セルフケアを植物の力で。パリ1区の薬草店「エルボリストリ デュ パレロワイヤル」
- 公開:2017.4.17
- ライフスタイル
フランスには、昔から人々が不調を感じたときに訪れる「エルボリストリ」という薬草店があります。その中の1つ、「Herboristerie du Palais Royal(エルボリストリ デュ パレロワイヤル)」では日本人スタッフが活躍中。フランス人はもとより、日本人にも人気の同店をご紹介します。
みんなの健康をサポートするパリの老舗薬草店
パリ1区のオペラ・ガルニエ(オペラ座)から歩いて10分ほどのところに、1904年創業の「エルボリストリ
デュ パレロワイヤル」はあります。「エルボリストリ」とは、ハーブや精油などを専門に扱う薬草店で、古くは薬局のような位置づけだったそう。現在は、自然や植物の力でセルフケアをしたいという人々や定期的にやってくる常連さんが訪れる“街の健康相談所”のような存在を担っています。
デュ パレロワイヤル」はあります。「エルボリストリ」とは、ハーブや精油などを専門に扱う薬草店で、古くは薬局のような位置づけだったそう。現在は、自然や植物の力でセルフケアをしたいという人々や定期的にやってくる常連さんが訪れる“街の健康相談所”のような存在を担っています。
棚にずらりとならぶ植物由来の多彩なアイテム
店内にはハーブや植物粉末、精油、チンキ剤、粉末やオイルをカプセルにしたものなど、植物由来のアイテムがずらり。同店ではフランス産だけでなく、世界各地で伝統的に使われている植物を揃えているのが特徴です。訪れる人々の悩みは、体質改善や美容目的などさまざま。スタッフはその症状に応じて、ハーブのブレンドやサプリメント、エキスなどを提案するほか、場合によってはハーブのブレンドの対応も。もちろん、気軽に飲めるハーブティーや、オーガニックの化粧品といった日常使いのアイテムも購入できます。
知識豊富な日本人スタッフがスタンバイ
連日、多くの人々が訪れる「エルボリストリ デュ パレロワイヤル」には、フランス語と日本語で次々と対応する日本人スタッフの姿があります。うめやかおりさんは、日本で薬剤師として勤務し、パリの大学の薬学部でフィト・アロマテラピーディプロム取得後、同店のスタッフに。日本語で悩みを細かく相談し、詳しく説明が受けられるので、フランス人だけでなく、パリ在住の日本人にも頼れる存在です。
※うめやさんの出勤日時は火、水、金、土曜日の午前10時~午後7時
※うめやさんの出勤日時は火、水、金、土曜日の午前10時~午後7時
ハーブについて日本語で学べる「アトリエ エルボリストリ」
同店ではうめやさんを講師に、薬草や精油に関しての講座「Atelier d'Herboristerie(アトリエ エルボリストリ)」を毎月開講。ストレスやアレルギーなど身近な悩みをテーマに、症状が起きる原因とそれをケアするハーブを日本語で分かりやすくレクチャーしてくれます。オーガニックハーブならではの意外な使い方ができるアイテムの紹介も。講座は誰でも申し込みができるので、旅行でパリに訪れる日本人の参加者もいるそう。
日常生活に植物のパワーを取り入れ、健康をめざすお手伝いをしてくれる「エルボリストリ デュ パレロワイヤル」。パリを訪れたら、ぜひ立ち寄ってみてくださいね。
日常生活に植物のパワーを取り入れ、健康をめざすお手伝いをしてくれる「エルボリストリ デュ パレロワイヤル」。パリを訪れたら、ぜひ立ち寄ってみてくださいね。
photo / かな
「HERBORISTERIE DU PALAIS ROYAL」
11 rue des Petits Champs, 75001 Paris
「Atelier d'Herboristerie(アトリエ エルボリストリ)」
講師:うめやかおり