暮らしの質と効率アップ!服200着→15着に減らしたミニマリストが実感。「持たない暮らし」メリット5選
- 公開:2025.2.11
- ライフスタイル
ミニマリストの暮らしは身軽だろうなと思いつつ、「なにか足りない」と感じてしまいそうで、なかなかものを減らせない方も多いかもしれません。今回は、ゆとりあるミニマルな暮らしのコツを発信しているミニマリストのゆりさんに、ものを少なくしたことで生活がより良くなったと感じていることを伺いました。
「買い物でストレス発散」を卒業。無駄なものも手放したミニマリスト
ミニマリストになって3年ほどのゆりさん。現在はゆったりと余白を残したシンプルな部屋で暮らしていますが、以前は服を200着以上所有し、しかもすぐに買い足してしまう浪費癖があったのだとか。
その頃は看護師として忙しく働き、仕事だけで過ぎていく毎日。自分の気持ちややりたいことを見失い、ストレス発散のために買い物をするようなサイクルで、心も荒れていく一方だったそうです。
その頃は看護師として忙しく働き、仕事だけで過ぎていく毎日。自分の気持ちややりたいことを見失い、ストレス発散のために買い物をするようなサイクルで、心も荒れていく一方だったそうです。
そんな状態をなんとか変えようと、収入・支出の記録をつけ始め、先取り貯金もスタート。すると支出の多さが明確になり、これまで無駄な出費をして手に入れたものが、クローゼットを占めていることに気づきました。
「無駄にものを増やさない」と決め、洋服をメインに、バッグや靴など使わないものを手放していくと、ストレスも軽減していったのです。
ものを減らした後に転職もして、同じ看護でも以前とは異なるペースで働くようになり、ライフスタイルも変化。今では「人生が逆転した」というほど、ゆとりある快適な暮らしを送っています。
「無駄にものを増やさない」と決め、洋服をメインに、バッグや靴など使わないものを手放していくと、ストレスも軽減していったのです。
ものを減らした後に転職もして、同じ看護でも以前とは異なるペースで働くようになり、ライフスタイルも変化。今では「人生が逆転した」というほど、ゆとりある快適な暮らしを送っています。
ゆりさんが実際にものを減らしてから、暮らしがさらに良くなったと感じられていることを5つ教えてもらいました。ついものに執着して溜め込んでしまいがちな人にも、手放す後押しになるかもしれません。
ものを減らして良かったこと①本当の好きが見える
以前は大量の服があるのに、着たいものがない状態だったというゆりさん。無駄なものを処分することに決め、普段まったく着ていない服のほか、着ても気分が上がらない服、人から見られて恥ずかしく感じてしまう服などを手放しました。
すると派手なものは残らず、自分は淡い色でシンプルなデザインの服が好きなのだと気づいたといいます。
「服が多すぎたときは、本当の『好き』がそうではないものに隠れていたのだと思います。ものを減らすことで、自分の気持ちを再確認することができました」
すると派手なものは残らず、自分は淡い色でシンプルなデザインの服が好きなのだと気づいたといいます。
「服が多すぎたときは、本当の『好き』がそうではないものに隠れていたのだと思います。ものを減らすことで、自分の気持ちを再確認することができました」
ものを減らして良かったこと②お気に入りだけを毎日使える
好みが明確になり、年間約15着だけで過ごせるようになった今。クローゼットには本当に好きなものだけが並び、どれを身に着けても良い気分で過ごせています。
「今持っているシンプルな服同士ならどれも相性がよく、組み合わせが無限大。重ね着をしたり、アクセサリーを加えたりしても印象を変えられるので、十分にファッションを楽しめます」
「今持っているシンプルな服同士ならどれも相性がよく、組み合わせが無限大。重ね着をしたり、アクセサリーを加えたりしても印象を変えられるので、十分にファッションを楽しめます」
ものを減らして良かったこと③管理が行き届く
ものが多かった頃には、ストックの有無がわからなくなくなってしまうことが多々あったそう。ものが減った現在は、ものの保管場所がどこもすっきりしていて見渡しやすく、ストックの数もわかりやすくなっています。
「以前は、ものがどこにどれだけあるか管理しきれずに不安で、余分に買ってはものを増やしていました。今はストックを把握しているので、無駄な買い物をしなくなりました」
また、服や靴などの汚れや傷みも把握しやすいので、必要なものには都度手入れをして、大切に使えるようになったそうです。
「以前は、ものがどこにどれだけあるか管理しきれずに不安で、余分に買ってはものを増やしていました。今はストックを把握しているので、無駄な買い物をしなくなりました」
また、服や靴などの汚れや傷みも把握しやすいので、必要なものには都度手入れをして、大切に使えるようになったそうです。
ものを減らして良かったこと④潔く手放せる
以前はまだ着られる服や使える小物などを手放すことに罪悪感を抱き、迷うことも多くありました。現在は使っていないままのものがなく、手放す基準が明確。手放すことで快適になれることもわかっているため、躊躇なく処分できるといいます。
「ものを減らし始めたときは罪悪感があり、フリマアプリやリサイクルショップを利用して手放していました。使い古したとは言えないものも、感謝をして潔く手放せます」
「ものを減らし始めたときは罪悪感があり、フリマアプリやリサイクルショップを利用して手放していました。使い古したとは言えないものも、感謝をして潔く手放せます」
ものを減らして良かったこと⑤空間にも心にもゆとりが生まれる
以前はいっぱいだったクローゼットには余白ができ、部屋にも無駄なものがないすっきりとした状態。この空間自体が贅沢で、心の余裕にも繋がっています。
「ものが少ない広々とした空間は視界的にゆとりがあり、心が落ち着きます。置いているものもお気に入りや必要なものだけなので、日々心地よく過ごせています」
「ものが少ない広々とした空間は視界的にゆとりがあり、心が落ち着きます。置いているものもお気に入りや必要なものだけなので、日々心地よく過ごせています」
ものを手放したことで得られたのは、驚くほど楽な暮らし
「手放すことは"ものを大切にする"ことに繋がります」と語るゆりさん。ものが少なければ精神的な負担が減り、余裕ができた分、一つひとつのものが管理しやすくなると実感しているといいます。
「一つずつゆっくりものと向き合ってみてください。捨てることに罪悪感があれば、譲るか売る方法であればハードルが下がります。ものが少なくなれば、嘘みたいに暮らしが楽になります」と助言もしてくれました。
ものを手放した後には、ただ身軽になるだけではなく、暮らしが快適かつスムーズに回っていくサイクルができていきます。ものが多く、スペースにも心にも余裕がないと感じている方は、今使っていないものを手放すことから始めてみませんか。
「一つずつゆっくりものと向き合ってみてください。捨てることに罪悪感があれば、譲るか売る方法であればハードルが下がります。ものが少なくなれば、嘘みたいに暮らしが楽になります」と助言もしてくれました。
ものを手放した後には、ただ身軽になるだけではなく、暮らしが快適かつスムーズに回っていくサイクルができていきます。ものが多く、スペースにも心にも余裕がないと感じている方は、今使っていないものを手放すことから始めてみませんか。
photo / ゆり
ゆり(@minimalist_yuri)
賃貸1Kで一人暮らしをしている医療系会社員。かつて買い物でストレスを発散する浪費癖があったことを見直し、現在はミニマリストに。自身の経験や実感をもとに、ゆとりある暮らしを送るための方法をInstagramで発信しています。