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【整理収納のプロ直伝】“一気にやらない”衣替え。使い勝手のよいクローゼットを作る3ステップ

春らしい気候が続いたかと思えば、突然夏のような暑さになったり、急に涼しくなったり…そんな季節の変わり目は、衣替えのタイミングも難しいですよね。一度手を付けると時間もかかるので、なかなか重い腰が上がらない方も多いのではないでしょうか。そこで今回は、気温の変化に合わせて少しずつ進める「無理しない衣替え」のコツを、3つのステップに分けてご紹介します。

【整理収納のプロ直伝】“一気にやらない”衣替え。使い勝手のよいクローゼットを作る3ステップ

ステップ①入れ替え:「今着る服」を出し入れしやすい位置に移動

【整理収納のプロ直伝】“一気にやらない”衣替え。使い勝手のよいクローゼットを作る3ステップ

衣替えが億劫に感じてしまうのは「服を出す→要不要の判断→お手入れ(洗濯・クリーニング)→収納する」というように、手順がたくさんあり負担が大きいからではないでしょうか。まずは、クローゼットや引出しの中で出し入れしやすい位置に、今の気候に合った服(または少し先に着たい服)を優先して移動させてみましょう。

忙しい方や整理が苦手な方は、まずは今着る服を出し入れしやすい状態にして、部分的に衣替えを進めていくのがおすすめ。クローゼットの使い勝手が良くなるだけで、毎朝の身支度がとてもラクになります。

【整理収納のプロ直伝】“一気にやらない”衣替え。使い勝手のよいクローゼットを作る3ステップ

また、クローゼットや押入れ用など奥行きのある引き出しの場合は、手前側に「今着る服」を移動させるだけでもOKです。時期が過ぎた服は、手に取ることが少ないので奥に移動させます。入れ替え時に「もう着ない服」は袋に入れて早めに処分。それ以外は一旦クローゼットの外へ出して、袋やボックスに分けておくとスムーズです。

ステップ②分ける:「来シーズンも着る服」と「迷う服」をしっかり区別

【整理収納のプロ直伝】“一気にやらない”衣替え。使い勝手のよいクローゼットを作る3ステップ

ステップ①でクローゼットから出した服や、引き出し・クローゼットの奥へ移動させた服は、改めて見直しながら整理していきましょう。ステップ①と同時にできそうな場合は、一旦服をすべて出してから整理するのもおすすめです。

【服の分類ポイント】
・「来シーズンも着る服」を選ぶ
・それ以外の服は「改めて処分」「リサイクル」「誰かに譲る」「迷う服(保留)」に分ける

ポイントは、「来シーズンも着ると決めた服」と「迷っている服」を必ず分けること。あいまいにして一緒にしてしまうと、クローゼットがまたすぐにいっぱいになってしまうので、しっかり区別することが大事です。「迷っている服」はボックスや袋にまとめて、次の衣替えのタイミングで再確認します。そこで改めて着ないと判断できれば、思い切って手放しましょう。

ステップ③お手入れ:必ず洗ってから収納を

【整理収納のプロ直伝】“一気にやらない”衣替え。使い勝手のよいクローゼットを作る3ステップ

服をしまう前に、一度でも着た服は必ず洗濯またはクリーニングしましょう。見た目が汚れていなくても、皮脂汚れや汗が残っていると、次着るときに黄ばみや臭いが発生する可能性が高くなります。また、収納スペースに余裕がない場合は、クリーニング+保管サービスの活用もおすすめ。収納スペースがスッキリ使えるようになります。

気温に合わせて少しずつ進める衣替えは、洗濯もこまめに分けてできるため、忙しい時期にも無理なく対応できます。

クローゼット収納のコツ

ここからは、少しずつ進めていく衣替えに合わせて、使いやすく管理しやすいクローゼット収納のコツをご紹介します。

ハンガーポールは、シーズンオン/オフを分ける位置に目印を

【整理収納のプロ直伝】“一気にやらない”衣替え。使い勝手のよいクローゼットを作る3ステップ

クローゼットなどのハンガーポールで、シーズンオン/オフの洋服を分けて収納する際は、境目に目印を付けておくと、入れ替えがより簡単にできます。写真は、洗濯ばさみを活用した例です。目印があることで、それぞれの服の位置や量が明確になり、管理しやすくなりますよ。

引出し内は立てて収納、衣替えは引出しごと入れ替え

引出し収納では、見やすさ・出しやすさを優先する場合、服を立てて収納するのがおすすめです。開けた時もどこに何があるか一目瞭然になります。

また、ざっくりでも良いのでシーズンごとに引出しを分けておくと、季節が変わったときに引出しごと場所を入れ替えることができ、衣替えもよりラクにできます。

収納カバーを活用

【整理収納のプロ直伝】“一気にやらない”衣替え。使い勝手のよいクローゼットを作る3ステップ

クリーニングから戻ってきたときのビニールカバーは、必ず外してから収納しましょう。ビニールカバーをしたままだと、通気性が悪く湿気がこもり、カビや虫食いの原因にもなってしまいます。おすすめは、100円ショップでも購入できる不織布のカバー。次のシーズンもきれいに気持ちよく着られるように管理するのも、衣替えの大切なポイントです。
「衣替え」は、服の量が多ければ多いほど手間も時間もかかる作業です。季節の変わり目が曖昧な今こそ、服の持ち方や収納のしかたを見直すチャンスかもしれません。ロングシーズン着られる服を増やしたり、服の量を収納スペースに余裕ができるくらいに留めたりすることで、衣替えの手間もぐっと減らすことができます。今年の衣替えをきっかけに、「着たい服がすぐ取り出せて、気持ちよく準備できるクローゼット」を目指してみましょう。

photo / 伊藤美佳代

住宅収納スペシャリスト/整理収納・照明アドバイザー
伊藤美佳代

整理収納アドバイザー1級
整理収納アドバイザー2級認定講師(ハウスキーピング協会認定)
住宅収納スペシャリスト認定講師(ハウスキーピング協会認定)
インテリアコーディネーター
防災備蓄収納プランナー2級

instagram @ito_mikayo

HP:笑顔あふれる住まいづくり

https://omoiyari-shuno.com/

この記事を書いた人

伊藤美佳代 住宅収納スペシャリスト/整理収納・照明アドバイザー。 片付けやすい住まいで心地良い暮らせるように、整理収納を通して暮らしに合ったモノの持ち方、使う人のことを...

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