コーディネートの幅が広がる。「NAOT」のサボを使った、冬ならではの楽しみ方

つま先から甲がすっぽりと覆われているデザインのサボ。かかとがないことからサンダルという認識が強く、履けるのは春夏だけと思っている方も多いのではないでしょうか。今回は、イスラエル生まれの革靴専門店「NAOT（ナオト）」がつくるサボの、冬ならではの楽しみ方をご紹介します。

NAOTのサボの魅力は、シンプルで合わせやすいデザイン性とふかふかの履き心地。甲の部分にはクッションが入れられていて、インソールは履き始めて2週間ほどであなたの足形に馴染んでいきます。そのため春夏は素足でも心地良く、秋冬はソックスと合わせてやわらかく足を包み込んでくれるのです。

スカートスタイルはもちろん、ソックスが見えにくい9分丈～10分丈のパンツスタイルでも、シューズがサボなら、かかと部分が見えるのでコーディネートの幅が更に広がります。お気に入りのパンツと冬用ソックスを合わせたらどう見えるんだろう？と、今までしてこなかった新たな組み合わせを見つける楽しさもきっと増えますね。ソックスのみならず、タイツやレッグウォーマーと合わせるのも素敵。まさに、冬にしかできないサボの楽しみ方です。

NAOTでつくられているサボは2種類。こちらは11種類ものカラー展開がある『IRIS』シリーズです。つま先が丸くカジュアルな印象で、ブラックやバイオレット、アイボリーなどの落ち着いた色味が多いのでどんな装いにも合わせやすそう。表面のデザインはベルトのみととってもシンプルなので、柄物のソックスとの相性も◎。クッションは履き口のみに入っていて、足にそっとフィットします。

前底の厚さは1.5～2㎝、かかとの厚さは4㎝なので大きな差はなく、ほぼフラットシューズを履いているような感覚で歩けます。しっかりとした厚みで衝撃を吸収してくれ、疲れにくいのもおすすめポイント。その日の気分でベルト部分をかかと側に倒し、簡単に印象をチェンジすることもできます。

IRIS（アイリス）Oily Dune Nubuk／21,600円（税込）

もうひとつのシリーズは、甲部分に流れるような切り替えラインが入った『FLORENCE』シリーズ。そのラインはメタリックカラーで彩られ、印象的なデザインとなっています。こちらはチェストナットとブラックの2色展開。

『FLORENCE』は『IRIS』よりやや厚底ですが、前底部分がカーブしていることによって踏み込みやすく、安定感は変わりません。また、甲の裏側全体にクッションがはられていて、足にしっかりフィットしてくれます。きゅっと上向きになったつま先が大人っぽい印象を感じさせるので、柄物ソックスよりは、無地であったりさりげない編み目模様があるくらいのものを合わせて大人の女性らしさを演出するのも良いのでは。

FLORENCE（フローレンス）Chestnut／21,600円（税込）

NAOTの靴の履き心地の良さを支えるインソールは取り外しが可能。それによって靴のお手入れもしやすくなります。また、靴とインソールの間に中敷きを足して底上げすることも可能。古くなったり傷んだりしてしまったら新しいものに交換ができるそうなので、お気に入りの靴をいつまでも長く愛用していけますね。

ソックスとの組み合わせをあれこれと考えるのが、とっても楽しくなりそうなNAOTのサボ。これまであたたかい時にしか履いていなかったという方も、一度その履き心地やコーディネートの楽しさを実感してほしいと思います。やわらかな冬晴れの日に、歩きやすいサボを履いておでかけしてみてはいかがでしょうか。