まるで田舎に帰ったかのよう。古民家を改装した「農民カフェ 下北沢店」でくつろぎのひと時を
- 公開:2017.1.19
- グルメ・食
こだわった野菜をふんだんに使用し、栄養満点なメニューが魅力の「農民カフェ 下北沢店」。そこには、まるで田舎に帰ったかのようなあたたかい空間が広がっています。ほっと一息ついてくつろげる店内と、日本の“農”を感じることのできる栄養満点なメニューをご紹介。
下北沢の古民家を改装したカフェ
下北沢北口にある、築40年以上の古民家を改装したというどこか懐かしい佇まいの「農民カフェ 下北沢店」。日本各地の食材を使ったフェアやワークショップなども開催するなど、“農”に繋がる色々な側面を展開しているお店です。オーナーを務めるのは、ミュージシャン&音楽プロデューサーでありながら農作業も行っているという和気 優(わき ゆう)さん。カフェをスタートさせようと思ったのは、“素材を自分たちの手で作ることができる”という農業の面白さを立体的に表現したいと思ったことがきっかけ。
素材そのものを活かしたメニューが魅力的
彩り鮮やかで身体に優しい、旬の野菜がたっぷりと使われた農民惣菜プレート。その日仕入れた野菜によって、日替わりでお惣菜が5種類、そしてスープも付くという健康的な人気のメニューです。
お店に取材に伺った日はちょうど“南阿蘇フェア”の真っ最中ということで、熊本県南阿蘇の食材をふんだんに使ったラインナップとなっていました。いつもはお肉は使わない「農民カフェ」ですが、“南阿蘇フェア”では熊本の大自然で育ったあか牛とじゃがいものコロッケも登場。どれも味付けが程よく控えめで、素材の味を存分に楽しむことができます。
農民惣菜プレート/1,200円
お店に取材に伺った日はちょうど“南阿蘇フェア”の真っ最中ということで、熊本県南阿蘇の食材をふんだんに使ったラインナップとなっていました。いつもはお肉は使わない「農民カフェ」ですが、“南阿蘇フェア”では熊本の大自然で育ったあか牛とじゃがいものコロッケも登場。どれも味付けが程よく控えめで、素材の味を存分に楽しむことができます。
農民惣菜プレート/1,200円
スイーツも同じく、その日によってメニューが変わるとのこと。今回は、しっとりとした口当たりのにんじんとさつまいものパウンドケーキをいただきました。お惣菜と同じく素材の味がとってもよく活きていて、コーヒーにもよく合う素朴な味が魅力的。甘さも控えめなので、女性には特にうれしいですよね。
気取らずにのんびり食事を楽しめる空間
もともと空き家だった古い一軒家を使用しているので、店内にはまるでおうちに帰ったかのようにほっと一息つける空間が広がっています。賑わう街・下北沢の真ん中にあるとは思えないほど静かにゆっくり時間が流れ、心からくつろぐことができる素敵な場所。気取らずに食事の時間を楽しめます。
特に人気なのは、中庭のテラス席だそう。冬はこたつやストーブも設置されているので、テラスと言えどぽかぽか温まりながらごはんを楽しむことができます。ますますのんびりしていきたくなりますね。中庭があり、テラスがあり、2Fには畳席があり・・・さまざまなシチュエーションが楽しめる開放的な店内で、ゆったりとしたひと時を過ごしてみてはいかがですか?
これからも“農”と食をつないでいく「農民カフェ 下北沢店」
入り口はこちら。お店、というよりはまるでおうちの玄関です。そのほっこりとした雰囲気に思わず『ただいま~』と言ってしまいそう。店員さんも親切で、いつでも和やかな活気にあふれています。
そうして8年運営を続けてきた「農民カフェ 下北沢店」は、今年の4月をめどに“宿り”という新プロジェクトを発足させるとのことです。1Fでこれまで通り農民カフェを続けながら、2Fをゲストハウス化する予定だそう。磨き直して再生した元空き家で、食を通して日本各地の農業を感じ、国内外の方々に泊まってもらうことで下北沢という街にひとつの現象を引き起こす。そんな新しい切り口で“農”と食をつなげていく農民カフェのプロジェクトに、今後も大注目です。
そうして8年運営を続けてきた「農民カフェ 下北沢店」は、今年の4月をめどに“宿り”という新プロジェクトを発足させるとのことです。1Fでこれまで通り農民カフェを続けながら、2Fをゲストハウス化する予定だそう。磨き直して再生した元空き家で、食を通して日本各地の農業を感じ、国内外の方々に泊まってもらうことで下北沢という街にひとつの現象を引き起こす。そんな新しい切り口で“農”と食をつなげていく農民カフェのプロジェクトに、今後も大注目です。
photo / ひの
農民カフェ
〒155-0031
東京都世田谷区北沢2-27-8
TEL:03-6416-8176
定休日:なし
営業時間:11:30~17:00