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散策前に日本の伝統的な朝ごはん。『鹿の舟』にある食堂「竈 Kamado」で体感する奈良の“食”

奈良町南観光案内所を中心とする複合施設「鹿の舟」。その一角にある食堂「竈 Kamado」は“食”を通して、奈良を体感できます。おすすめは朝ごはん。奈良の食材で作るおかずとともに、伝統的なかまどに薪をくべて炊き上げたごはんがたまりません。

散策前に日本の伝統的な朝ごはん。『鹿の舟』にある食堂「竈 Kamado」で体感する奈良の“食”

“食”で体感する奈良

散策前に日本の伝統的な朝ごはん。『鹿の舟』にある食堂「竈 Kamado」で体感する奈良の“食”

施設全体を大きな舟に、訪れる人々を鹿に例えて名付けられたという『鹿の舟』は、近鉄「奈良駅」から歩いて20分ほど、奈良市中央部の井上町にあります。奈良町南観光案内所、食堂・グローサリー、喫茶室の3つで構成され、今もなお伝統的な生活文化が色濃く残る奈良町において“日本の生活文化に触れ、これからの生活を共に考えること”をテーマにさまざまな魅力を発信しています。今回ご紹介するのは 食堂・グローサリーにあたる「竈 Kamado」。“食”を通して、奈良の魅力を体感できるスポットです。

奈良の朝を存分に楽しめるメニュー

かまどがある奈良の『鹿の舟』内にある食堂「竈 Kamado」の厨房

「竈 Kamado」では、伝統的なかまどで炊き上げたごはんを、朝と昼のメニューで味わうことができます。奈良産のお米を使用し、かまどは県内の左官によって伝統工法で作られたもの。薪には吉野桧を使用するこだわり。

『鹿の舟』内にある食堂「竈 Kamado」の名物である昔ながらの竈(かまど)

奈良町散歩のはじまりに、まずはこちらで腹ごしらえ。ぜひ味わっておきたいのが、8時から11時までの時間で提供される朝ごはん。メニューは、おかず1品と生卵が付いた「竈の朝ごはん」(550円)と、丸茄子の揚げ浸しや蒟蒻の田楽など奈良の食材で作ったおかずが並ぶ「大和の朝ごはん」(1,050円)の2種類があります。
中でも「大和の朝ごはん」は、炊きたてのごはんによく合う大和丸茄子や黒滝こんにゃくなど、奈良の食材を使用した数種のおかずでいろんな味が楽しめて、山の芋のとろろでさらにごはんがすすみます。

散策前に日本の伝統的な朝ごはん。『鹿の舟』にある食堂「竈 Kamado」で体感する奈良の“食”

お米は契約農家から直接仕入れる奈良産のもの。この日は奈良県田原本産の「ひのひかり」。小粒でありながら厚みがあり、味、粘り、香りともにバランスが良くふんわりとした、お米元来の風味が特徴。お味噌汁に入ったお麩は奈良県生駒郡斑鳩(いかるが)町で創業95年「ふ政商店」のお麩。テーブルにあるお醤油は、奈良県中部にある御所市「片上醤油」のもの。脱脂加工大豆は使わずに丸大豆を使った無添加無調整の安全安心なお醤油。いずれも店内で購入することができます。追加メニューとして、ごはんのおともになる大和牛のしぐれ煮や吉野梅の梅干しなどが用意されているのもうれしいポイントです。

奈良の朝ごはんを自宅でも楽しめます

棚に調味料が並ぶ、奈良の『鹿の舟』内にある食堂「竈 Kamado」の店内

奈良の『鹿の舟』内にある「竈 Kamado」で扱っているほうじ茶や台所道具

店内にあるグローサリーでは、奈良産を中心に、ごはんによく合う食材を取り揃えています。実際に食堂で提供している食材や台所道具なども販売しているので、今度はぜひご自宅で奈良の朝ごはんを再現して楽しんでみてください。

photo / 渡邊 孝明

奈良の『鹿の舟』内にある食堂「竈 Kamado」のロゴ

鹿の舟 「竈 Kamado」
時間:8:00〜18:00
休み:水曜
電話:0742-94-5520
奈良県奈良市井上町11

http://www.kuruminoki.co.jp/shikanofune/kamado/

この記事を書いた人

渡邊 孝明 エディター&ライター/関心と取材のテーマは、旅と北海道とものづくりとライフスタイルとアートと歴史とまちと乗りものと温泉と麺類と。だいたいのファクターは、旅の...

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※掲載内容は記事公開時点のものです。最新情報は、各企業・店舗等へお問い合わせください。
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