反射する光が涼し気なガラス製、冬は土や木のの温かみを感じる陶磁器製や木製の一輪挿し、お正月は和紙を使った花器と、季節やイベントによって使い分けるのも素敵ですよ。
続いては、さまざまな一輪挿しの中から、日々をちょっと上質にしてくれるようなおしゃれな一輪挿しをご紹介します。ぜひこの機会に、お気に入りの一輪挿しを探してみてください。
やさしい色合いが魅力的。「吹きガラス工房 琥珀」の一輪挿し
沖縄県の伝統工芸品・琉球ガラスの作品を扱う「吹きガラス工房 琥珀(こはく)」。戦後のモノがない時代、ガラス職人は空き瓶や・廃ビンを使って作品を作っていたという琉球ガラスの原点を受け継いで伝えるべく、この工房では今も100%廃ビンを使い、着色料なしで作品を制作しているんだそう。
葉の色に近いやさしいグリーンの一輪挿しも着色料を使っていません。その微妙な色合いや影のつき方は、廃ビンそのものの色合いを生かしたものだからこそ。こちらも小さいサイズの一輪挿しなので、シロツメクサやスミレなど小花を生けて楽しんでください。
葉の色に近いやさしいグリーンの一輪挿しも着色料を使っていません。その微妙な色合いや影のつき方は、廃ビンそのものの色合いを生かしたものだからこそ。こちらも小さいサイズの一輪挿しなので、シロツメクサやスミレなど小花を生けて楽しんでください。
あたたかな空間を演出。「TOUMEI」のガラス製の一輪挿し
最初にご紹介するのは、お花の魅力を更に引き立ててくれるようなフォルムとカラーが魅力的な「TOUMEI(トウメイ)」。高橋 漠さんと和田 朋子さんのお二人がそれぞれの技術を活かして一つひとつ手作りで制作しているガラスブランドです。
写真は、あたたかなアンバーカラー(琥珀色)が魅力的な一輪挿し。先程、ガラス製の花瓶は夏におすすめと書きましたが、こちらの花瓶のガラスが反射する光はやさしくあたたかで、ひんやりする季節にもぴったり。XSサイズなので、小窓やベッドのサイドテーブルなどちょっとしたスペースにも置くことができます。カスミソウやシロツメクサなどこぶりなで愛らしいお花を生けたくなりますね。
写真は、あたたかなアンバーカラー(琥珀色)が魅力的な一輪挿し。先程、ガラス製の花瓶は夏におすすめと書きましたが、こちらの花瓶のガラスが反射する光はやさしくあたたかで、ひんやりする季節にもぴったり。XSサイズなので、小窓やベッドのサイドテーブルなどちょっとしたスペースにも置くことができます。カスミソウやシロツメクサなどこぶりなで愛らしいお花を生けたくなりますね。
やさしい色合いにほっとする。「Yuka Ando」陶器製の一輪挿し
陶芸作家の安藤由香さんが手掛けているブランド「Yuka Ando」。淡くにじむやさしい色合いが魅力的な器やアクセサリーを取り扱っています。その作品はすべて、富山県氷見市の工房で安藤さんが手作りされているとのこと。
写真は、淡い色となめらかなフォルムがどこかほっとするような気持ちにさせてくれる陶器製の一輪挿し。写真の通り、さまざまな形や大きさの一輪挿しを制作されています。飾りたいお花に合わせて、ちょうどいい色合いやサイズの一輪挿しを選ぶことができます。また、どことなく儚げな雰囲気を持っているので、生花だけでなく、ドライフラワーを飾ってもよく似合いそうです。
写真は、淡い色となめらかなフォルムがどこかほっとするような気持ちにさせてくれる陶器製の一輪挿し。写真の通り、さまざまな形や大きさの一輪挿しを制作されています。飾りたいお花に合わせて、ちょうどいい色合いやサイズの一輪挿しを選ぶことができます。また、どことなく儚げな雰囲気を持っているので、生花だけでなく、ドライフラワーを飾ってもよく似合いそうです。
日常にそっと馴染む。陶芸作家・直井真奈美さんの一輪挿し
こちらは、陶芸作家の直井真奈美(なおいまなみ)さんの作品。“道具として使い勝手が良く、使い手とともに時間を重ね、暮らしにとけ込んでいてくれたらいい”という思いで陶器を制作されています。
そんな思いで作られた写真の陶器の花瓶も、目立ちすぎず、空間にさりげないぬくもりをつくりだしてくれるような佇まい。底がしっかりと床についていて倒れたりぐらついたりする心配のない形をしているところにも、直井さんの気配りが伺えます。シンプルなデザインとナチュラルなカラーをしているので、さまざまなお花と馴染みそうですね。写真のように木の実を挿してみるのも、お部屋にそっと季節感をもたらしてくれそうでおすすめです。
そんな思いで作られた写真の陶器の花瓶も、目立ちすぎず、空間にさりげないぬくもりをつくりだしてくれるような佇まい。底がしっかりと床についていて倒れたりぐらついたりする心配のない形をしているところにも、直井さんの気配りが伺えます。シンプルなデザインとナチュラルなカラーをしているので、さまざまなお花と馴染みそうですね。写真のように木の実を挿してみるのも、お部屋にそっと季節感をもたらしてくれそうでおすすめです。
※時期により、紹介している商品に在庫がない場合があります。ご了承ください。
いかがでしたか?手軽にお部屋にお花を飾れるということに加え、お花そのものの美しさや生命力を感じられる「一輪挿し」。自分へのちょっとしたご褒美に、雑貨やお菓子ではなく、お花を買って帰ってみてはいかが?蕾のお花を買えば1週間ほど、花開く様子を毎日楽しめますよ。
いかがでしたか?手軽にお部屋にお花を飾れるということに加え、お花そのものの美しさや生命力を感じられる「一輪挿し」。自分へのちょっとしたご褒美に、雑貨やお菓子ではなく、お花を買って帰ってみてはいかが?蕾のお花を買えば1週間ほど、花開く様子を毎日楽しめますよ。
TOUMEI(トウメイ)
吹きガラス工房 琥珀(こはく)
福岡県嘉麻市牛隈1852-2
TEL:090-3417-2322
MAIL:info@kohakuglass.com
工房へお越しの際は、事前にご連絡をお願いいたします。
Yuka Ando
直井真奈美(なおいまなみ)